英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。

英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題

 

〝英検3級を我が子に取得させたい〟とか〝英検3級を取得したけれど、その後の英語学習で悩んでいる〟という方がいらっしゃるかと思う。

今回は『 英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。』をテーマにお伝えしたい。

 

英検3級は聞ける耳作りと大量のインプットで小さい子供でも攻略できる。

 

英検3級を小さな子供が取得する為には、聞ける耳作りを早い段階から行う事と、英単語などを含めて大量のインプットを行うことである。

 

リーディングで点数を稼ぐという方向ではなくて、リスニングで大量に点数を稼ぎ、可能な限りリーディングで点数を稼げるようにすると、小さなお子さんでも突破出来る。

 

そのような観点から考えていくと、ゲームなどを通じて英語を大量に聴いたりインプットする事を継続していくと、3級までは到達することが出来ると思う。楽しみながら大量に英語を浴びることが重要である。

 

遊び英語と英検準2級の壁

 

ゲームなどを外国人講師としながら、英語を大量にインプットし、無事英検3級に合格した後で、多くの子供たちが抱える問題が出てくる。

 

それは・・・〝得点源としていたリスニングで点数が全く伸びなくなり、英文も全然読めない〟ということである。〝楽しみながら、英語をインプットしていたのに、同じ事を継続していても点数が全然伸びない・・・〟という状態に陥る。

 

 英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。2

お遊び英語から脱却するには理屈の理解が不可欠

 

英検準2級に合格するためには、ある程度英文を理解しながら読めなければならない。また、英文を理解しながら読めなければ聴く力も育たない。

 

これらの力を形成していく為には、残念ながらお遊びだけを継続していても、状況は打開できない。状況をみながら、少しずつ英文法などの理屈を理解していく必要がある。

 

実は多くの親御さん達がこの点に気付いていない。これは、親御さん達自身が英語があまり出来ないことと、自ら上達した体験が無いので、どのように我が子を正しい方向性で英語学習を継続させるか?という方向性が見えないからである。

 

ゲーム形式で楽しく学習を進めるのは、私が思うに、大量の生徒を飽きさせずに捌く為には、子供も楽しめ、嫌がらく、実に都合が良い。ところが、上記でお伝えしたように、ある程度の水準になると、理屈の理解を進めて行かなければならない。多くの時間と忍耐が要求されるが、これを避け続けても、何も良い事はない。覚悟を決めて少しずつ進めて行くしかない。

2015年9月29日 | カテゴリー : 英検3級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検準2級 2級 違い とは? 

英検準2級 2級 違い とは? 

 

英検準2級に合格した方が、2級にチャレンジしようとする時に、〝どのように対策を進めていけば良いのかわからない〟 とか 〝どの位の難易度であるのかを知りたい〟 と生徒さんから聞くことが度々ある。

 

今回は『 英検準2級 2級 違い とは? 』をテーマにお伝えしたい。

 

それぞれに求められる語彙力水準

 

一般的に英検学習に取り組む時に一番問題となるのは、語彙力である。英検準2級で必要とされるのが3600語、一方、2級で求められるのは5100語あまりである。

 

つまり、2つの受験級において1500語程の差がある。

 

新たな英単語1500語を習得することにも力を注いで欲しいが、もう一つ忘れていけないことは、英検準2級の中で完全に習得できていない英単語をシッカリと覚えていく ということである。やさしい水準の英単語程、使われる頻度が高いことになるので、この穴は可能な限り早く埋めていかなければならない。

 

準2級から2級にスムーズに移行するには?

 

 

英検準2級から2級にスムーズに移行するために必要なことは以下の2点である。

 

・1500語余りの語彙の差を可能な限り早く埋める。

・リーディング力を早い段階から高める訓練をする。 

 

1500語には、設問のpart1の語彙問題対策とリーディング問題2つが含まれている。

 

語彙問題対策の為には、過去の英検問題の出題データをベースにしている英単語集や問題集をうまく使うと良い。

 

リーディング問題用の英単語習得の為には、英単語集なども有効ではあるが、記憶の定着とリーディング問題で得点を上げる という観点から考えた時に英検過去問題を読みながら進めていくのが望ましい。

 

リーディング力養成が決定的な差を生む

 

リーディング力を養成することは、英検突破の為の重要な要素である。英文が読めないと、リスニングも出来るようにならない為、リーディング養成を早急に進めることが重要である。

 

基本的な英文法の理解が出来ており、英文の構造をシッカリと把握できる方は、どんどん英文を読み込むと良い。

 

英文法もそれなりに理解しており、英単語もそれなりに知っているのに、リーディングが出来ないという方の多くは、英文を読むことになれていない場合が多い。英語の発想に慣れていない場合が多い。同じ物事を表現するのに、英語の世界の表現方法と日本語では大きく違う場合がある。文法や英単語などの知識があるのに、英文が読めないという方は、多くの場合ここに問題を抱えている。

 

英文を実際に読みながら、この感覚に慣れていかない限り、いつまで経っても英語は読めるようにならないので、一日も早くリーディング力養成を始めるべきである。

 

また、英文がスラスラ読めるようになると、英文を処理できる単位が大きくなるため、リスニング力もそれに応じて伸びるし、英文に触れる量が増えれば、それだけ英単語を覚える機会も増えることは言うまでも無い。