英検 toeic どっち から開始するのがベストか?

英検1次試験が近くなってきましたが、学習は順調に進んでいますか?

さて、今日は生徒さんからの質問に対して答えたいと思います。それは・・・

『英検とTOEICどちらから学習するべきか?』というものです。これに対する私の回答は以下です。

①英検2級を取得していない or その水準の英語力の人は・・・先に英検学習をするこがオススメです。

②2級までを取得した人は・・・ TOEIC学習から始めても良いし、英検準1級を狙うもよし。

です。

それぞれに対して理由があります。

まず①に該当する方ですが、英検2級未満の人がTOEIC学習を始めた場合、基礎固めに結構な時間を取られることになる為、モチベーションの維持をするのが大変になるということです。ですから英検学習から開始し、英単語を含めて段階的に基礎力を構築し、達成感を感じながらTOEIC学習へ早く移行できるようにすることが重要です。2級に合格できると、リーディング、英単語、リスニング、英文法ある程度基礎の基礎は整備されることになるでしょう。

②の方ですが、基礎力はあるので、TOEIC学習を開始しても500点位から600点を超えることはあまり大変ではないでしょう。英検準1級習得をしてからTOEIC学習を開始すると800点オーバーはそう大変ではありません。

英検、TOEICそれぞれの試験の旨みをうまく活かしていけると良いですね。

英検 目標 設定をしよう!

あけましておめでとうございます。今年も一年よろしくお願いいたします。新年最初のブログですので、目標設定に関連した話をしたいと思います。

英検2級でも準1級でも1級でも目標を立てた方は、まず、合格まで自分が一体何をしなければならないのか?を考えてみてほしいと思います。そして、それを正確に把握するためには、現時点で過去問題をどのくらい解くことができるのか?を把握しなければなりません。そして、そこから、合格最低ラインから逆算して、どのようなことをしていかなければならないのか?を考えてみてください。

例えば、英検準1級や1級の1番最初の語彙力が問われるセクションで、現時点で10問位しか取れないとします。25問全問正解を目指して英単語力を高めようとすると、大変なことになります。私の指導経験上、合格する人は16点~18点くらいの人が多いです。もちろん全体で点数を何点とるか?が重要であるので、この点数を取れれば絶対合格というわけではありませんが、この範囲の方が非常に多いのです。

話を戻すことにすると、現時点で10問しか正解できない人は、残り7問前後正解できるような語彙力を高めることが重要です。選択肢は4つですから3問の選択肢がある程度自信持って答えられるようになると、残り一つは知らなくてもどうにかなります。

そう考えていくと、どのくらいの学習をしていかなければならないのか?が見えてきます。

是非、合格を目指す決意をして、そこから逆算して具体的な方策を一度検討してみてください。

英検 合格 の色々とその次の段階。

ある生徒さんが英検2級を受けようか迷っています。ギリギリで受かるという状況なのですが、なかなか決断出来ないのです。なぜ迷うか?と言うと、その後の展開をよく理解しているからです。

展開というのは以下のものです。

・現時点で英検受験すると、合格するかもしれないが、準1級を狙うとなると英検2級合格後かなり長い間学習しなければならない。

・来年度春で受験すると、今より確実に合格出来、そして準1級を目指すまでの時間が最小限ですむ。

この2つで迷っているのです。

実際これまで私の教室にも、英検2級にギリギリで合格した後で、準1級に合格出来ない人のサポートを沢山させて頂いたのですが、ギリギリで合格した方は、どうしても次の合格まで時間がかかります。それは英語力すべての部分を伸ばす必要がある為です。

語彙力、リスニング力、リーディング力、ライティング力 全てに渡ってです。

英検2級と準1級だけではなくて、これは英検準2級と2級でも同じことが言えます。

結局、絶対的な英語力を着けなければ、合格することはどうしても難しくなります。単純にたくさんの知識を詰め込めば、英検に合格出来るというほど甘い試験ではありません。

英語力そのものを着実につけていくことが重要です。

英検 学習計画 を確認する。

英検学習皆さん順調に進んでいますか?

さて、今日は英検学習計画についての話です。英検学習を進めていくと、つい、一つの分野の事に気が取られがちです。例えば、英単語が苦手なのでそればっかりやるとか、リスニングで点数があまり取れないので、そこばかり進めるとか・・・ そのように、1つのことだけ考えてしまうものです。得意苦手分野がある方は、その苦手分野を潰そうということばかりに意識が行きがちです。

ところが、英検は、当然ながら1つの分野なければ絶対に合格ができません。弱点を潰す事は勿論重要なことなのですが〝問題は全体でどの位点数が取れるか?〟と言うことです。ですから、英検学習を進める時には、全体の中での学習計画が本当にうまく進んでいるかどうか?ということが重要になります。

英検試験が近くなってくるとなるほどその考え方は重要になります。

今、自分が進めている苦手分野を潰すために必要とされる時間と、自分が得意としている分野で点数を伸ばすために必要とされる時間を比較したときに、後者の方が確率が高いのであれば、そのように考え方を変えていかなければなりません。これこそが合理的な英検学習計画です。

英検学習進める場合には、たまにそんなことも考えてみてください。

英検 目標 設定から始めよう!4

前回のブログでは、英検準1級語彙問題25問で点数アップをするために、4つの選択肢のうちで2つをある程度正確に選べる人が、残り一つを自信を持って答えるられるようにする為の短期的な目標設定の仕方の話をしました。

さて、500語から600語をどのように吸収していくか?ですが、毎日仮にを学習ができる人であれば、1日辺りどの位吸収して行けるのかを、自分が捻出できる学習時間とともに考えていきます。

いずれ当ブログの中で近いうちに、英単語学習の仕方について詳細にお伝えするつもりですが、インプットをしっかりやり、復習もしっかりすると1か月位で乗り切れるかもしれません。(私は1か月位で無理なくクリアできます。)

短期目標について話を戻すと、復習を通勤中にしっかりやり、毎日自宅でインプットをする時間が1時間位とれるという方であれば、毎日20個位ずつインプットしていくのが短期的な目標になります。土曜日や日曜日にもう少し時間が取れる方であれば、このスピードをさらに早めることができるかもしれません。たくさんの英単語を覚えるのは大変ですが、現実的な目標が見えてくると、やる気も俄然湧くものです。モチベーションが上がれば、インプットもより楽になるでしょう。これこそがまさに目標設定をする最大の効用と言えるかもしれません。

英検 目標 設定から始めよう!3

前回のブログでは、英検の過去問題を使いながら長期目標を設定することの必要性について話をしました。今日は短期目標の設定についての話です。

例えば、英検準1級の過去問題にトライし、語彙問題25問のところで半分をわずかに下回る12問しか正解出来なかったとします。この時に、闇雲に英単語を覚えるようなことをやってはいけないのです。(何もしないよりはもちろん良いのですが)

語彙問題25問の性質をしっかり考えることから始めましょう。まずこの問題は4つの選択肢から成り立っているということを抑えておきましょう。そうすると、4つの選択肢のうちの3つを排除できれば、正解する可能性が高くなるのです。そして今現在4つの選択肢のうちの2つはある程度落とすことができるということであれば、残り1つの選択肢を自信をもって選べるようにすることが長期的目標ということになります。

次に短期的な目標を考えるわけですが、選択肢1つを自信をもって選べるようにするには、どの位の英単語を覚える必要があるのでしょうか?英検準1級合格に必要とされる英単語の数がおおよそ7500、2級合格に必要とされる数が5100あまりですから、このギャップは2400あまりになります。

現実的に2つの選択肢を選べるのであれば、おおよそ半分ぐらいの1200あまりは認識できているのでしょう。そうすると残りは1200ですが、選択肢1つを確実に落とせるレベルまで持っていくとすると500語から600語あまりを習得する必要があるということになります。この数の語彙を習得する為に毎日何をすべきか?ということが短期目標になります。さらに詳細な短期的目標設定について話を次回のブログでしたいと思います。

 

英検 目標 設定から始めよう!2

前回のブログで、英検学習をする為には、長期的な目標設定、短期的な目標設定が必要であるという話をしました。今日はまず長期目標設定についてです。

まず、自分が合格したい英検級を定めます。通常皆さんこの段階までが長期目標設定だと思っているので、時間が経つとなかなかモチベーションが維持できなくなります。

英検合格のための長期目標設定は、これだけでは不十分なのです。現実的に、自分にとって何が足りないのか?ということをしっかり見極める必要があります。

さて自分の現実を見極めるためにはどうしたら良いでしょうか?それはズバリ、英検の過去問題を時間制限どおりにやってみることなのです。(日本英語検定協会さんのサイトに行くと過去3回分の問題を見ることができます。)そして、何が必要なのか?をじっくり把握します。

現実の力⇔英検目標級に必要な力 この2つの差を埋めることが、長期的な目標設定です。

注意しなければいけないのは、合格する為には満点は必要はないということです。合格最低点を越えるまでに必要な事を考えていきます。そうすると、短期的な目標設定が自動的にできるようになるのです。次回のブログでは、短期的な目標設定について話をしたいと思います。

英検 目標 設定から始めよう!1

昨日で英検の二次試験が終わりました皆さん出来映えはいかがだったでしょうか?結果が良かった人は新たな目標に向け、悪かった方は次の二次試験で合格できるように新たな目標設定をしてみてください。

さて、本日は英検合格のための目標設定について話をしたいと思います。

英検学習をする際の目標設定の効用についてあまり言われていないように思うのですが、私は非常に重要なことであると思っています。目標設定をするだけで様々な効用があります。

・英検学習のモチベーション維持がしやすい。

・目標設定をすることで、自分が次にやらなければならないことが自動的に見つかる。

・集中して学習するので時間上の無駄が無い。

・集中して学習するので、頭に入りやすい。

これだけの効用があります。

英検学習のモチベーションが維持できない方というのは、大概漠然と勉強しているのです。

つまり、英検学習をする上で、目標設定を具体的に行っていないのです。難しい言い方かもしれませんが、目標設定をするというのは、長期的な目標と、短期的な目標の二つがあります。どちらかが欠けると、モチベーションが維持できなくなると思います。ですから2つをしっかりやるのです。次回のブログで具体的な話をしたいと思います。