英検 合格 不合格 お子さんの場合に注意したい事。

お子さんが英検学習をしている時に、気を付けなければならないことがあると思います。それは早い時期から英検学習を開始している場合です。お子さんを小さいうちに、近所の英語教室に通わせたりして、英検5級、4級、3級と合格してきたその後などのケースです。

早いうちに英語をスタートさせて、英検にチャレンジさせるのは、悪いことではないと思います。そして、英検の級がレベルアップするのも素晴らしいことであると思います。

ところが1つだけ気にかかるのは 、英検合格が順調に3級位まで推移してきたその後です。個人差があるのですが、ある時突然英検3級や準2級に合格してきた時に、英語の壁に大きくぶつかる時が出てきます。英検準2級や2級にチャレンジしても歯が立たないわけです。

例えば、英語の文章を正確に読み取ることが出来ない とか 英語がそれまで正確に聞き取れて来たのに、そこから先が突然できなくなった というケースなどです。

多くの場合、問題は英語の文章を正確に構造に従って読むことができないという点です。いくら小さい頃から英語を習わせても、24時間英語漬けになるような環境でない限り、英語の文章を頭から読んで意味を取るというのが、なかなかうまく行かなくなります。

親御さん達が、英語学習をして、英語を習得してきたかたであれば、英語学習の方向性を正しい方向性に導けるのですが、英語が苦手な親御さんたちの場合、それが出来なくなるという迷路にはまるのです。

続きは次回。

2014年11月4日 | カテゴリー : 英検 子供 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検 速読 が出来るようになる為に。2

前回のブログで、英検で問題が速読できるようになるためには・・・ という観点でブログを書きましたが今日はその続きです。

速読ができるようになるために必要になることは、文章構造を早く見抜いて、頭から英文を訳せるようになるということです。ですから、英検過去問題で練習を何回も繰り返しいるだけでは、速読力が形成されないというケースは十分あり得ます。

英検では難易度が高くなってくるほど、問題文を読む量が格段に増えてくるわけですが、速読力がある人は、ある程度全体を読んで解答をしても、それなりに時間があります。ところが、スピードが足りない人はそれができないわけです。そういう方は文章構造を瞬時に把握し頭から訳せる訓練が必要になります。

必要な個所だけを読んで解答することが必要だ とよく言われていますが、これは間違いではないと思うのですが、設問を読み必要な個所だけ瞬時に探せる人はかなり高い英語水準です。その水準であれば、逆に言うと英文全体を読んでも十分に解答できる時間がある訳です。

話はそれるのですが、TOEICでもたまに同じことをする方がいます。酷い方になると『ろくに英文を読めないのに、問題演習を繰り返し、必要な個所だけを探す訓練をすれば点数が上がると思い込んでいる方』がいます。非常に悲しいことなのですが、その発想から抜け出せない人は、TOEIC点数も上がらないのです。

英検 速読 が出来るようになる為に。

難関の英検学習に取り組んでいる生徒さんが、 1次試験を受験したのですが『まだ怖くて採点ができていません。』とある日のレッスンでおっしゃっていました。

『結果かどうか?ということももちろん重要ですが、全体でどういう感じだったのか?知りたいので可能な限り早く状況教えてください。リーディングのほうは全体的にどうでしたか?』:私

『じっくり読む訓練を今までしてきたからか、今までにない位時間ぎりぎりのところで試験が終わったのです。』:生徒さん

『どういうことですか?今まではそんなに時間が余っていたのですか?』:私

『はい。10分とか余っていました。』:生徒さん

『え!!!! どうしてそんなに余っていたのですか?』:私

『はい・・・。』

実はこの生徒さん当英語教室に通われるようになってから、今までとはかなり違う方向で学習を始めたのです。以前教室に通われるまでは、設問を先に読み、必要な箇所だけを読むというスタイルで挑んできたのですが、なかなか点数にならなくて困っておられたのです。以前までの英検試験で時間が10分も余っていたのは、本文全体をほとんど読んでいない為だったのです・・・。

これではまずい・・・ということで生徒さんにお伝えしました。 続きは次回。

英検 楽しく 学習を継続するには?

私が自分自身の英語力を効率向上させることができたのは、理由はいたってシンプルで『楽しみながら英語学習をしたから』ただそれだけです。

例えば、英単語の暗記は皆大変なものですが、私の場合は『こういう覚え方をすると、どのくらい記憶に残るだろうか?』とか自分自身に対する実験みたいな形で試行錯誤することが面白いのです。言葉でうまく説明するのは難しいですが、人間の脳と言うのは、効率の良いやり方をすると、ピタッとハマる時が出てきます。こういう時が非常に面白いのですし、楽しいから継続するのが楽になります。

さて、英検学習で長年苦しんでいる方は、楽しみながら学習してみることを一度考えてみるのが良いと思います。自分の英検学習の中で辛い部分を分析し、その点をもう少し楽しくできないか?と考えてみるのです。

例えば英単語学習に関してですが、たくさんの反復をこなしても、なかなか覚えられないので楽しくない と言う人は、反復する回数を減らし、可能な限り少ない回数で英単語を覚える工夫をしてみる だけでも精神的にかなり違ってきます。

英文法を習得するのが苦手な方は、自分の知り合いに、その英文法項目を使って英語で話してみたり、E-mailで送ってみると案外楽に習得することができるので、そんなにいやいやながらする必要なくなるかもしれません。

とにかく楽しみながらする方法は無いか?といちど考えてみて下さい。

英検 長所 短所 どちらを伸ばすか?

英検合格になかなか点数が及ばない という方がたくさんいらっしゃるかと思います。特に英検の難易度が上がってきて、準1級位になると、何回受験しても落ちる・・・という方もいらっしゃるかもしれません。

こういう時に重要になるのが、英検合格に向けた戦略です。得点をどのように伸ばして、合格点を確保するか? です。

この時に考えられる方法は・・・

・短所部分を克服して大幅に点数を伸ばす。

・長所部分を伸ばして点数を伸ばす。

の2つになると思います。

合格点まで大幅に点数離れていて何回も落ちている・・・というケースでは、残念ながら長所部分を伸ばして、総合点数を伸ばすという考え方ではなかなか厳しいかもしれません。根本的な基礎力がないので、あまり点数が伸びないで何回も落ちている状態だと思います。

一方で、合格点まであと数点などというケースでは、長所部分を伸ばして、英検合格に必要な得点を上積みする方が得点は取りやすいかもしれません。そして何より短期間での合格が狙えます。(※ただし合格しても次のステップに進むためには、短所克服が求められるため、結局どこか必ずそれをを修正する学習が必ず必要になります。)

いずれにしましても、今自分がどのような状況にいるか? を把握した上で最善の選択をすることを望みます。

英検 対策 本当の英検対策とは?

英検一次試験が終わって、思ったように得点が伸びず、落ち込んでいる方もいるかと思います。今日は英検対策について話をしたいと思います。

よく英会話教室などでは、英検対策コース と言うものがあります。

一般的に消費者は、この 英検対策コースを受講すると英検に合格できる と考えていると思います。実はここに1つ落とし穴があります。

英検対策コースというのが、英検問題の演習ばかりをやるコースのことを指すのであれば、それなりの力を持った人しか、合格は狙えません。どういうことかと言うと、英検問題演習をやるために必要な基礎力がついている人は、これでも大丈夫なのですが、基礎力がない人が問題演習を繰り返しても、ほとんど効果は上がりません。問題に解答する以前に、頭の中で考えるための道具すら整備されている状態ではないからです。

その点を理解していない方が結構いらっしゃるかと思います。

私の英語教室では、英検合格を考えている人であっても、英検問題演習をやるために基礎力がない人は、まずその基礎能力を向上させることを優先させます。逆に、問題演習をすぐに解していける方にはそれをお伝えしそれを実行して頂きます。

本当の英検対策というのは、基礎能力をつけた上で英検問題に解答できる状態をいいます。

英検 英単語 早いうちに大量に覚える効用。

英検学習をしている人の中には語彙力に泣くという人が結構いると思います。英検に関して私がいつも思うのは、英検3級までを出来るだけ早いうちに取ってしまうということです。

理想を言うと、小学校の5年生から学校で英語に触れ始め、中学校で本格的に英語学習を始めた子が、3級までを中学2年生位までに取れるようになるというものです。

中学校3年生ぐらいまでの英文法事項を早い段階で頭に入れてしまうと、英文を聞いたり読んだりという時間をたくさん取ることができるようになるので、その後の英語学習が非常に楽になります。英単語を覚えることも、基本的には英語にどれだけ接した時間があるか?に寄るので、早い段階で英語を道具のように扱うようにことが出来る状態に持っていくか?が重要になります。

さて、早い段階で英検で結果を残すために重要なのは、英単語をできるだけ早い段階で覚えてしまうことです。

私の教室では、私独自のプログラムで1000単語位を覚えることが出来るようになっています。

早いお子さんでは、3か月で400単語あまりを覚えたケースもあります。実際に英検学習を進める上で非常に楽になっています。英単語学習というのは、楽しみながらやると結構楽に覚えてしまえるものです。

英検 イラスト説明 は英単語を覚えるチャンス。

英検の二次試験対策を進めている方でイラスト描写の問題を練習している方がいらっしゃるかと思います。

イラスト描写の問題は、動作を表す英単語や表現ををたくさん知っていると、説明するのが楽になります。

このイラスト描写を英検過去問題を使いながら、練習していると、普段なかなか見逃しがちな動作を表す英単語を習得することができるので、曖昧な表現は是非、辞書で調べるなどして、貪欲に覚えて欲しいものです。

例えば・・・

・花に水をあげる。

・ゴミを捨てる。

・種をまく。

・犬を散歩させる。

・リンゴを収穫する。

など・・・ 難しい英単語を結構している人でも、動作を表す英単語が穴になっている人がおりますので、この機会に是非覚えてみてください。

英検二次試験の過去問題を10セット位やると『こういったタイプの表現はよく出題されるな』とか『こういう動作を表す英単語は良く出るな・・』ということがだんだんと分かってきます。そうなればシメタものです。

英検二次試験直前は頭が集中モードになっているので、普段なかなか覚えられないような事でも、結構あっさりと覚えてしまうことができます。英単語覚えれば覚えるほど、財産になるわけですから、イラスト描写の問題の練習をうまく活用してください。

英語検定2次試験 対策 過去問題を何度も使う。

英語検定2次試験対策をするために、過去問題を使うという方がいらっしゃるかと思います。ですが、何回も何回も過去問題を使うという人は、数が少ないものです。一回過去問題を使って終わりにする というケースが非常に多いのです。これでは非常にもったいないものです。

極論を言えば、過去問題の内容覚えてしまうぐらい、何回も使った方が良いと思います。10回分位の過去問を覚えてしまうくらい使い込むだけで、結構様々なことができるようになります。

・自分がよくやりがちな英文法エラーが解かる。

・英検2次試験のイラストをナレーションする問題において、よく使うパターンが存在する ことが分かる。

などなど・・・。

私が生徒さんに、以下の手順で英検過去問題を使ってみることをお奨めしています。

1.まず一度、とにかく英検2次試験の過去問題をやってみる。

2.自分の弱点が何かを分析してみる。

3.弱点を可能な限り潰す。

4.自分の弱点克服がうまく進んでいるかを英検2次試験過去問題を使って確認する。

5.ここで再度弱点を炙り出す。

6.再度弱点を潰す。

7.確認のために、英検2次試験過去問題を使ってみる。

このような具合に、過去問題を使いこなしていくと、本当の意味で英検2次試験に必要な力が身に付いてくるものです。

英語検定 2次試験 対策 アイデアをより簡単にする訓練。

前回のブログでは、英語検定2次試験の対策をしている時に、発想が不足している人は、それを生み出すための訓練が必要になる という話でしたが、ある程度訓練を続けていると、発想力が豊かになって、答えの内容を考え出すことそれ自体に、苦労するということはなくなります。

発想がどんどん出てきた時に、注意しなければならないことは、そのアイデアを英語できちんと表現できるかということです。英語力を持っていても複雑な事柄を英語で表現するのは誰でも難しくなります。そこで、自分で生み出した発想を加工する訓練が必要になります。つまり、優しく言い換えることができるようにする訓練です。

これは、やはり最初のうちは難しくても、頑張って考え続けるしかないように思います。ですが、この時に重要になってくるのは、優しい英文をスラスラ作り出せる能力です。

例えば「公共のサービスを向上させる為に増税する」というのを日本語で考えついた時に、これをスラスラ英語で言える人は問題はないでしょう。ところがこれがうまく言えない時には「より良い学校や道路を作る為に、税金を高くする」と言い換えることができれば、相手に公共サービスの向上 という概念は伝わるはずです。こういったスラスラ作れる能力を磨くことが重要です。このようなちょっと難しい内容を簡単な英語表現で表せるようになると、英検2次試験は結構簡単な試験にすらなります。

様々な日本語を、いかにやさしい英語で表現するか? という訓練してみて下さい。