英検リスニング対策13

英検リスニングをやっていると、少しわからない英単語が出てだけで全体の話が分からなくなるという方がいらっしゃいます。

よりその状況を正確に表すとするならば、1つのわからない英単語が出てきた時に、それに気をとられ、その間に話はどんどん進行しているという具合です。語彙力不足も考えられるかもしれませんが、その方達は多くのケースで、文脈が追えていないと言っても良いでしょう。厳しい言い方をするならば、文章を読んだ時の理解力が少ないのかもしれません。

英検のリスニング対策をする上で、文脈をしっかり追えるようになるには、聞いてわからない時に、まず、リスニングのスクリプトを眺めてみてほしいのです。そして英文を読んでみてほしいのです。話をうまく追う事のできない方は、英文を読んでも、あまり理解できていないと思うのです。ですから、スクリプトを見ながら文脈を把握する練習をしてみれば良いでしょう。

実際にそのスクリプトを読んで、英単語がわからなければ、文章の構造などを参考にしながら、そのわからない英単語の意味を推測してほしいのです。それと同時に、その英単語がわからなくても全体でどういう話をしているのか?ということをよく吟味してみてください。

この吟味することこそが、実際の英検リスニングの時に役に立つのです。普段からこういう練習をしていると、多少わからない英単語が出てきても、全体でどのようなことを言っているか?ということがだんだん推測できるようになります。