英検 速読 が出来るようになる為に。2

前回のブログで、英検で問題が速読できるようになるためには・・・ という観点でブログを書きましたが今日はその続きです。

速読ができるようになるために必要になることは、文章構造を早く見抜いて、頭から英文を訳せるようになるということです。ですから、英検過去問題で練習を何回も繰り返しいるだけでは、速読力が形成されないというケースは十分あり得ます。

英検では難易度が高くなってくるほど、問題文を読む量が格段に増えてくるわけですが、速読力がある人は、ある程度全体を読んで解答をしても、それなりに時間があります。ところが、スピードが足りない人はそれができないわけです。そういう方は文章構造を瞬時に把握し頭から訳せる訓練が必要になります。

必要な個所だけを読んで解答することが必要だ とよく言われていますが、これは間違いではないと思うのですが、設問を読み必要な個所だけ瞬時に探せる人はかなり高い英語水準です。その水準であれば、逆に言うと英文全体を読んでも十分に解答できる時間がある訳です。

話はそれるのですが、TOEICでもたまに同じことをする方がいます。酷い方になると『ろくに英文を読めないのに、問題演習を繰り返し、必要な個所だけを探す訓練をすれば点数が上がると思い込んでいる方』がいます。非常に悲しいことなのですが、その発想から抜け出せない人は、TOEIC点数も上がらないのです。