英検 面接 二次試験 イラスト描写の練習

英検一次試験を受験した皆様お疲れ様でした。試験の出来栄えはいかがだったでしょうか?本日午後1時以降に英検解答速報が発表されるようですので、英検協会さんのサイトで自己採点をしてみると良いでしょう。

さて、まもなく英検二次試験になります。二次試験の対策の進め方ですが、まず過去問題をやると良いでしょう。そして問題点を洗い出していく作業が必要になります。過去問題を使って練習した方が良いのは、同じような問題が繰り返し出る事が多いからなのは言うまでもありません。

本日はイラストの描写について述べたいのですが、英検二次試験過去問題をたくさんやりながら、イラストを描写します。このタイプの問題を苦手としている方も結構いらっしゃるのですが、重要であるのは「手持ちの知識で可能な限りイラスト描写を出来るようにすること」です。この発想はイラスト描写だけではなくて、全ての問題に通じる非常に重要な点です。

確かに手持ちの知識は限られているという人が多いでしょう。ですが、本番までの試験は時間が限られていますので、インプットするのにも限界があります。そして、それを覚えたからといって、面接試験の際にそれを使える場面がやってくるとは限りません。ですから、手持ちの知識を有効活用することを考える方が、効率が良いと言えます。

例えば「植物に水をあげている」場面があるとします。この時に〝植物に水をあげている〟という表現を知らなくても(※これは知っていて欲しいのですが)手持ちの知識でどうにか逃げることを考えるのです。そうすると、最悪の場合でも「ガーデニングをやっている」などと逃げることは可能です。

このように、手持ちの知識を有効活用する練習を徹底して行ってみることをおすすめいたします。

英検長文読解コツ 試験まで僅かな時間で背景知識を増やす方法。

英検1次試験までわずか1週間となりましたが、英検対策は進んでいますか?

今日は、残り1週間でも英検長文問題のリーディング能力を少しでも上げる方法についての話をしたいと思います。

先日、ある生徒さんと英検のリーディング問題をやっていました。そうすると、過去の問題の中にマレーシアのトンネルの話が書かれていました。大雨の時に使うトンネルのことなのですが、この生徒さんは、この話を読んで少し苦労していたのです。

私はこのトンネルのことはほとんど知らなかったのですが、多少なりともマレーシアと言う国についての背景知識があるので、話の方向性はすぐに見えたのです。

私が好きなF1レースにおいて、マレーシアグランプリが1999年から開催されているのですが、この15年間あまりで数々の雨を巡るドラマがありました。熱帯雨林性気候くらいの、中学生程度の知識は勿論ありますが、マレーシアグランプリのフリー走行から決勝レースまでを観ていると「この国では午後の何時位にどのような雨の降り方をするか?」ということが、テレビを通じて経験的に分かっています。(余談ですが、この大雨の激しさのためからこの国での決勝スタート時間は、雨を少しでも避ける為、過去において変化しているのです。)

ですから、生徒と英検の問題をやっていても、大雨の話を読んだ瞬間に、なんとなくイメージが湧くのです。これは英検長文問題を読む時に必要な知識である背景知識が多少なりともあるおかげです。

もし、こういった背景知識が無い方が、英検試験までに様々な背景知識をインプットしたければ、英検の過去問題の和訳の部分だけを大量に読み物として読んでみることをお奨めします。

確かに一度やった問題は出る事はないと思いますが、様々な背景知識をインプットしていくと、英検で話題にしそうなことというのが、なんとなく感覚的に掴めます。ぜひやってみてください。

英検 toeic どっち から開始するのがベストか?

英検1次試験が近くなってきましたが、学習は順調に進んでいますか?

さて、今日は生徒さんからの質問に対して答えたいと思います。それは・・・

『英検とTOEICどちらから学習するべきか?』というものです。これに対する私の回答は以下です。

①英検2級を取得していない or その水準の英語力の人は・・・先に英検学習をするこがオススメです。

②2級までを取得した人は・・・ TOEIC学習から始めても良いし、英検準1級を狙うもよし。

です。

それぞれに対して理由があります。

まず①に該当する方ですが、英検2級未満の人がTOEIC学習を始めた場合、基礎固めに結構な時間を取られることになる為、モチベーションの維持をするのが大変になるということです。ですから英検学習から開始し、英単語を含めて段階的に基礎力を構築し、達成感を感じながらTOEIC学習へ早く移行できるようにすることが重要です。2級に合格できると、リーディング、英単語、リスニング、英文法ある程度基礎の基礎は整備されることになるでしょう。

②の方ですが、基礎力はあるので、TOEIC学習を開始しても500点位から600点を超えることはあまり大変ではないでしょう。英検準1級習得をしてからTOEIC学習を開始すると800点オーバーはそう大変ではありません。

英検、TOEICそれぞれの試験の旨みをうまく活かしていけると良いですね。

英検 英単語 を覚える時の注意。

英検1次試験が近づいてきましたが、皆さん順調に英検学習が進んでいますか?

今日は英単語についての話です。英単語を覚える時に、多くの人は知っている数を増やそうと、たくさん覚えようとします。これはこれで良いのですが、気を付けなければならないのは〝正確に英単語の意味を覚えていく〟ということです。

例えば、relation relative のように、語源が一緒である単語を目で見て知っていても、文章を読む時にこれを正確に思い出さなければなりません。『関係』という意味と『親戚』という意味を正確に思い出さなければいけません。これをもし逆の意味で解釈していたり、同じ語源の英単語であるということを知っていても、実際に文章読んでみたり、英語の聞き取りをするときは〝早くそして正確に意味を思い出せる〟必要があります。

自分が英文を読んでいて、正確さにかけたり、文章読んでいてなんとなく解かっているつもりになっている時には、案外英単語の意味をなんとなく覚えているというケースがあります。

自分が見覚えがあって、知っているつもりであっても、正確に思い出せない時には、覚えなおす必要があります。特に初級レベルの英単語でこのような穴がある方は、早急に見直す必要があります。というのも、それらの英単語は、文章に登場する頻度が非常に高いからです。

英検 目標 設定をしよう!

あけましておめでとうございます。今年も一年よろしくお願いいたします。新年最初のブログですので、目標設定に関連した話をしたいと思います。

英検2級でも準1級でも1級でも目標を立てた方は、まず、合格まで自分が一体何をしなければならないのか?を考えてみてほしいと思います。そして、それを正確に把握するためには、現時点で過去問題をどのくらい解くことができるのか?を把握しなければなりません。そして、そこから、合格最低ラインから逆算して、どのようなことをしていかなければならないのか?を考えてみてください。

例えば、英検準1級や1級の1番最初の語彙力が問われるセクションで、現時点で10問位しか取れないとします。25問全問正解を目指して英単語力を高めようとすると、大変なことになります。私の指導経験上、合格する人は16点~18点くらいの人が多いです。もちろん全体で点数を何点とるか?が重要であるので、この点数を取れれば絶対合格というわけではありませんが、この範囲の方が非常に多いのです。

話を戻すことにすると、現時点で10問しか正解できない人は、残り7問前後正解できるような語彙力を高めることが重要です。選択肢は4つですから3問の選択肢がある程度自信持って答えられるようになると、残り一つは知らなくてもどうにかなります。

そう考えていくと、どのくらいの学習をしていかなければならないのか?が見えてきます。

是非、合格を目指す決意をして、そこから逆算して具体的な方策を一度検討してみてください。