英検 合格 不合格 お子さんの場合に注意したい事。2

英検でレベルアップしてきて、英語の壁に当たるお子さんの話の続きになりますが、重要であることは、正しい学習の方向性をお子さんに示せるか?ということです。

特に、小さい頃から近所の英語教室に通わせて、お子さんを習わせてきた子達に多いのですが、ゲームをやったり歌を歌ったりしていると、知識の量は増えるのだろうと思います。ところが、英検の難易度が上がってくると、英文を正しく早く読めるという力が問われます。これは、暗記量を増やして対処できる問題ではないのです。英検に出題される問題は全て初見の問題ですから、初めてみる英文を自分の頭で考える力が問われることになります。歌を歌ったりカードゲームをやったり、ネイティブスピーカーと英語でコミュニケーションを取るだけでは、これらの力を形成することは厳しいことになります。

ついでを言うと、TOEIC、TOEFL、大学入試試験 これらは全て英語を頭で考えながら読み解けることが問われるので、英語を体験しながら学習するという方式では将来的に困ることになります。

英検で早いうちに、壁にぶち当たり、不合格になった時こそ、自分の英語学習の方向性を一度見つめなおし、正しい方向に向かうチャンスであると思います。

2014年11月6日 | カテゴリー : 英検 子供 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検 合格 不合格 お子さんの場合に注意したい事。

お子さんが英検学習をしている時に、気を付けなければならないことがあると思います。それは早い時期から英検学習を開始している場合です。お子さんを小さいうちに、近所の英語教室に通わせたりして、英検5級、4級、3級と合格してきたその後などのケースです。

早いうちに英語をスタートさせて、英検にチャレンジさせるのは、悪いことではないと思います。そして、英検の級がレベルアップするのも素晴らしいことであると思います。

ところが1つだけ気にかかるのは 、英検合格が順調に3級位まで推移してきたその後です。個人差があるのですが、ある時突然英検3級や準2級に合格してきた時に、英語の壁に大きくぶつかる時が出てきます。英検準2級や2級にチャレンジしても歯が立たないわけです。

例えば、英語の文章を正確に読み取ることが出来ない とか 英語がそれまで正確に聞き取れて来たのに、そこから先が突然できなくなった というケースなどです。

多くの場合、問題は英語の文章を正確に構造に従って読むことができないという点です。いくら小さい頃から英語を習わせても、24時間英語漬けになるような環境でない限り、英語の文章を頭から読んで意味を取るというのが、なかなかうまく行かなくなります。

親御さん達が、英語学習をして、英語を習得してきたかたであれば、英語学習の方向性を正しい方向性に導けるのですが、英語が苦手な親御さんたちの場合、それが出来なくなるという迷路にはまるのです。

続きは次回。

2014年11月4日 | カテゴリー : 英検 子供 | 投稿者 : hoshinoenglish