英検1次試験対策4

本日は、英検リスニング対策試験に関する対策ですが、リスニングに関しては以前ブログで書いたので、詳しいことはコチラの英検リスニング対策編1~13を読んで頂きたいのですが、簡単にポイントお伝えすると・・・・

1.音そのものをきちんと聞き取れているのかどうか?

2.音はある程度聞き取れているのに、流れてくる英語を聞いていてもいまいちピンとこない。

という2つのケースに分かれてくると思うので、それぞれの状況になった英検リスニング対策をしていかなければいけません。

1番のケースに該当する方は、私の経験上多くの場合、英語を大量に聴くという訓練を怠ってきている方が多いので、まずたくさん聴かなければいけないのですが、闇雲に聞いていても力をつける事はできないので、集中して聴くということが必要になります。

この集中というのは、一回一回ののリスニングを練習をする時に集中するという意味もありますし、ある一定期間集中して英語を聴くという意味も含んでいます。

2番のケースに該当する方は、英単語覚えることも含めたリーディングの対策をしていかなければ、解決できない問題です。英語をスラスラ読むという力がないのである一定以上のスピードで流れてくる英語を聞いていても聞き取れるようにならないということなのです。

次回は英作文対策の話をしたいと思います。

英検1次試験対策3

英検1次試験合格の為には、過去問題の分析が必須であるので、まず日本英語検定協会のサイトに行き、最新の英検過去問題をやりましょう。過去問題が終わったら分析を各パート毎にして欲しいのです。前回は語彙問題分析の話をしたので、本日は読解問題についてです。

英検1次試験対策の長文問題についてですが、以下の点に注意してみてください。

1.英文一文一文を正確に構造を把握して日本語に和訳可能か?

2.英語の文章を読み終えた時に、頭の中に話の内容記憶できているか?

3.もし設問のところで間違うのであれば

A.選択肢の意味をきちんと取れているのか?

B.単にに答える段階で間違っているのか?

まず1番に関してですが、英検の問題を読む時に英文を一文単位できちんと和訳することができない方は、英文構文把握練習が必要になります。一つ一つの文章を文章の構造に気を付けながらきちんと読めるような練習をしていかなければいけません。

次に2番に関してですが、英語の文章読み終えた時に頭の中に内容をきちんと記憶できていない というケースの方は、おそらく話の流れを覚えていないのです。一文一文の英語を正確に読めても、読み終えた時に何を言っていたのか理解できないという方は、話の流れが覚えていないので、話の流れを把握する練習が必要になります。(これは国語の現代文の力とも関係してきます。)

英検1次試験対策2

日本英語検定協会のサイトに行って最新の英検過去問をやり、各パートでどのくらいの点数が取れているのか?ということをチェックした後で、さらに詳細に状況分析していきます。

語彙、リーディング、リスニング、英作文、英文法の順番でチェックポイントを書いていきたいと思います。

まず、1番最初に出てくる語彙力を問う問題に関してですが(後日英文法の問題に関して話をしていくので、3級に出てくる英文法の問題はここでは抜きとします。)ができなかったとしましょう。英検準1級の場合は25問ありますが、15問正解出来たとしましょう。10問間違えているわけですが、その時に、その間違えた部分を詳細に考えてみてほしいのです。

選択肢は4つありますが、4つの選択肢のいくつぐらいわからない英単語があるのか?というところまで詳細に見てほしいのです。4つのうち3つわからないのか、2つなのか、凡そ1つなのか?これによっても状況が違ってきます。

例えば自信を持って2つを落とすことができれば、あまり時間をかけなくても語彙対策というのは案外進むかもしれません。(4つのうちの3つを自信を持って判るレベルに到達するようにすること。)ところが、4つ殆どすべてわからないとなると、準1級を受けるレベルとしてはちょっと早すぎるのかもしれませんなので、別な対策が必要なのでしょう。

英検語彙で得点できるようになるには、4つの選択肢のうちの3つが自信を持って意味が言えるようになることです。

過去問題をやり、語彙水準がどの程度のものか?チェックしてみて下さい。

次回は英検読解問題の分析について話をして行きたいと思います。

英検1次試験対策1

春から新たな気持ちで英検に向けて学習するという方もいらっしゃるかと思います。本日からは英検1試験対策について話をしていきたいと思います。

初めて英検にチャレンジされる方もいらっしゃるかと思います。そのような方がまず何をすべきか?というと・・・

英検の過去問を解いてみることです。英検の過去問を有効に使わないと、試験合格に必要なポイントからずれた学習をすることになります。例えば、ポイントのずれた学習の一例を示しましょう。

・英検対策問題集をただ解きまくる。

・英検に良く出る英単語のみを覚え続ける。

・英検問題のリスニングを続ける。

自分の弱点をきちんと把握せずに、闇雲に上記のようなことをやっても大きく時間を無駄にすることになります。そこでまずしっかりと、過去問題に取り組んでみてほしいのです。

日本英語検定協会のサイトに行くと、英検の過去問を過去3回分トライすることができます。この中の1回分を筆記試験、リスニング試験両方合わせて、時間制限を守り、トライしてみてください。

そして、問題を解き終えたら、各パートでどのくらい点数が取れているかをしっかりチェックしてみてください。そして、どのパートで自分が点数を落としているのかということきちんと把握してみてください。

続きは次回。

英検リスニング対策13

英検リスニングをやっていると、少しわからない英単語が出てだけで全体の話が分からなくなるという方がいらっしゃいます。

よりその状況を正確に表すとするならば、1つのわからない英単語が出てきた時に、それに気をとられ、その間に話はどんどん進行しているという具合です。語彙力不足も考えられるかもしれませんが、その方達は多くのケースで、文脈が追えていないと言っても良いでしょう。厳しい言い方をするならば、文章を読んだ時の理解力が少ないのかもしれません。

英検のリスニング対策をする上で、文脈をしっかり追えるようになるには、聞いてわからない時に、まず、リスニングのスクリプトを眺めてみてほしいのです。そして英文を読んでみてほしいのです。話をうまく追う事のできない方は、英文を読んでも、あまり理解できていないと思うのです。ですから、スクリプトを見ながら文脈を把握する練習をしてみれば良いでしょう。

実際にそのスクリプトを読んで、英単語がわからなければ、文章の構造などを参考にしながら、そのわからない英単語の意味を推測してほしいのです。それと同時に、その英単語がわからなくても全体でどういう話をしているのか?ということをよく吟味してみてください。

この吟味することこそが、実際の英検リスニングの時に役に立つのです。普段からこういう練習をしていると、多少わからない英単語が出てきても、全体でどのようなことを言っているか?ということがだんだん推測できるようになります。

英検リスニング対策12

英検リスニング対策をやっているときに、文中に解からない英単語が出てくるために話の流れを追えない方もいらっしゃるかと思います。

ですが、どんなに語彙対策を進めても自分が知らない英語表現や英単語というのが出てきます。ですから、それをを完全につぶそうとするのは不可能ですし、話の流れが覚えているのであれば多少わからないものがあってもどうにかなります。英検のリスニングをやっているときに、自分にとって未知なる英単語が出てきた時に、混乱してしまうという方は英文の流れが覚えていない可能性が大です。

長い間、カフェイン〝intake〟は高血圧や〝high bloodpressure〟や心臓病の原因と考えられてきた「but」・・・・

このような文章があったとします。英文を聞いているときに、2つの英単語の意味がわからなくても、文章構造がわかっている方はおおよそ意味は察しが付くものです。

特に2番の単語は、心臓病と並列の構造になっているので、病名が入るということがわかります。そして常識があると大体そこに入るものは見当がつくものです。

また、butが出てきた瞬間に、後ろの話の展開というのもまた予想がつくものです。

おそらく、心臓病などの原因なると考えられてきた「が」〝違う〟という展開となるはずです。

ですから、英検リーディングの対策をしている時に、話の流れを追う作業も一緒にしていくべきなのです。

続きは次回。

英検リスニング対策11

英検リスニング対策をやるために英文を聞いていると、文中の英単語がわからない、そしてそのわからない英単語のせいで話の流れがよく分からないという場合もあると思います。

こういう状況に陥った時に多くの方が英単語力の不足がと考えるかもしれませんが、以下のことを考えてみてください。

1.英検の問題の1つの話の中のわからない英単語が3個位である。

2.英検のリスニング問題をやっていると、わからない単語が一文(ワンセンテンス)ごとに1個以上でてくる。

残念ながら、1番に該当する方は語彙力不足と言っても良いでしょう。語彙力を強化するような対策が必要になります。そしてそもそも、この方達はそれより下のレベルの級を受験した方が良いかもしれません。もし1つ下のレベルの級に合格しているとすれば、相当ギリギリの点数で受かったことになるので、次の急に進める上では強く不足と言えると思います。ですのでその級の英単語から覚える必要があると思います。

1番に該当する方は、聞き取るための語彙力はおおよそあるといると思います。もしこの状態で英検問題を聞いていても分からないというのであれば、それは文章構造きちんと把握していないか、話の流れを追っていないことになります。ですのでそのための対策が必要なります。

続きは次回。

英検リスニング対策10

前回のブログの中で、英検リスニング対策をするためには、文章をスラスラ読める必要があり、そして、そのためには英語の文章構造を正確に把握できないとダメだ という話をしたのですが、英語の文章構造きちんとできない方が 何をするべきかという話をしたいと思います。

英語の文章構造を把握するための下地ができている人は、あまり時間がかかる作業ではないかもしれませんが、英検のリーディング問題をやっていて、英単語は結構覚えているのに、英語を読んでもイマイチしっくりこないという方はそれなりに時間かかる作業になります。

さて、英語の文章構造きちんと把握できるようになるために必要なことというのは、「一つ一つの文章の構造自分で口で説明できるようになる」ということです。自分が他の人にわかりやすいように英文を説明できるようになれば、その段階はクリアできたと言っても良いでしょう。

目の前にもし英文があり、その英文のなかの文法事項含めたすべてのことを相手が分かるように説明できれば、大丈夫です。そしてそれができるようになるためには、単にそういった本を読んで暗記するだけではダメなのです。

納得するまでしっかりと理解するような学習が必要になります。

英検リスニング対策 9

前回の続きです。〝英検リスニング対策のためには英語の文章を読んでスラスラわかる状態が必要です〟ということなのですが、英単語はわかっているのにスラスラ読めないという方は、大概文章構造そのものをきちんと取れていない方が多いのです。

読んで理解出来ないものを聞き取ることは難しいのはいうまでもありません。このような状態では、英検1次対策の為に、相当数のリスニング問題にトライしても、英検合格に必要なリスニング力をつけることはできません。

英検合格の為にも、遠回りに見えるかもしれませんが、まずリーディング学習に取り掛かって欲しいのです。そして、英語の文章の構造きちんと取れない方が必要になるのは、英語の構文把握の練習になります。

英文を読む際に、ingが出ていても、ある時は動名詞、またある時は現在進行形のING、さらに分詞構文のING、そして現在分詞修飾のINGなどが考えられます。英語の文章読んでいてスラスラと、これらの文法事項をを意識しなくても読んで理解できるようになるまで英語のリーディング技術を高めないと、なかなか聞き取りが出来るようにはなりません。

英語をきちんと構造把握して読むということが苦手な方は、こういった作業をすることは非常に厄介に感じるかもしれませんが、この作業なくして本当の意味で読めるようにはならないのです。この作業なくして英語の文章を読むということは、その場その場のフィーリングで読むことと変わりないのです。ですが、これでは、運が良いときには読めますが運が悪いときには英語の文章読めないという不安定な状態なります。

英検リスニング対策8

前回までのブログでは、英検リスニング対策としてdictationのやり方についての話をしてきました。前回までの流れがわかっていないと、は¥どういう位置づけでそれぞれの話が書かれているのかってことがわからないので、流れが掴めていない方はまず英検リスニング対策の全体像を記しているこちらを読んでください。

さて、英検の過去問題を使いながら、ある程度音が正確に取れるようになってきた時に2つのケースができます。

1.どんどんどんどん英語の音が聞き取れるようになる.

2.音がある程度聞き取れるようにはなったが、英語を聞いてみてもいまいち意味が取れない。

このような2つの場合が出てきます。1のケースの方はそのまま英検リスニング対策を続ければよいでしょう。問題は2の方です。この方の場合、ついに必要になってくる対策はリーディング対策なのです。英語の文章をある程度すらすら読めないので、音は聴き取れているのに、何となくモヤモヤした感じが残るのです。

本日からは、英検リスニング対策をしていく上での、リーディング対策について話をしていきたいと思います。

英語の音は聞き取れるけれども、いまいち意味がわからないという方は、何回か音を聴いた後でscriptをみてください。そうすると、 scriptを読んでもあまりすらすら意味がわからないはずです。英語をすらすら読んで分かるかどうか?という部分が重要です。

続きは次回。