英検3級 直前対策2

英検3級筆記試験対策に関するお話の続きです。

大問4B:E-mailに関する問題です。

この問題も

・設問を読む(設問の内容を頭にざっと入れる)⇒本文を読む⇒選択肢を検討する。

・設問を読む⇒キーワードを探す⇒キーワードを手掛かりに答えの箇所を見つける(数行を読む感覚で)⇒正解の選択肢と照合する。

という2つの方法になると思います。

英文を素早く読む事が出来て読解能力が高い人は、キーワードから探す方が早くできるかもしれません。英検3級のレベルであれば、あまり話の流れが解かっていなくても、解けてしまう場合がほとんどです。

大問4C:大きな長文問題 5問。

この問題は

α:キーワードに注目するとスグ答えを探すことができる問題。

β:長文問題全体を読まないと、答えがわからないタイプに分かれます。

α:は例えば、設問で ☆の時に△が起きたか? という問題です。☆や△のキーワードを本文で探しその周辺を2~3行読めばまず答えはあるでしょう。

β:は例えば この話は何についてか? という問題です。これはキーワードを手掛かり探すことができませんので、どうしても時間がかかってしまいます。問題を解いていて時間的に厳しかったりする場合、この問題は1番最後で良いでしょう。

いずれにしましても、英検3級は解き方を工夫するだけでかなり状況は変わります。頑張って下さい!

2014年5月30日 | カテゴリー : 英検3級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検3級 直前対策1

英検対策は進んでいますか?本日からは英検級別に(受験者が多い3級と準2級に関して)筆記試験問題に関して直前アドバイスをしたいと思います。

本日は英検3級についてです。

英検の過去問やりながら実感してみてほしいのですが、まず時間配分をよく考えてみてください。

そして、英検問題に取り組む順番ですが、大問3の語句整序の問題は得意でない方は、後回しにしたほうが良いかもしれません。実際に、ここで時間を食うという方がいらっしゃいます。

大問1に関してですが、英検過去問題をやりながら、わからなかった物をできるだけ覚えてみてください。また、語彙問題に関しては、過去問に出題されたデータを元にした英単語集で詰め込むというのも良いでしょう。

大問2に関して:このセクションはいわゆる会話に関する問題で、割合易しい問題ですから、焦らす挑んで下さい。得点の稼ぎどころです。

大問3に関して:上記の通り、時間がかかる方が多く、正答率もあまり高くないところですので、自信がある方はそのままやり、無い方は一番最後でも良いでしょう。

大問4 A:掲示物に関する問題などが出ますが、解き方は2つだと思います。

・設問を読み⇒本文を読み⇒選択肢の正誤を検討する。

・設問を読み⇒設問のキーワードの着目⇒そのキーワードが出ている周辺を読む⇒選択肢の正誤を検討する。

どちらのやり方でも良いですが、重要なのは英検問題に取り組んだ時に、正答率が高くなる方を選択することです。

2014年5月28日 | カテゴリー : 英検3級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検 英単語を直前でも効率的に覚える為に。

英検1次試験対策は進んでいますか?直前に英単語をたくさん覚えようとしてもうまくいかない方もいらっしゃるかもしれません。今日はそのような方へのアドバイスです。

英検1次試験で出題される英単語を普通に覚えようとすると、すぐに忘れようとしてしまうものです。そういう時にオススメなのは、英単語を覚える時に、他の単語も一緒に覚えてしまうということです。品詞によって覚え方は違うので、以下を参考にするとよいでしょう。

名詞を覚える時→一緒に使える動詞も覚えてしまう。

例えばSpanish スペイン語 を覚える時には、speak Spanishのように、頻度の高い動詞と覚えてしまうことです。そうすることで、その英単語が出てきたバックグラウンドがわかるので、それだけ覚えやすいでしょう。

動詞を覚える時→一緒に使える名詞や副詞もセットにして覚える。

例えばspeak 話す を覚える時に speak Spanish fluently , speak Spanish well などのように名詞や副詞と一緒に覚えた方が、記憶の定着は格段に上がります。

形容詞を覚える時→一緒に使える名詞と対義語に着目する。

例えばwide 幅広いを覚える時に wide(⇔narrow)road のように覚えると良いでしょう。

人間は1つのことだけを忘れるという情報につながりがないから、覚え難いという事です。

英検直前になってもまだまだ覚えることができますから、可能な限り英単語を覚えてみてください。

英検1次試験対策 問題を解く順番を再度考えよう。

英検1次試験対策は進んでいますか?ギリギリまで諦めずに精一杯頑張ってください。

さて前回のブログで、スピードと得点力の関係についてお話ししましたが、今日もそれに関連する話です。それは問題を解く順番についてです。簡単に言うと、との順番で解いた時に、1番早くそして1番高く得点できるか?ということなのです。

どの順番であっても、あまり変わりがないという方は、前から順番に解けば良いでしょう。ですが、生徒さん達を観ていると、英検2級までで出題される所謂語句整序の問題で多くの時間を費やす方がいらっしゃいます。また、時間を費やした割に得点があまり高くないという場合があります。この場合は、この部分を1番最後にやる方が良いかもしれません。

以前3級を受験された生徒さんの場合ですが、英検の過去問題を解きながら、徹底的に効率化を図ったところ、開始前には最後の5問~6問手付かずの問題があったのが、最後には制限時間内にうまく収まるというところまでスピードアップしたのです。ちょっとした訓練だけでこれだけ大きく変わります。また英検試験合格のために重要である事は、合格最低得点 を狙うということです。

自分が受ける英検級の合格最低得点が分からない方は是非こちらで再度確認してみて下さい。

英検1次試験対策 スピードと得点力の関係。

英検1次試験まであと2週間余となりました。英検1次試験対策は進んでいますか?これから1次試験までは、直前でも間に合うアドバイスをしたいと思います。

さて今日は、制限時間と得点率の関係について話をしたいと思います。

実際の試験とは形式が違いますが仮に100問解かなければならないとしましょう。

この時に・・・解けた問題が全問正解だとして70問解けたとします。1問1点の配点ですと、当然ながら70点になります。

一方、正解の割合は8割でも100問全問解けた場合は同じ配点ですと、80点になります。

何をお伝えしたいかというと、英検問題の正解率ばかりに目がとられがちですが、重要である事はスピードと得点率の関係あるということです。英検の中に準1級の長文問題のように配点が高いところもあります。ですから、常にスピードと得点率について考えなければいけないのです。

これから試験までの2週間の間は、たくさんの過去問題をこなしながら、これを常に意識してほしいのです。英検問題を解く時にスピードを上げると、理解力が低下するという方もいらっしゃるでしょう。ですが、重要なのは全体の得点率ですので、多少理解力が経過しても、英検問題全部を解き終わった時に全体の得点が高くなるように、最適化する必要があるということです。

英検長文読解コツ パラグラフリーディングをマスターしよう!

英検長文問題を早くスラスラ読めるようになるためには、豊富な語彙や英文法の知識、構文を見抜く力 こういった英語力そのものの力も重要である事は言うまでもないのですが、話の流れになってうまく長文を読めるようになると、それだけ速読力を向上させることができます。

こういった時に有効であるのは、パラグラフリーディングの力なのです。

英検のように、しっかりした文章には、必ず流れと言うものがあります。この文章の流れに乗って英語文章を読みましょうということです。

よく言われていることですが、英語の文章というのは1番最初のパラグラフをきちんと読み理解することが重要です。最初が分かるとその後の話の展開が予想がつくようになるからです。

1つ日本語で例を上げましょう。

1段落:日本では今後英検受験者の数が増大すると思われます・・・・・・・・

2段落:その理由の1つは・・・・・ そして2つ目に・・・・

3段落:以上から、日本の英検受験者の数を増大すると思われるので・・・・・・

 

1段落目をきちんと理解しておくと、2段落目、3段落の話というのは予想がつきやすくなるものです。

英検対策で長文を読んでいる方は是非、単に一つ一つの英語の文章読み和訳をするだけではなくて、話全体の流れを捕まえてみてください。

英検語彙対策 接頭語 接尾辞の理解をしておこう!

英検の語彙対策をしている方の中には、英単語帳などを使っている方もいるかと思います。(必ず英検過去問題に基づいたものを使って下さい!)忘却に苦しんでいる方も多々いるかもしれませんが、重要である事は、インプットをしっかりすること(覚える段階できちんと覚えていなければ思い出せるはずはない)そして様々なものに関連付けておくことであると思います。それは関連付けておく方が思い出す手掛かりが増えるからです。

さてこの関連付けとして有効であるのが、接頭語、接尾辞です。

接頭語は例えば・・・

2つを表す bi   ⇒bicycle   bilingual   bisexual

周りを表す cir  ⇒circle  circum  circuit(これは僕が好きなところ(笑)) circumstance   circumvent(英検1級に良く出る単語)

接尾辞は例えば・・・

~の方へを表す ward ⇒foreward  backward  afterward

恐怖症を表す phobia⇒aquaphobia  xenophobia  carcinophobia (phobia系は少し難しい単語ですね。 これらの単語は英検準1級までは出ないでしょう)

接頭語や接尾辞を覚えると、よく言われるように推測ができるようになることと、もう一つの効用は、関連付けが増えるのでそれだけ記憶に残りやすくなるというです。

これらの事を学習する時に重要である事は、接頭語や接尾辞そのものを覚えようとしないことです。それでは中々記憶に残らないものです。自分が知っている英単語の中から、これらの物を発見していくようにし、学習していく方が吸収しやすいように思います。

英検 設問をきちんと読もう!

私の英語教室に通ってくれている学生さんの中に、非常に優秀な方がいます。英検問題にチャレンジしてもらうのですが、そんな優秀な生徒さんでも時々とんでもないミスをすることがあります。英語そのものはきちんと理解しているので、私からすると信じられないことなのですが、原因を探ってみると〝設問をきちんと読んでいない〟ということなのです。これでは、どんなに英語を理解していても正解できるわけはありません。

私はその生徒さんに『そんなに馬鹿げたミスをするのはもったいないことだよ。普通にやれば必ず英検合格するけれど、過信しすぎて設問をきちんと読まないと、合格するものも合格しないよ』と言いました。

英検の過去問題をやるということは、問題形式をきちんと理解しておき、それに対して対策を進めるということなのですが、実はこのようなケアレスミスを防ぐという意味合いもあります。過去問題の数をこなすことで『設問はどのようになっているか?ということを頭に叩き込む』という意味合いもあります。

優秀な人でも、英検1試験当日に、体調が悪かったり、緊張して眠れなくて睡眠不足なったり、緊張してガチガチになってしまうという人もいます。そういう状態が時には、普段まともに出来ていることが、出来ないということがあります。そういった状態になっても困らないように、普段からきちんと設問を読んだ上で英検の過去問に取り組んでいると、体が覚えているのでうまく対応できるのです。

英検攻略 方法について考えてみる事自体が英語学習になる。

英検試験対策は進んでいますか?中学生や高校生で英検を受験しようとしている方もいらっしゃるかと思います。今日はそんな方達や親御さんたちに対するアドバイスです。

英検に合格しようという気持ちが強い方は、インターネット、先生、参考書これら全てが自分が利用できる道具だと思って積極的に利用してほしいのです。

ただし、短期決戦の方は仕方ないかもしれませんが、時間が許すのであれば、英検攻略の為の戦略や戦術は自分で考えてみてほしいのです。今はインターネットがあるので、調べていくとスグに良いアイディアが見つかるものです。ですが、そんな時代だからこそ、戦略や戦術を自分の頭で考えないで調べてその答えをそのまま実行に移すと、答えを調べないと、何もできないような、頭の悪い人間になってしまうようにも思うのです。

仮に自分の頭と戦略が失敗した場合、不合格になってしまうかもしれません。ですが、そういったミスをしてから、再度自ら合格に向かって学習するとポイントがわかっているので、よく身に付きます。また、自分の頭で戦略を考え合格した時には、自分に対して自信がつきます。そうすると、次の英語学習にも必ず生きてくるのです。

私の教室に通って下さっている学生さん達を観ていると、戦略や戦術まで細々と指導する生徒さん達は、そうではない生徒さん達と比べて上達の速度に格段の差が見られるのです。これは、元々持っている能力以上に、日ごろから英語学習に対してどれだけ真剣に考えているか?ということから生まれる差であるように思えます。

ぜひ可能な限り、英検合格に向けて戦略や戦術を自分の頭で考えてみてください。

それでも困った方は、当英語教室の英検対策をお勧めいたします。(笑)

英検長文対策 選択肢の作り方を研究してみる。

英検まで1ヶ月足らずですが、英検1次試験対策の方は進んでいますか?

今日は英検長文問題の話をしたいと思います。長文問題で正答率を上げるためには、文章をスラスラ読めることが必要なのは言うまでもありませんが、今日は更に突っ込んだ話です。

よく英検の長文問題を読んでいると、英単語、英文法、英語構文の力はあるのにも関わらず、いざ設問となると、間違えるという方が結構いらっしゃいます。

そういった方にお勧めしたいのは、英検長文問題の選択肢がどのように作られているのか?という事をじっくりと研究してみることです。

英検過去問の数をこなしながら、正解の選択肢と、不正解の選択肢がどのように違うのか?という事をじっくり研究してみることが有効です。試験によってその選択肢の作り方は様々です。

・不正解の選択肢が本文と真逆のことを言っている。

・一部だけが正解の選択肢とは違う。

・本文の内容から考えて、言い過ぎである。

このように不正解の選択肢の作り方というのが、試験によってもかなり違ってきます。

英検指導させて頂いている生徒さん達にも、この辺のことを伝えるのですが、私が言った事を覚えるよりも、実際に自分でその選択肢の作り方を眺めてみる方がはるかに頭に残ります。

英検の試験は時間は限られているのでそのようなことを知っておくだけでもかなり有効です。