飛び越えろ!英検3級をラクラクパスする為の勉強法

 

英検3級を小学生や中学生の我が子に取得して欲しいけれど、何から手をつけ、どのように学習を進めると良いのか解らないという方もいるかと思います。

 

状況により、学習の進め方が少し変わってきます。リスニング対策の進め方において、学習者のこれまでの英語学習歴により、大きく変わります。

 

当英語教室で英検3級に合格された方に有効であった方法ですので、是非参考にしてみて下さい。

 

 

英検3級合格に必要な条件・知識

英検3級勉強法14

 

:試験時間 65分(筆記試験40分 リスニング試験25分)

:合格最低点 65点満点中 40点程度

:必要語彙 2100語程度

:出題される英文法の範囲 中学3年間分

 

 

現状確認の為に過去問に挑戦しよう!

英検3級勉強法15

 

3級の過去問題を解きながら、チェックして頂きたいポイントがあります。

 

Part1の語彙問題を解き、どの程度分かるか?

Part1の英文法問題を解き、解説を読み、理解できるか?

Part4以降の長文読解問題を解き、どの程度内容を理解出来るか?

リスニング問題でどの程度正答を出せるか?

 

 

語彙問題攻略法

英検3級勉強法10

 

語彙力強化が、英検3級突破で一番重要な部分になります。語彙対策は二段階で攻略して下さい。

 

まず、出題される範囲の必須英単語を以下の教材を使いながら覚えてしまうのが、最短距離になるでしょう。

 

英検3級 出る順パス単

 

これである程度必須英単語を覚えたら、次に、長文問題やリスニング問題を可能な限り大量にこなし、わからない英単語をその都度記録し、覚えていくと、無駄なく学習していけます。

 

合格を最短時間で狙う場合は、英単語学習を進めながら、時々過去問題を解きなおし、英単語数が確実に増えているか?を確認し、合格ラインを超えたと思ったら、それ以上英単語学習に時間をかけなくても良いでしょう。

 

英文法攻略法

英検3級勉強法16

 

中学生3年間の英文法をある程度理解出来ている方は、Part1の問題で間違えたところを中心に学習していけば良いと思います。

 

中学3年間の英文法をあまり理解できていなかったり、Part1の間違えた問題に関して、解説を読んでも理解できない場合は、英文法全体の理解を早急に進めて下さい。

 

 

長文問題攻略法

英検3級勉強法13

 

英文を読み、英単語の意味がわかれば、英文がドンドン読めるという方は、語彙力対策を進めながら、大量に英文を読んでみて下さい。

 

英単語の意味は分かるのに、英文が読めない方は、英文法に難があると考えて良いでしょう。英文法の理解を徹底してください。

 

リスニング問題攻略法

英検3級勉強法11

 

過去問題のリスニングをやり、正答率が低い方は、以下が原因になります。

 

・音に慣れていない。

・英文をスラスラ読めない。

 

小さい頃から英会話教室などに通い、ネイティブと触れ合う時間が長かった方などは、基本的に音に慣れていない 可能性はかなり少ないと思います。

 

ところが、そういった経験がない方は、音に慣れていないので、沢山過去問を解きながら音に慣れる事をお勧めいたします。(リスニング時間を多く取る)ただし、英語を聞いてよくわからない時に、スクリプトの英文を読み、スラスラ読めない方は、まず英文を沢山読み、リーディング力をアップさせながら、過去問題を解くようにしてください。

 

整序問題攻略法

英検3級勉強法9

 

英単語や英文法の理解を進めてから、並べ替え問題の対策を始める方が効率よく進みます。森沢先生の瞬間英作文練習をやり、スラスラ出来れば、この部分で点数はある程度確保できるはずです。

 

瞬間英作文を使った練習は有効ですが、時間もかかるので、合格点数を早急に超えたい場合は、過去問題を解くだけにしておき、その他のセクションで効率良く点数を稼ぐ方が、時間の無駄も少なく済むと思います。他のセクションで点数を稼ぐ方が、学習時間は少なくてすみます。

 

語句整序問題対策は一番最後に進めて下さい。英単語、英文法など総合的な力が問われるので、最後に取り掛かる方が合理的です。

 

まとめ

英検3級勉強法12

 

 

まず過去問題を解き、現状を分析してください。そして必要な事から対策を進めて下さい。学習を進めながら、時々過去問題 でチェックをし、進行具合が順調か確認してみると良いでしょう。

 

2015年12月29日 | カテゴリー : 英検3級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検準2級 勉強法 1秒でも早く合格したい方へ。

 

英検準2級 勉強法 1秒でも早く合格したい方へ。

 

食欲の秋にあまり太らずに、むしろ少し体重を落とせてホッとしているこの頃です。

 

さて、英検準2級にチャレンジしようと思っているけれど、学習していく上で、何から手を付けて良いのかわからない。または、何度も挑戦しているけれど、中々合格出来ない とお困りではありませんか?

 

そんな悩みをお持ちの方でも、いくつか基本的なポイントを押さえると、確実に合格ラインを突破出来ます。

 

当英語教室で、実際に英検準2級をパスした方は、それらのポイントをおさえて合格に繋げています。

 

ぜひ、楽しみながら、効率よく英検準2級合格を狙ってみて下さい!

 

 

英検準2級合格に必要な条件・知識

英検準2級合格に必要な条件・知識2

 

対策を行っていく上で、英検準2級合格に必要な条件・知識を大まかに頭に入れておいて下さい。英検準2級はこんな感じの試験です。

 

:試験時間   筆記65分 リスニング25分

:合格最低点  75点満点中の45点程度

:必要語彙   3600語程度

:英文法の範囲 高校2年生程度

 

 

まず、過去問題にチャレンジしよう!

 英検準2級過去問

 

やみくもに学習を開始しても、時間が無駄になるので、準2級の過去問題をまず解いてみて、どの程度できるか確認してみるところから、始めてみて下さい。

 

そして、特に以下の点について確認してみて下さい。

 

・第一問で語彙問題はどの位正解できるか?文法問題はどうか?

・長文問題でどの程度正答が出せるか?文章の構造を正確に取り、意味を理解できるか?

 

過去問題を解き、リスニングがあまり点数が取れなくても、最初の段階で気にする必要はありません。リーディングの力が付いてから、リスニング対策を始めると、一気に聴く耳を作ることが出来るからです。

 

英検3級を余裕を持って合格したのに、過去問題に全く歯が立たないという事であれば、その場合は英単語と英文法の知識が付いてくると、出来るようになると思いますが、3級をギリギリでパスし、準2級は全然ダメだという方は、3級の英単語と英文法をまず固めることをお勧めします。急がば回れです。

 

もし、英文を読む際に、準2級相当の英文法の不明箇所が出てきたら、その時に、その部分を学習する事もお勧めいします。印象に残り覚えやすいと思います。

 

 

英文を読む作業と英単語を覚える作業を平行する。

 英検準2級リーディングと英単語

英単語を増やさなければなりませんが、その為には2つの作業を同時並行して進めると良いでしょう。

 

・英検準2級でよく出題される英単語を少しずつ覚える。

・英文を読みながら、英単語を覚える。

 

試験によく出る英単語を覚えて行くためには、過去のデータに基づいた英単語本を一つ買い、少しずつ覚えていくと良いと思います。

 

準2級第1問の対策に関して言えば、選択肢は4つですので、3つを自信をもって選べるようになるところまで学習を進めて下さい。ただし、英単語本を使い、英単語を覚えるのは、忘れる度合いも高いので、これをメインで英検対策を進めるのは、やめて下さい。隙間時間を利用して、少しずつ覚える方が良いでしょう。

 

英文を読みながら、英単語を覚える作業に関してですが、過去問題集を購入し、どんどん英文を読みながら、自分が知らない英単語を覚えて下さい。新しい問題をドンドン読む作業と、一度読んだ英文を再度読みながら、覚え切れていない英単語を吸収していく作業を平行すると良いでしょう。こうすることで、英単語力増強と英文を読む力の両方をバランスよく形成出来ます。

 

英文を読みながら、英単語を効率良く吸収できない方は、文章構造を正確に取れておらず、きちんと内容理解出来ていない可能性があるので、これがひどいようであれば、3級の英文をたくさん読むことをお勧めします。わからない英単語が沢山あるものの、ある程度読めるようであれば、ドンドン読みながら英単語や表現を吸収する事をお勧めいたします。

 

リスニング対策をいつ始めるか?

 英検準2級リスニング対策

 

英文がある程度スラスラ読めるようになってから、リスニング対策を始めると、おそろしく聞き取れるようになっているはずです。英文はスラスラ読めるのに、聞き取りがきちんと出来ない人は、ディクテーションを行い、聴ける耳を作ると良いでしょう。

 

リスニング対策に対する考え方は色々ありますが、スクリプトの英文がスラスラ読めない状態の方が対策を始めても、得るものが殆どないので、まずリーディング力獲得に全力を注いで下さい。

 

 

語句整序問題対策は一番最後にする!

 英検準2級語句整序対策

 

英単語を並べ替えて、意味が通る英文を作る問題ですが、これは一番最後に対策をすれば良いです。

 

英単語、英文法、英文を読む力など総合的な力が問われるので、最後の最後に対策した方が時間的にお得です。知識が少ない時に、様々な問題を解いても、ほとんど正答率は変わりません。また、合格するためには、全体でおおよそ45点取れれば合格ですので、この問題で高得点を上げられなくても、合格は狙えます。

 

とにかく、対策を始める前に知識を充実させた方が、お得です。

 

まとめ

 英検準2級対策まとめ

 

英検準2級で合格を狙うためには、語彙数を増やす作業を効率よく行いながら、英文をスラスラ読める力を早く獲得する事が非常に重要です。

 

この力を獲得してから、整序などの問題別の対策を開始すると、かなり効率よく学習を進められます。

 

楽しみながら、合格をめざして下さい!

 

2015年11月30日 | カテゴリー : 英検準2級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検2級 ライティング 導入について

英検2級 ライティング 導入について

 

少し前になりますが、日本英語検定協会から、2016年度第1回分の試験から、2級でライティング試験が導入される事が発表されました。

今回は、これを受けて「英検2級 ライティング 導入 について」をテーマにお伝えしたいと思います。

 

2016年度第1回目から開始のライティング

 

2016年度第1回目から英検2級にライティングが導入されることになりました。詳細はコチラを。新傾向の問題では、テーマを与えられ、それについて80語~100語で意見を記述できなければなりません。

 

英検対策において、英単語を大量に覚えて、英文が読めるという受動的な知識だけでは対応出来なくなったことを意味します。新傾向に合わせてどのような対策が出来なければならないか?を以下に記したいと思います。

 

英検2級ライティング対策はどうすれば良いか?

簡単な英作をする力

 

ライティング問題で点数が取れるようになるためには、簡単な英作が出来る必要があります。

簡単な英文をスラスラ作れるようにしておくと、解答する為の時間も少なくて済みます。中学3年間で習う英文法項目を使った英作文だけは、確実に素早く出来なければならないでしょう。

 

使える英単語の数を増やす

 

これまでの2級対策では、英単語の数とその意味をを大量に知っているだけで、あまり英単語の運用能力がなくても、高得点が獲得出来ました。

これからの試験でも、単語をそれらを知っておく事は武器になりますが、ライティングである程度点数が取れるためには、意味に加えて英単語の語法について(例えば、動詞 人 to do のような )、ストックを増やすことが重要になります。

意味だけを知っていても、使い方を知らなければそれはライティングでは使い物になりません。

 

自分の意見を持つ訓練

 

簡単な英作文と英単語の語法の理解が出来るようになった上で、次に重要になるのは〝自分の意見を持つ訓練〟です。

知識が幾らあっても、試験会場で、アイデアが見つからなければ、書くのに予想外に時間が取られてしまうでしょう。これを防ぐためにも、日頃から、新聞やニュースで様々な考えに触れながら〝この問題に対して、自分はこう考える〟と言うように、自分なりの意見を持つ訓練が必要になるでしょう。

アイデアがスグに見つかり、スラスラ筆を運ばせる事が出来れば、ライティングにあまり時間を取られずに、他の問題に時間を割くことが出来ます。結果として高い得点を獲得できる可能性が上がります。

 

2015年10月26日 | カテゴリー : 英検2級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。

英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題

 

〝英検3級を我が子に取得させたい〟とか〝英検3級を取得したけれど、その後の英語学習で悩んでいる〟という方がいらっしゃるかと思う。

今回は『 英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。』をテーマにお伝えしたい。

 

英検3級は聞ける耳作りと大量のインプットで小さい子供でも攻略できる。

 

英検3級を小さな子供が取得する為には、聞ける耳作りを早い段階から行う事と、英単語などを含めて大量のインプットを行うことである。

 

リーディングで点数を稼ぐという方向ではなくて、リスニングで大量に点数を稼ぎ、可能な限りリーディングで点数を稼げるようにすると、小さなお子さんでも突破出来る。

 

そのような観点から考えていくと、ゲームなどを通じて英語を大量に聴いたりインプットする事を継続していくと、3級までは到達することが出来ると思う。楽しみながら大量に英語を浴びることが重要である。

 

遊び英語と英検準2級の壁

 

ゲームなどを外国人講師としながら、英語を大量にインプットし、無事英検3級に合格した後で、多くの子供たちが抱える問題が出てくる。

 

それは・・・〝得点源としていたリスニングで点数が全く伸びなくなり、英文も全然読めない〟ということである。〝楽しみながら、英語をインプットしていたのに、同じ事を継続していても点数が全然伸びない・・・〟という状態に陥る。

 

 英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。2

お遊び英語から脱却するには理屈の理解が不可欠

 

英検準2級に合格するためには、ある程度英文を理解しながら読めなければならない。また、英文を理解しながら読めなければ聴く力も育たない。

 

これらの力を形成していく為には、残念ながらお遊びだけを継続していても、状況は打開できない。状況をみながら、少しずつ英文法などの理屈を理解していく必要がある。

 

実は多くの親御さん達がこの点に気付いていない。これは、親御さん達自身が英語があまり出来ないことと、自ら上達した体験が無いので、どのように我が子を正しい方向性で英語学習を継続させるか?という方向性が見えないからである。

 

ゲーム形式で楽しく学習を進めるのは、私が思うに、大量の生徒を飽きさせずに捌く為には、子供も楽しめ、嫌がらく、実に都合が良い。ところが、上記でお伝えしたように、ある程度の水準になると、理屈の理解を進めて行かなければならない。多くの時間と忍耐が要求されるが、これを避け続けても、何も良い事はない。覚悟を決めて少しずつ進めて行くしかない。

2015年9月29日 | カテゴリー : 英検3級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検準2級 2級 違い とは? 

英検準2級 2級 違い とは? 

 

英検準2級に合格した方が、2級にチャレンジしようとする時に、〝どのように対策を進めていけば良いのかわからない〟 とか 〝どの位の難易度であるのかを知りたい〟 と生徒さんから聞くことが度々ある。

 

今回は『 英検準2級 2級 違い とは? 』をテーマにお伝えしたい。

 

それぞれに求められる語彙力水準

 

一般的に英検学習に取り組む時に一番問題となるのは、語彙力である。英検準2級で必要とされるのが3600語、一方、2級で求められるのは5100語あまりである。

 

つまり、2つの受験級において1500語程の差がある。

 

新たな英単語1500語を習得することにも力を注いで欲しいが、もう一つ忘れていけないことは、英検準2級の中で完全に習得できていない英単語をシッカリと覚えていく ということである。やさしい水準の英単語程、使われる頻度が高いことになるので、この穴は可能な限り早く埋めていかなければならない。

 

準2級から2級にスムーズに移行するには?

 

 

英検準2級から2級にスムーズに移行するために必要なことは以下の2点である。

 

・1500語余りの語彙の差を可能な限り早く埋める。

・リーディング力を早い段階から高める訓練をする。 

 

1500語には、設問のpart1の語彙問題対策とリーディング問題2つが含まれている。

 

語彙問題対策の為には、過去の英検問題の出題データをベースにしている英単語集や問題集をうまく使うと良い。

 

リーディング問題用の英単語習得の為には、英単語集なども有効ではあるが、記憶の定着とリーディング問題で得点を上げる という観点から考えた時に英検過去問題を読みながら進めていくのが望ましい。

 

リーディング力養成が決定的な差を生む

 

リーディング力を養成することは、英検突破の為の重要な要素である。英文が読めないと、リスニングも出来るようにならない為、リーディング養成を早急に進めることが重要である。

 

基本的な英文法の理解が出来ており、英文の構造をシッカリと把握できる方は、どんどん英文を読み込むと良い。

 

英文法もそれなりに理解しており、英単語もそれなりに知っているのに、リーディングが出来ないという方の多くは、英文を読むことになれていない場合が多い。英語の発想に慣れていない場合が多い。同じ物事を表現するのに、英語の世界の表現方法と日本語では大きく違う場合がある。文法や英単語などの知識があるのに、英文が読めないという方は、多くの場合ここに問題を抱えている。

 

英文を実際に読みながら、この感覚に慣れていかない限り、いつまで経っても英語は読めるようにならないので、一日も早くリーディング力養成を始めるべきである。

 

また、英文がスラスラ読めるようになると、英文を処理できる単位が大きくなるため、リスニング力もそれに応じて伸びるし、英文に触れる量が増えれば、それだけ英単語を覚える機会も増えることは言うまでも無い。

英検2級 英会話 を始める理想の段階。

 

 英検2級 英会話 を始める理想の段階。

 

英会話学習を開始してみたけれど、どのように学習を進めてみれば分からない・・・ とか 英検取得を目指して学習しているが、最終的には英会話も出来るようになりたい・・・ などという悩みを持っておられる方も多いと思う。

今回は英検学習と英会話学習をうまく融合させる方法『 英検2級 英会話 を始める理想の段階。』をテーマにお伝えしたい。

 

英会話学習に挫折してしまう理由は?

 

英会話学習を始めて挫折してしまうケースは様々であるが、一番多いケースは〝上達した感じがしないから〟が多い。そして、このような状態になってしまうのは〝簡単な英文をスラスラ作れない〟〝語彙力が少ない〟〝聴き取が上手にできない〟場合が多い。英語4技能の力が不足しているからである。

 

英会話は英語の4技能の総合力である。

 

・リーディング力(読めなければ、聞き取れない。)

・リスニング力 (聞けなければ会話は成立しない)

・ライティング力 (英作文が出来なければ、口から英文を出すことはできない)

・スピーキング力(自分の持っている力を総合して口から出す力)

 

英検学習は4技能をある程度バランスよく伸ばすのに最適だ。

 

確かに英検を持っているだけで、英会話が出来る保証はないが、基礎知識がある程度頭の中にあれば、英会話練習を少しずつ行いながら、段々上達することが出来る。

 

英検2級 英会話 を始める理想の段階2

 

 

英検2級取得に集中し基礎力を上げてしまう。

 

英会話を早急にする必要が無い方や、今現在英検学習を行っている方は、まず英検に集中してしまうことをお勧めする。それは、これまで述べたとおり、基礎力の充実こそが、英会話学習をスムーズに進める礎となるからだ。

 

いきなり英検2級を取得するのが難しい段階の方は、英検3級、準2級と段階を踏み、英検2級合格を目指すとよい。この学習を通じて、英文法の体系的な整備、語彙力の獲得、聞ける耳作り などを行ってしまうと良い。

 

英検2級取得者がスムーズに英会話力を付ける為には・・

 

英検2級を取得した方が英会話学習をスムーズに行う為にお奨めするのは『短文 英作文練習』と『会話力』を磨くことをお勧めする。

 

特に後者は意外に盲点になっている部分である。英語力はあっても会話力が無い為に、英会話が出来ない方がたまにいらっしゃる。

 

また、英会話力をさらに発展させようと思っている方は、ある程度英会話が出来るようになり、意思疎通に困らなくなった段階で、英検準1級や英検1級にチャレンジし、英語4技能のレベルをさらに上げることをお勧めする。

 

2015年8月31日 | カテゴリー : 英検 英会話 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検求人 について ~転職・キャリアアップに繋げる為に

英検求人 について ~転職・キャリアアップに繋げる為に

 

英検学習をしている人の中には、英検取得を転職やキャリアアップに繋げたいと考えている方も多いと思う。本日は「 英検求人 」についてお伝えしたい。

 

英検取得と求人内容について

 

英検取得をし、自分のキャリアアップに繋げたいのであれば『自分がターゲットとする英検級を取得した時にどのような事が出来るのか?』という事と『その英検級でどの位の待遇を得られるのか?』を考えておくと良いと思う。

 

以下にネットで私が調べたものを書いてみたいと思う。

 

英検準2級と求人内容・待遇

 

英検準2級を取得している方が、それを活かすことによって出来る仕事で多かったのは、主に以下であった。

 

託児所系のお仕事と塾などでの採点補助員、一部の指導内容がマニュアル化されていると思われる子供英語教室であった。

 

待遇に関しては時給換算にして800~1000円位というところであった。

 

英検2級と求人内容・待遇

 

英検2級を取得している方が、出来るお仕事は以下であった。

 

子供英語教室・塾講師・英語教室の受付業務などである。

 

待遇に関しては、時給換算で1000~1500円位であった。

 

英検準1級と求人内容・待遇

 

英検準1級を取得している方が、出来るお仕事は以下であった。

 

英語を使ったオフィス系の仕事・英会話講師・TOEIC・英検クラス指導講師などである。

 

待遇は時給換算で2000~2500円位であった。

 

英検1級と求人内容・待遇

 

英検1級を取得している方が出来るお仕事は以下であった。

 

英語を使ったオフィス系の仕事・英会話講師・TOEIC・英検クラス指導講師・大学の英語担当非常勤講師などである。

 

待遇は時給換算で2500~3500円位であった。

 

英検求人について ~転職・キャリアアップに繋げる為に2

 

英検取得をキャリアアップに反映させる為に

 

英検準2級を取得している方は少し頑張るだけで時給が500円程度アップ出来るので、上手な 英検リーディング英検リスニング学習方法を選択し、英検2級を早めに取得してしまう方が良い。

 

英検2級を取得している方は、ちょっと工夫するだけで、結構おいしい思いが出来るように思う。例えば英語が苦手な中学生や高校生に上手に指導することが出来き、自宅などで開業すれば、現在と同じ英語力で時給が下手をすると2倍位に出来るように思われる。この時に必要となるのは、指導力と集客力である。

 

英検準1級と1級を取得している人は、英語指導の仕事は勿論、英語を使ってその他の仕事が出来るようになるので、仕事の幅が格段に拡がる。

 

待遇面に関しては、英語を指導する場合、英検2級の場合と同じように指導力に磨きをかける事と集客力が重要になる。

 

英検準1級・1級取得者がオフィスワークをする場合、英語を道具として使用することが求められる為、学習段階から、道具として英語を使えるように考えながら学習していくことも重要である。

 

例えば、英検準1級や英検1級でリスニング学習をする際に、補助的にラジオ英会話などを使ってリスニング力を上げようとする。この時に、ラジオの中の講師が、ある英語表現について説明をした時に、『今の自分の仕事にこれは必要だから覚えよう』とか『自分の仕事では、この表現をこういう場面で使うと良いな~』などと考えながら学習していくということである。

 

また、2次試験の英語面接の為に、短文英作文などの練習をする時にも『この英文を自分の仕事で活用する時にはどのようにアレンジするのが良いだろう?』と思いながら練習をすると、試験に合格するだけではなくて、それを活用する時に、自分が勉強したことが役に立っている感覚になると思う。

 

転職を考えている方は〝現在の英検取得級と自分の力をどのように結び付けると次のステージに行けるのか?〟と考えることが重要であると思います。

 

例えば、英検2級を取っている営業マンが転職する際に英会話が必要な場合、短文英作文の練習を駆使してコミュニケーションに必要な英会話力を獲得出来れば、それだけでも結構な武器になるはずです。この時に重要なのは簡単な英作が瞬時に出来るようになる事と、自分の仕事内容をそれらの知識をうまく加工し説明出来るようになることです。

2015年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検準2級 中学生 が早いうちに達成したい目標

 英検準2級 中学生 が早いうちに達成したい目標

 

中学生が英語が苦手になる理由の一つに、英語というものがどのようなものか?その全体像をイマイチ理解できない事がある。

 

また、英語が得意だった中学生が高校生になり、英語が解からなくなる理由の一つが、英語水準が入学と共に急に上がった感じを持つからである。

 

英検準2級を中学生で取得する方向で学習していくと、このようなトラブルを未然に防ぐことが出来る。今回は『 英検準2級 中学生 が早いうちに達成したい目標 』についてお伝えしたい。

 

英語基本事項の整備で自然に英語は上達する。

 

英検準2級を中学生が取得できると、学校の英語の勉強は授業はほとんど聞かない状態で、テスト前だけ確認するだけで高得点を獲得出来るようになる。

 

これは、先生の説明をキチンと理解した上で頭に入れていけるようになり、英単語などを覚えることに集中していくことが出来るからだ。掛け算九九をシッカリ覚えた小学生が、数の入れ替えを行うだけで、様々な計算をして行けるようになるのと似ている。

 

この基礎的な力を形成しないで、学校の授業をダラダラ受けていても、結局わからない状態が延々と続くので、面白くもないし、結果にも反映されない。

 

中学生にとって重要であることは、英語学習のアウトラインをさっさと掴んでしまい、日々英語に触れる作業が自動的に英語力の発展に繋がるようにしていくことだ。

 

英検準2級の学習はこの状態を早く作り上げるのに最適だ。

 

学校の授業を英語のままインプットできるようにする。

 

英語が出来る学生ほど、先生の説明は殆ど聞かない状態で(既に理解しているので)先生が話す英文や、教科書に書かれている英文に集中できる。

 

結果として、さして覚える気がなくても、教科書全体をある程度覚えてしまうことになる。(応用力があるので、わざわざ覚えなくても困らないのであるが)

 

一方、英語が出来ない学生は、英語がどのようなものなのか、よく解からないものだから、授業中先生の日本語の説明を聞いていることになる、そうすると頭の中は日本語モードだから、英語でインプットすることが出来ない。結果として、テスト前などに大量に教科書を必死で覚えることになってしまう。そして英語は暗記科目であると勘違いをしてしまい。ますます出来なくなる・・・という泥沼にはまる。

 

英検準2級を目指しながら、効率的に英語力の獲得を目指しもっと楽しみながら英語学習を行いたいものだ。

 

英検準2級 中学生2

 

英検準2級を通じて、獲得出来る基礎力とは?

基礎英単語の整備

 

中学生が公立学校で習得する英単語数は凡そ1000語である。大学受験では少なくても5000語~6000語が必要になる。

 

つまり、中学を卒業してから大学受験までの3年間で凡そ5000位を覚えなければならない計算になる。これはなかなかハードな作業になる。

 

この作業を英検を使いながら進めて行くと、英検3級で1500、準2級で3600と段階的に語彙力水準を上げる事ができるようになる。高校に入学した段階である程度の語彙力水準があるので、高校の英語学習もスムーズに進める事が出来るようになる。

 

基礎英文法の整備

 

英単語を段階的に覚えていくことも非常に重要であるが、体系的な英文法を理解していくことも重要である。英文一文が長くなればなるほど、構造を正確に見抜けないと、英文を正確に解釈できるようにならないからだ。英文をキチンと理解出来なければ、どんなに英語に触れていても、英語力を発展させることは難しくなる。(※ 体型的な英文法学習の進め方について興味がある方は、こちらのページ を参照して頂きたい。)

 

英検準2級は高校2年生水準までの英文法が範囲となっているので、これをクリアできなければ、当然ながら、正確に英文を読めないようになっている。合格するためには、必死に学習するようになる。一度学習したことを高校に入学し、説明を受けると、復習にもなる。

 

リスニング力

 

学校で英語の授業を受けていると、リスニング学習がおろそかになっている場合が多い。英語を聞くと言う習慣が身に付かないことになる。当然ながら、英語が聞けるようにはならない。

 

また、リスニング学習を進めるためには、ある程度の英文法力、英単語力などが必要になる。バランスの取れた英語力が必要になる。

 

英検準2級の学習では、この辺りのバランスが上手く取れるのでお勧めである。

 

英会話力の基礎

 

英検準2級水準まで達してると、日常英会話をする為に必要な英単語や英文法は身に付いているので、興味のある学生さんは英会話をしてみるのも良い。

 

基礎力があるので、ある程度の会話はそれなりに出来るはずだ。日常の英会話学習の一環として、短文英作文学習などをする事もできるようになる。(短文英作文学習に興味がある方は、こちらのページ を参照して頂きたい。)

 

英検準2級の学習が終了したら何が出来るか?

 

英検準2級の学習が終了したら、英検2級を目指す学習も勿論出来るが、大学進学を目指している方は、大学受験の英語学習を始めると良い。

 

これは受験対策の為だけではなくて、受験英語の勉強を進めることで、沢山の英文に触れる事となり、結果として大量の英単語や文脈推測力を獲得できるからだ。大学受験英語問題で多読をするということだ。(※多読学習に興味がある方は、こちらのページ を参照して頂きたい。)

 

実際教室に通っている高校生で準2級を取得している学生さんはセンター試験英語などを開始出来ている。大学受験英語といってもあまりガリガリやらなくても、ある程度出来る水準になっている筈だ。

2015年7月28日 | カテゴリー : 英検準2級 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検2級 高校生 が早いうちに到達したい目標

英検2級 高校生 が早いうちに到達したい目標

 

高校生は、高校に入学した直後などは特に、英語学習をさぼりがちになる。ところが、大学入学試験では、英語は必須科目であるので、着実に力を付けて行かなければならない。英語対策は時間がかかるので、少しずつ進めて行きたいところだ。

 

英語学習をさぼりがちな時に、英検学習を目標に進めることで、英語の基礎力を付けながら、大学入試の為の英語力も養成していくことが出来る。今回は「 英検2級 高校生 が早いうちに到達したい目標 」をテーマにお伝えしたい。

 

英検2級 高校生 が早く目指すべき理由。

 

高校生は、大学進学希望者は特に、安定した英語力を付けておかないと、大学入試英語対策をしていく時に、困ったことになる。また、大学に入学し、就職などに向けてtoeic学習を始める時などに、英語力の基礎力が無いと、そのような英語試験の学習をうまく行うことが出来ない。

 

英検2級をパスする力があると、基礎力が既に充実しているので、センター試験英語対策、大学入試英語対策を進めるのが非常に楽になる。従って、高校生の早い時期に英検2級取得を目標としたい。

 

英語学習のモチベーション維持に英検2級が最適。

 

学校の英語の授業がつまらなかったり、いま一つ先生の説明などが解からない時に、英語学習を投げ出してしまうと、大学入試の英語対策に後々困ることになる。

 

従って、そのような場合は、英検2級合格を目標に英語学習を進めて行くことを強くお勧めする。それは、以下のようなバランスの取れた力を獲得することが出来るからである。

 

・語彙力の構築を行う事が出来る

・基礎的な英文法の習得を進めることが出来る

・長文をスラスラ読む事が出来るようになる。(英文速読力の獲得)

・英作文対策の基礎力を獲得できる。

・リスニング力を付けることができる。

 

英検2級 高校生2

 

英検2級を取得するには何が必要か?

 

高校生が、英検2級をパスする上で必要な力は、簡単に言うと、以下の力である。

 

・英文をスラスラ読める力

・英語をある程度聞き取れる力

・簡単な英文をスラスラ口から出せる力

 

英文をスラスラ読めない人は、まずその力を獲得したい。その為には、基礎的な英単語力、英文法力が必要になる。(※具体的な対策の進め方は「 英検 reading 学習の効率的な進め方 」を参照して頂きたい。)

 

また、英語を聴き取る力も当然ながら必要であるので、英文がある程度読めるようになった段階でリスニング対策も行う必要がある。(※具体的な対策の進め方は「 英検 リスニング対策 」を参照して頂きたい。)

 

最後に、2次試験面接の為に、英文を口からスラスラ出せるようにしていく必要がある。これには、短文英作文の練習が有効である。(※具体的な対策の進め方は「 短文 英作文 練習が英会話を上達させる 」を参照して頂きたい。)

 

英検2級対策を進める中で、上記の力を獲得していきたいが、対策を開始するのにはある程度の力がないと、なかなかうまく進まない。

 

対策を進める上での目安であるが、英検2級の過去問題を解いてみて、リーディングセクション、リスニングセクション合わせて、5割を取得できない人は、基礎力が足りないので、1段階下の準2級を取得した方が良い。〝急がばまわれ〟だ。

 

準2級を取得していない人は、まずそこから始める。

 

英検を一度も受けたことが無い人や、2級対策を進める上で、十分な基礎力が無い人は、英検準2級対策から始めて行きたい。準2級までに必要なことをガッチリ吸収すると、2級対策の為にあまり時間がかからない。

 

準2級合格者は2級のための基礎力の穴を塞ぐ。

 

英検準2級を合格した人は、英検2級対策を進めたいが、準2級合格がギリギリであった人は一般的に以下の点において弱点があるので、この穴を出来るだけ早い段階でふさぎたい。

 

・語彙力

・英文法の理解(一部苦手なところがある)

・スラスラ英文を読む力

・正確に英語を聴く力

 

英検準2級にギリギリで合格した人は、語彙力に問題がある方が多い。準2級では凡そ3600語程度を習得している事が求められるが、この水準の語彙力が十分でない人は、この穴をまず防ぐことを考えなければならない。

 

語彙力の不足は、英文をスラスラ読むことが出来ない原因の一つにもので、リーディング学習を行い、穴部分を塞ぐことが一番お奨めの方法である。また、英文を読みながら、怪しい英文法項目がある場合は、その都度、英文法書を使いながら、不明部分を理解するようにすると良い。

 

準2級のリーディングがある程度出来るのに、英語を正確に聞き取れない という方がいる。このような方は、ディクテーションをしながら、正確に音を聞き取る練習をしていくことをお奨めする。

 

英検2級 高校生3

 

英文を読みながら語彙力を構築していく。

 

英検準2級を取得し、英検2級合格を目指す場合、語彙問題の為の対策も必要であるが、英文を読む事を中心として、語彙力を構築していくことをお奨めする。

 

それは、長文部分の配点が高いこともあるが、英文をスラスラ読めなければ、英文が文字になったリスニングで点数を取る事が出来ないからである。

 

実際、様々な生徒さんの指導をしてきたが、英文を読む事をやらないで、英単語を覚えることに気を取れている方程、力が付かないし、英単語も覚えられないという事実がある。英単語単体で覚えてもやはり記憶に残りにくいというのが、理由だと思われる。

 

英検2級取得と受験英語学習をどのように結び付けるか?

 

英検2級を取得した後に、受験英語学習を開始しようと考えている方は、ある程度バランスの取れた基礎力が整っているので、志望校の過去問題を購入し、英文をどんどん読んでみると良い。設問を解きながら、知らない英単語や語法をストックしていくだけで、バランスよく受験英語対策が進む。 

 

センター試験英語対策が必要になる方は、過去問題20年分の英文を読んでみると良い。過去問題を沢山読むと、英文速読力も有る程度付いているはずだ。

 

志望校過去問の英文を読みながら、英語学習をしていくことで、英語力も付き、次に行わなければならない対策が出てくるはずである。それに向けた対策をしていくと良い。

 

2015年7月13日 | カテゴリー : 英検 学習 | 投稿者 : hoshinoenglish

英検 長文読解 内容正誤問題

英検 長文読解 内容正誤問題

 

英検で得点を上げるためには、語彙力、英文法力など多くの力がある程度バランスよく出来なければならないが、長文読解の力は単にリーディングセクションの得点アップに繋がるだけではなく、リスニング力にも影響を与えるため、シッカリと力を形成したいところだ。

本日は 英検 長文読解 内容正誤問題 についてお伝えしたい。

 

基本的な英文読解力はあるか?

 

英検 長文読解 内容正誤問題 の対策をすすめるにあたって重要であることは、基本的な英文読解力があるかどうか? ということである。この力の有無によって学習するべき内容と順番が違ってくるからだ。英検対策で結果を残した方達はリーディング力が必ずある一定水準にある。

 

基本的な英文読解力がない場合

 

基本的な英文読解力が無い方は、まずこの力を上げなければいけない。基本的な英文読解力というのは、以下の力である。

 

・英文の構造を正確に掴む力

・英文をスラスラ読む力 

 

『英文の構造を正確に掴む力』が無いと、一文を正確に理解できないので、結果として全体を読んでも何を言っているのか理解出来なくなる。

 

また『英文をスラスラ読む力』が無いと、試験問題全体を読む時間が無ばかりではなく、選択肢をスピーディーに読むことも出来ない。全体をスピードを持って読めないと、話の流れを考えたり、選択肢を吟味し、正解か不正解を考える時間がなくなる。

 

したがって、上記2つの力を形成することが非常に重要になる。

 

基本的な英文読解力が無い人がするべき対策

 

さて、上記で述べたように基本的な英文読解力を獲得するためには、2つの力が必要になる。それぞれについて詳細をお伝えしたい。

 

『英文構造を正確に掴む力』を獲得するためには、体系的な英文法の力が必要になる。英文法全般をある程度知っていなければ、文章構造を考える事が出来ない。したがって、これが出来ていない人は、まずそこから開始しなければならない。(※英文法力獲得に関しては以下の英文法学習方法のページを参照頂きたい。)

 

それがある程度できるようになったら、英文の構造を正確に把握し、キチンとした和訳が出来るようにする練習が必要になる。

 

『英文をスラスラ読む力』を獲得するためには、英文構造を正確に掴む力を獲得した後で、ある程度スラスラ読めるようになるまで、ある一定期間多読をすることをオススメする。

 

多読をしながら、同時に知らない英単語も少しずつ覚えていただきたい。また、背景知識の有無で、文章の理解度が変わり、スラスラ読めるスピードが変わるので、様々な分野の背景知識の獲得もしていただきたい。

 

英検 長文読解 内容正誤問題2

 

基本的な英文読解力がある場合

まず設問をシッカリ読む

 

長文を読み始める前に、設問を読んでいた方が予備知識が増えるので、内容理解が幾分楽になる。

 

また、結果として早く文を読むことが出来るようになる。そして、ポイントを絞って英文を読むことになるので、記憶に残りやすくなり、設問を後で解く時に迷わず選択肢を吟味できるようになる。設問だけは先に読んでおきたい。

 

英文の流れを掴む

 

英検 長文読解 内容正誤問題 に取り組む時に重要であることは、話しの流れを掴む事である。話の流れがつかめると、内容把握に時間がかからないばかりか、問題を読みながら、シッカリ記憶できるので選択肢の吟味をする際にも時間を節約できる。

 

選択肢を詳細に検討する

 

英文は結構スラスラ読めて、内容も解かっているのに、案外問題を解く段階で間違えるという人がいる。

 

こういった場合、選択肢の吟味が甘い場合が多い。『選択肢を何となく読んで答えている』というパターンだ。このような形で問題演習を繰り返しても、正答率は上がらない。したがって選択肢をキチンと吟味する練習をしなければならない。

 

英検長文内容正誤問題の選択肢は大きく分けて・・・

 

・正解の選択肢

・一部が本文内容と違った選択肢

・まったく出鱈目な選択肢 

 

という形になっている。

 

英文をある程度読めると、出鱈目な選択肢はある程度判別できると思うが『一部が本文内容と違った選択肢』を選ぶ場合、きちんと吟味しないと正解に見えてしまう。

 

したがって、選択肢を吟味する際は、必ず〝本文のこの部分で言及しているから正解〟、〝本文でこの部分は言及しているが、この部分についての記述はない〟と細かく検討した上で選択肢を選ぶ訓練を日頃から行う必要がある。

 

 英検 長文読解 内容正誤問題3

 

英文読解力とリスニング学習の関係

 

英検のリスニング問題が出来ないという方を観ていると、多くは、英検 長文問題がスラスラ読めないことが原因である。

 

長文問題がスラスラ読めるようになると、リスニング対策も非常にスムーズに進む。読めないものは、基本的に聞けないからだ。

 

また、英文速読力が上がると、選択肢を読むスピードも上がる為、リスニング問題に取り組む際に、余裕を持って解答出来る。そして、英文をスラスラ読みながら、内容把握をする速さが増すと、聞きながらかなりの情報を記憶していけるので、リスニング問題の選択肢を選ぶ時にも迷いがなくなる。

 

したがって、リスニング能力を向上させたい方は、まず、読む力を可能な限り上げることをお勧めする。遠回りに思えるかもしれないが、漫然と英語をダラダラ聞くよりも、短時間で英語リスニング力を向上させることが出来る。(※英検リスニング対策の進め方に関しては以下のページを参照頂きたい。)