前回のブログではディクテーションの仕方の話を書きましたが、本日もその続きです。
前回「1.英検リスニング本文全体をざっと複数回聞いてみる」と記しましたが「ディクテーションをして下さい」というと「軽く1回位聞いてわからないから終わり・・・」という感じで終わらせる方もいるのですが、厳しい言い方をすれば、そんな感じで全く聴かかないから、リスニング力が育たないのです。英語を聴き取れるようになりたければ、何度も聞かなければいけません。聴いた回数分だけ必ず長い目で見た時に得があるものです。
次に「2.英文を細くストップしながら意味の塊で書き出していく。」ですが、これができるためには、ある程度英文法を理解していなければならないことになります。もし英検準2級や英検2級を挑戦する形で基礎的な英文法がわからないという方は、自分が理解できていない文法事項だけでも良いので、英文法の理解をすることに時間を振り向けてください。いったんリスニングから離れる形になりますが、長い目でみると、これが1番時間がかからない形になります。音を正確に聴き取るための練習としてディクテーションをもちろんやっているのですが、英検のレベルが上がってくると英語リーディング力というのが必ず必要になるということなのです。
そして「3.聞き取れなくても諦めずに最低5回は聞いて書き出すよう努める。」に関してですが、ディクテーションが聴ける耳を作り出してくれるのは、書き出さなければならないということで集中して英文を聴くからなのです。1回聴いてわからないから・・・と言ってやめるのは、集中して聴いた回数は 1回にしかならないのです。英検の問題を1文単位で5回聞けば、5回集中したことになります。
続きは次回