英検1次試験直前にすべきこと 4

前回のブログでは、英検1次試験での時間配分練習を、事前に行うことの重要性について記したのですが、今日は、過去問題を使いながら、本番前に考えて欲しい、もう一つの話しをしたいと思います。

試験前に練習するなかで、もう一つして頂きたいことは『どの問題をどの順番で解くと一番得点が取れる可能性が高まるか?』ということです。当たり前だという人もいると思うのですが、ここを意外に考えていない方も多いのです。

例えば、英検準1級になるとライティングがあります。このライティングは配点が14点あるのですが、時間が結構かかるのです。時間がかかるのですが、普段練習していると、最低でもこの位の時間がかかり、得点はこの位になるだろうと予測が立ちます。

つまり、ここで18分使って凡そ9点前後取れるという見通しがある時に、この18分を最大限確保出来るように、他の問題を含めてペース配分を考えなければならないのですが、英検問題の順番を考えると、思った以上に時間がかかり得点が伸びないケースと、時間が少し節約できて、得点が高まる可能性がある順番があるはずです。この後者を見つける事を事前に探らなくてはいけないということです。

そうそう、この順番には『頭の疲労の問題もあります。』自分にとって疲労を煽るような問題から始めていくと、思って以上にてこずる場合もあります。