生徒さんに効果があった!英検 英単語対策~3方向攻め!

 

生徒さんに効果があった英検 英単語対策~3方向攻め!2

 

 

英検英単語対策をしっかり進めたいけれど・・・なかなかうまく進まないな~ という悩みを持つ方は多いかと思います。

 

本日は『生徒さんに効果があった英検 英単語対策~3方向攻め!』をテーマとし、実際に生徒さんに効果があった方法についてお伝えしたいと思います。

 

 

効率的に英検合格に必要な英単語学習をするには?

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※当教室で英検準1級用の英単語ゲームに取り組む生徒さん。

 

 

英検英単語学習を進める為に考えなければならないのは、以下の点であると思います。

 

・試験に出題される英単語に焦点を当てること。

・記憶の定着が良くなるように学習を進めること。

・合格に必要な分だけ学習すること。

 

以下で具体的な話をして行きたいと思います。

 

 

まず何から覚えれば良いのか?

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※ 旺文社さんの 英検 文で覚えるプラス単熟語 1級 より。

 

英検英単語対策を進める時に、まず重要視しなければならないのは『“効率の良い”=“投入する時間に対して得られるものが高い方法 ”を選択するべき』だ ということです。

 

英単語本来は、英語を実際に読んだり、書いたり、聴いたり、話したり というように私達日本人が実際に日本語を学んだ時のように、獲得するのが理想であるでしょう。

 

ところが、試験に合格するという観点から考えると、試験に出題されるものから学習していく方が効率が良いのは確かでしょう。

 

そこで重要になるのは『英検の過去問題に出題され、これからも出題される確率の高い英単語を覚えていくこと』です。当然のことなのですが、案外これを軽視している方も多いのです。

 

私の教室では、少しずつカードゲーム形式で、必要英単語を出来るようになるまでやって頂いています。覚えられれば、どのような方法でも構わないので、データに基づいて出題される英単語を頭の中に入れておくことは必要になります。

 

覚えた英単語を少しでも忘れないようにするには?

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英検2015年 第1回 1級 P12-13 より

 

『物を覚える為には、3人に学んだことを話しなさい』というアドバイスを聞いたりすることがあります。同じ情報でも、3つの視点からアプローチがあると、記憶に定着しやすいということなのでしょう。

 

生徒さんと、英検英単語対策を進めてきて分ったことですが、3つの方向から英単語に触れると定着がよくなるのは確かなようです。

 

3つの方向というのは“英単語本”、“英検過去問題の語彙問題の部分”、“英検過去問題の長文”になります。

 

過去の英検出題問題のデータに基づいて、出題可能性の高い英単語をしっかり覚え、語彙問題のセクションの問題を解いたり、長文問題を読むという作業をしていくことです。

 

生徒さんと学習を進めてきた、これまでの経験からですが、よく出題される英単語を“7割”位覚えてから、語彙問題、長文に取り組むと、非常にうまく進むようです。自分の学習した英単語に出会う数が増えるために、印象に残り易くなるためです。忘れかかっている英単語も楽に覚えられるようになります。

 

“7割”という数字にこだわるのは、これより少ないと、語彙問題や長文問題を解いていても、自分の覚えた英単語に出会う機会が減ってしまうため、問題を解く作業や、長文を読む時間ばかりかかってしまい、得るものが少なくなるためです。

 

どこまで英単語を覚える必要があるのか?

生徒さんに効果があった英検 英単語対策~3方向攻め!4 

 

英単語学習は、英語を勉強する限り、永遠に続く作業であるのは間違いないのですが、限られた時間を有効に使い、合格を狙うとなると、英単語学習にばかり時間を割く訳には行かないのも確かであると思います。

 

過去問題を複数セット解いて見て、安定して合格点を超えるようになれば、英単語学習に焦点を当てた学習は止めても良いと思います。また、長文を読んでいて、ある程度正確に英単語の意味を類推できるようになった時も、必要以上に英検英単語学習に力を入れなくても良いと思います。

 

その段階に達した時は、英検の長文を沢山読んだり、リスニング問題を大量に聞く方が、さらに楽に英単語を獲得していけるようになると思います。

 

最後に・・

生徒さんに効果があった英検 英単語対策~3方向攻め! 

 

今回は、“一試験合格を限られた時間で狙うための英単語学習という視点”で述べてきたので、上記のような方法が最適であると考えています。

 

英語力upが将来的に必要になったり、段階的に複数の英語試験を受けていく場合は『スピーキングやライティングで使える英単語の数を増やす』方が、最終的には得であると思います。これに関しては、また別の機会に述べたいと思います。