ディクテーションのやり方の続きですが、音が多少聞き取れなくても粘って聴き、そして文法や文脈を駆使しながら分からなかった所を埋め「全体が仕上がったら答えを見て、赤ペンで間違いを直す。」
英検の過去問 問題集では必ずスクリプトが付いていますのでそれを見ながら赤ペンで間違いを直してきます。
そうすると、様々なことがわかるようになります。
・冠詞がよく抜ける。
・現在形、過去形、 3人称単数など動詞の時制に関連する部分の間違いが多い。
・文法的にありえないようなミスをしている。(例 to 動詞の原形なのに to ate などとしている)
このように、いろいろなミスがあることが実感できます。自分で実感できることが重要なのです。
スクリプトを見る前に英語を何回か聞いて、文脈や文法的観点から間違いを正す機会があるにもかかわらず、たくさんのミスをするという事は、それだけそれに関しての理解が少ないか、細かい英文法に注意できていないということになります。
そういうことが理解できるようになったら、次回のディクテーションをするときにその観点に注意しながら、ディクテーションの学習を進めていけるようになります。
そういうことで、赤ペンを使いながら直すということが重要なのです。
続きは次回。