英検準1級の為の学習をしているある生徒さんは、90分間勉強をするのに慣れているといいます。これは英検準1級の筆記試験時間と一緒なので、普段からこのような状態学習し続けるというのは、本番の英検試験の時にも疲れなくて良いと思います。英語の力がどんなにあっても頭が疲れてきて、集中力が低下すると、その実力発揮できなくなります。
普段仕事などで忙しい生徒さんは、細切れ時間を活用して英語学習を行うと思うのですが、このような方は時々まとまった時間に集中して学習してみることもやっておいた方が良いと思います。定期的にそのように、自分でそのように学習しておくと、時間が長くなった途端に集中力が低下して駄目だ ということが分かったり、またその逆で、時間が長くなってもあまり集中力で変化がないということが分かれば、あまり心配しなくてもよいことになります。
学習時間を、細切れにしないことのもう一つのメリットは、作業に対する慣れを作りやすいということです。何かの作業をしている時に人間は、ある一定時間以上やっていると慣れができます。ところが細切れでやっていると、なかなかこの慣れと言う感覚が掴めないわけです。まとまった時間の学習にはそういうメリットもあると思います。