前回のブログでは英検試験合格の為には、英文法の体系的な理解が必要です。という話をしました。本日も英文法に関してのお話です。
英文法学習をする為に、問題集をほぼ皆さん使うでしょう。ですが、問題集をうまく利用できる人と出来ない人がいるのは何故でしょうか?
理由は色々あると思いますが、私は以下であると思っています。
・体系的な英文法の理解度が低いので、問題集を使っても理解しながら解いていく事が出来ない。
・問題集を使う理由が解っていない。
前者に相当する方は、先日述べたように、まずその理解を優先すべきでしょう。後者に該当する方にお伝えしたいのは『問題集を使う理由は、何が問われるのかを知るためである』ということです。
英文法の参考書をみると、膨大な情報が書かれていますが、その知識がどのように問われるのか?という事を知らないと、なかなか習得できるものでは無いのです。ですから、問題集をやる時は『何が問われるのか考えながら行う』べきです。間違ってはいけないのは『問題を解くためではない』ということです。
『問題を解くために問題集を使う』という発想の人は、なかなか点数が取れないものです。
自分が問題集をうまく使いこなせているかどうか?を簡単に判別する方法があります。以下の質問に答えてください。
Q.〇〇(英文法項目 関係代名詞、不定詞など)が英検で問われるとしたら、どのような事が問われますか? これに答えられる人はうまく使いこなせているでしょう。ですが、答えられない人はうまく使いこなせていないはずです。