英検二次試験対策3

英検の二次試験対策を生徒さんと行っているときに、よく生徒さんに見られる状態の1つが「英語で質問をされた時に、その英語自体が理解できなくて答えに行き詰まる」というパターンです。

この英語の質問に答えられないという状況は、英語の文章がきちんと読めなかったり、単語力があまりにも不足しているとよく起こる問題ではあるのですが、英検二次試験までの日数が少ないことを考えると、根本的な解決をやっている時間をありません。

そこで、出来る対策は、とにかく過去問を使いながら練習することなのですが、基本的に面接官に二回までは聞き返しができるので、よくわからなければ〝もう一回言ってくれますかという事〟を英語できちんと尋ね、もう一度英語を聞いてみることが重要です。

もう一度英語で聞いてみて、それでもわからなければ、時間を稼ぐ意味でも、別な表現でもう一度試験官に質問をしてもらうようお願いすることです。

二回の質問でわからなければ、最後は聞こえてきた英語から判断するしかありません。何も言わないよりも可能な限り答えてみることが重要ですので、聞こえてきた英語から可能な限り類推してみてください。

当然のことですが、試験官に対して質問を英語で言ってもらう表現は2つは言えるように練習しておかなければなりません。

英検二次試験対策 2

前回お伝えした、英語検定協会のウェブサイトの中の二次試験シミュレーションはやってみましたか?やった方はよくわかると思うのですが、英検二次試験の面接対策の中では英文を読上げなければならないのです。その時に棒読みなってしまう方がいます。

発音やアクセントの関係があるので、これだけで全て解決というわけでは無いのですが、棒読みを防ぐ1番良い方法は、文章構造を把握することであると思います。

文章構造が把握できて、試験官に「自分はこの位文章構造がわかって英語を読み上げていますよ」とアピールする気持ちで読むと.そんなに棒読みにはならないように思うのです。

文章構造が把握できなければこの手法は使えないのですが、ある程度構造が分かる方は積極的にトライしてみるといいと思います。

過去問を中心にこれも練習してみてほしいのですが、 1つの文章を1回読んだら終わりというわけではなくて、心を込めながら10回位やってみると良いと思います。そのようにしながら、どんどん過去の面接問題をやってみるのです。

過去問の面接問題をお勧めする理由は、言うまでもありません。これが1番難易度が高すぎたり優しすぎたりしないものだからです。問題集によっては、実際の過去問とは違うなぁというものもあります。ですから、 二次試験も過去問に始まって過去問に終わる事をお忘れなく!

英検二次試験対策 1

昨日行われた、英検1次試験を受験された方お疲れ様でした。出来栄えはいかがだったでしょうか?さて、本日からは英検二次試験対策に向けた話をしたいと思います。

英検二次試験対策も、基本的にまず過去問を使って取り組んでほしいのですが、英検そのものを受験されたことがない方もいると思います。そのような方たちにまずトライして頂きたいのは、英語検定協会のWebページの中にある英検二次試験シュミレーションと言うサイトをまずトライしてみてほしいのです。

試験の流れそのものがよくわからないと.適切な対策のしようがないので、まずそれに取り組んでみてほしいのです。それから、二次試験の過去問をやりながら練習してみるのが1番良いでしょう。

実際に問題をやってみて、自分に何が足りないのかを一生懸命分析していましょう。私が今までに英検二次試験対策を生徒さんとやってきたときによくあるパターンは以下のような形です。

1.英文を実際に読み上げる時に、棒読みになってしまう。

2.英語で尋ねられた時に、うまく聞き取れなかったりして、質問そのものがよくわからない。

3.質問はわかるけれども、それに対して答えようとしても英文がうまく作れない。

4.答えに行き詰まると、そこでストップしてしまう。

5. 必ず答えなければいけないパターンだと、わかってはいるのだが、それをうまく口から出せない。(例えば英検準1級の仮定法など。)

次回以降は、それぞれに対する対応策を記していきたいと思います。

英検1次試験前日の私からのアドバイス

いよいよ明日が、英検本番になります。皆さん今までやってきた学習の成果が出せることをお祈りしています。本番に向けて、私から再度英検1次試験の注意すべき点をお話させていただきたいと思います。

まず1つ目、英検会場に行く前に、必ず手袋を使い、転倒などして手を怪我をしないようにして下さい。2つ目ですが、とにかく時間配分に気をつけてください。できれば今日の時点で、明日に向けて再度時間配分の調整をすることをおすすめします。おおよそ、この配分を決めておくだけでも本番試験ではきっと役に立つでしょう。そして.自分が受験する級の問題の構成を確認し、どの問題から自分が進めていくのか?ということもシュミレーションしてみてください。必ず、やりやすいところから、トライすることがポイントです。

そして最後ですが、筆記試験でも、リスニング試験でも自分が問題に取り組んでいる時に、想定していたよりもできなかったときには、気持ちを切り替えることを最優先してください。

その時の気持ちの切り替え方ですが、試験の合格最低点を狙うために、リスニングも含めて全体で何点が必要なのか?(当ホームページの英検基本情報に最低点は出ています。)ということを再度考えてみてほしいと思います。試験では満点は習う必要ないのです。トータルで最低点さえ超えることができれば.合格になります。それでは頑張ってきて下さい!

次回からは英検二次試験対策について書いていきたいと思います。

英検準1級リスニングPart2について

いよいよ明後日に英検が迫ってきました。

さて、本日は難易度の高い、英検準1級リスニングpart2についてお話したいと思います。

英検準1級リスニング問題をやると、皆さん難しく感じるのがPart2の問題です。私個人の意見から言わせて頂くと、あの問題はTOEICリスニングのPart4よりも難しいように思います。

ですから、あの問題が試験で出来なくても、あまり落ち込む必要がないというのが、このpart2に関する印象です。英検準1級リスニング合格点狙いはpart1で確実に取り、part3である程度取ることだと思います。

とは言っても、Part2丸々全てを捨ててしまうのは勿体ない気持ちも解ります。

では、この準1級リスニングpart2をどう攻略するか?ですが、話の流れを可能な限り追うことに集中し、12問中7問位を目標にせめてみるということだと思います。「5問は捨てても、どうにかなるさ。」と考えるだけでも精神的に楽になるのではないでしょうか?

直前にリスニングの練習をする時は、くどいようですが、過去問中心に5問は捨てられるという姿勢で、話の流れを追うことに意識を傾け練習してみることでしょう。

英検準1級の合格点は過去のデーターから言うと、凡そ70点前後が合格ラインです。リーディングも含めて、全体でこの70点をどう狙うか?を過去問を使いながらシミュレーションを直前に再度行うことをお勧め致します。

2014年1月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検1次試験直前にすべきこと 5

英検1次試験直前にすべきことですが、これは冬の受験の場合のみですが、試験当日は勿論ですが、外に出る時は可能な限り手袋をして欲しいということです。

大人の生徒さんは、あまり心配しないのですが、中学生や高校生など若い方が英検受験直前になっても手袋をしない方がいます。

自分のお子さんが英検受験する方は、ぜひ一言かけてあげて下さい!

この間も生徒さんの中で、英検を受験する方ではないですが『手袋しないと駄目だよ』とお伝えすると・・・

『手が冷たくなるからですか?』と答えるので・・・

『それもあるけれど、それ以上に滑って転倒したときに手をついて、切り傷を負ったりなんらかのダメージを受けると、それだけでハンデを背負うことになるから』とお伝えしたのです。

小さな子供を抱える親のように、心配したのですが、英検まで一生懸命詰め込んだり、学習したのに、つまらぬ事でパフォーマンスを最大化できない事は勿体ないことです。

そうそう、もう一つ若い生徒さんに関して心配な事ですが、スマートフォンを歩きながら使うのもやめて下さい!

これは、言うまでもなく危険ですが、英検学習をしようとスマートフォンを持ちながら学習したりするのは言後同断です。

英検1次試験直前にすべきこと 4

前回のブログでは、英検1次試験での時間配分練習を、事前に行うことの重要性について記したのですが、今日は、過去問題を使いながら、本番前に考えて欲しい、もう一つの話しをしたいと思います。

試験前に練習するなかで、もう一つして頂きたいことは『どの問題をどの順番で解くと一番得点が取れる可能性が高まるか?』ということです。当たり前だという人もいると思うのですが、ここを意外に考えていない方も多いのです。

例えば、英検準1級になるとライティングがあります。このライティングは配点が14点あるのですが、時間が結構かかるのです。時間がかかるのですが、普段練習していると、最低でもこの位の時間がかかり、得点はこの位になるだろうと予測が立ちます。

つまり、ここで18分使って凡そ9点前後取れるという見通しがある時に、この18分を最大限確保出来るように、他の問題を含めてペース配分を考えなければならないのですが、英検問題の順番を考えると、思った以上に時間がかかり得点が伸びないケースと、時間が少し節約できて、得点が高まる可能性がある順番があるはずです。この後者を見つける事を事前に探らなくてはいけないということです。

そうそう、この順番には『頭の疲労の問題もあります。』自分にとって疲労を煽るような問題から始めていくと、思って以上にてこずる場合もあります。

英検1次試験直前にすべきこと 3

英検1次試験が近づくと、これまでやってきた事を復習したり、問題演習をすると思うのですが、これまでやってきたことを、試験本番で活かす為に一つ考えなければイケナイ事があります。

それは、『試験時間の配分』です。

英検過去問題を使い、もう一度本番を想定した練習をするのであれば、是非このタイムマネージメントを考えてみて欲しいのです。

英検合格の可能性が半分半分位の方はもちろんですが、気を付けなければいけないのは、普段、『時間配分など関係なく楽々問題を解けている方』です。例えば英検2級を受ける人が、普段は楽々で、時間管理を気にしていない方は要注意なのです。

というのも、楽々解けているうちは、頭が冴えわたるので、問題も楽々解けるのです。ところが、英検試験で想定外の思わぬ難問に出会ったり、体調不良になった時は、普段の楽々感は消え失せて、焦り始めるのです。焦り始めると普段のパフォーマンスは発揮できなくなり、問題文と設問をいったりきたりして、想定外に時間が食うのです。

こういう場合に時間管理が重要になるのです。

試験前に英検過去問を使いながら、この問題は何分で終わらせる。この部分までには何分で終わらせる・・という風に時間をあらかじめ設定しておき、これに本番では従います。

この準備をしておくか、しておかないかで、想定外の状況が起きた時に、かなり違ってくるでしょう。是非英検本番前は考えてみてください。

英検1次試験直前にすべきこと 2

英検1次試験まで、あまり時間がない状態で対策を始めた方で、たまにあるパターンがリスニングの音が聞き取れなくて焦るというものです。(本当はリスニングは練習次第で点数が大幅に上がるので、余裕を持って練習を早めに開始して欲しいのですが・・・)

リスニングの弱点解決には時間がかかるので、音が聞き取れないとなると、なかなか打てる手は限られてくるのですが、一つだけ絶対にやらない方が良い事があります。それは・・・

〝過去問以外のリスニング教材をすること〟です。

その理由は、実際の問題で英会話をする人と、過去問題以外の場合では、話し手が違うためです。

話し手が違っても、それなりに力がある人は、どうにでもなるのですが、英検リスニングが出来ない方は、時間ばかりかかって得るものは少ないので、やめた方が良いでしょう。

普段から聞きなじんだ英語は聞きやすく、英検本番で多少難しい場合でも、どうにかなるかもしれませんが、音が普段の練習と違う場合では、さらに自分で緊張感を煽るだけですから、何も良い事はないと思います。

英検試験直前からリスニング対策をスタートして時間が無い方は、とにかく過去問を時間が許す限り大量に聞き、この音に鳴らしてみて下さい。1週間とか2週間でも聞かない場合よりは絶対に良いと思います。

2014年1月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検1次試験直前にすべきこと。

英検1次試験が迫ってきましたが、試験が近くなると欲張って新しいことに手を出そうとするものです。

その気持ちは解からなくもないですが、直前は復習に徹した方が良いというのが私の意見です。当英語教室では基本的に英検過去問ベースの学習をお願いするので、復習する時も、この過去問題の中で曖昧だったところ、自分が理解出来なかったポイントを再度トライして頂いています。

例えば英検2級まで問われる文法問題ですが、一度理解したところでも、時間が経つと忘れてしまっているようなものが、かなりあります。復習して再度同じ問題を理解する時に要する労力と、自分が今迄にトライしたことがない問題に取組む場合の労力では、圧倒的に前者の方が少なくて済みますし、頭に定着する度合いも高くなるでしょう。

英検準1級の英作文のような場合でも復習は出来るものです。設問を仮に覚えていても、もう一度トライして、過去の自分の答えと比較すると、同じような文法的な間違いや(これには冠詞や複数形の間違い、現在形、未来形、過去形、現在完了形などの時制も含みます。)語法の間違えなどをしていたりするものです。自分が犯しやすいミスを改めて見つめるだけでも、本番でのミスを減らし、失点を抑える事が出来ます。

英検試験直前に、新しい問題にチャレンジするとリスクが高いと私が考えるもう一つの理由は、解からない問題が出てきた時に、精神的に不安になることもあげられます。ですから、復習に専念してみてはいかがでしょうか?