英検リスニング対策4

英検リスニング対策の話の続きを本日もしたいと思います。最初の話から流れがわかっている方が良いので、いちばん最初の話を読んでいない方は、是非から読んでみて下さい。

さて、続きですが

「4.それでもわからなかったところは、文法的に、文脈的に聞き取れなかった部分にどういう言葉が入るか検討してみる。」

ディクテーションすることの効用のもう一つの1つは、文章構造を推測する力が育つということです。例えば自分が英文を聞いていて何を言っているのか分からなかったとしましょう。以下のような英文があったとします。

I want (   )play (  )piano. (    )内がよく聞こえなかったとしても、最初の(   )には to がはいり、次の(  )には冠詞のtheが入るという事は容易に想像がつくでしょう。英検問題のディクテーションに取り組んでいるときに、わからないものが出てきたら、このように可能な限り文法的な力を借りてブランク部分を推測してみればよいのです。このような推測を立てていると、実際に別な英文で聞き取れないものがあった時でも、ある程度推測を働かせて聴けるようになるものです。

また、英検問題をディクテーションすることは、文脈を推測する力も育ててくれます。

この続きは、次回またしたいと思います。