ラクラク!英検二次試験 イラスト描写問題 対策の進め方

 

英検一次試験が終わり〝解答速報で確認する限り、合格になりそうだけど・・・二次試験の準備が出来ていない・・イラスト描写が苦手・・どうしよう!〟という方もいるかと思います。

 

今回は二次試験対策の中の「イラスト描写問題の対策」について述べたいと思います。

 

まず英検協会さんのバーチャル二次試験にトライしてみて!

 

英検二次試験イラスト

※日本英語検定協会さんのバーチャル二次試験 2級 より

 

〝二次試験対策のイラスト問題に強くなりたいけれど、何から手をつければ良いかわからない・・・〟という方は、まず英検協会さんのサイトに直行し、バーチャル二次試験を閲覧してみて下さい。

 

そして、実際にゲームを進めるような感覚で、このシュミレーションにトライしてみて下さい。そうすると、かなりリアルに対策の進め方が理解出来ます。

 

以前二次試験を受験し、今回再チャレンジする方や、既に二次試験対策の凡の流れを知っている方は「イラストの展開説明」という部分だけを見て頂いても構いません。

 

 

短文英作文の練習をする。

 

英検二次試験イラスト2

※森沢洋介さんの〝どんどん話すための瞬間英作文トレーニング〟より。 名著です!

 

イラスト問題対策が苦手な方は、2つのタイプに分かれます。

・簡単な短文をスグに英作できない。

動作表現などのストックが足りない。

 

〝英文法も知っていて、使うべき表現も分る・・・だけど考えるのに時間がかかり過ぎる〟=〝簡単な英作をスラスラ出来ない方〟は、本番で緊張する状態では、さらに口から英語を発する事が困難になるので、一刻も早く解決していく必要があります。

 

このような症状を抱えた方に、私がオススメするのは森沢洋介先生の〝どんどん話すための瞬間英作文トレーニング〟です。

 

地道な練習が要求されますが、やさしい英文を口からスラスラ出せるようにすることで〝スピードの悩み〟を劇的に改善する手助けとなるでしょう。

 

中学1年生、2年生、3年生と分かれていますが、時間が無い場合は2年生以降の英文だけを練習するのでも構わないと思います。是非練習してみて下さい。

(※短文英作文に関してさらに興味がある方は『短文 英作文が英会話を上達させる』も参照してみて下さい。)

 

〝動作表現などのストックが足りない〟方についての対策については次で述べたいと思います。

 

過去問題を沢山こなし、言えない表現を洗い出す。

英検二次試験イラスト3

※2013年度版 Gakken 英検2級過去問題集 より。

 

動作表現などのストックが足りない方は、試験までの時間も限られているので、英検過去問題を大量にこなしてみる事をオススメ致します。私個人としては、上記写真のGakkenさんのものが好きです。

 

そして、言えない表現を必ずメモしておき、試験本番までに覚えてしまいましょう!

 

過去問題を沢山こなす事をオススメするのは、案外似たような表現が繰り返し出題される傾向がある為です。

 

私の経験では〝ごみを捨てる〟〝お花に水をあげる〟〝カートを押す〟などという表現はよく見ます。

 

マンガを使い動作を描写してみる。

 英検二次試験イラスト5 

 

〝過去問題が手元に沢山無い方〟や〝もう少し色々な表現を覚えてみたい〟という方は、マンガを使い、その中の絵を英語で口を動かしながら、描写してみるのも案外練習になります。

 

全ての動作を覚える必要はありません。日常生活によく出てきそうなものに注目してみて下さい。

 

 

〝逃げる〟練習もしておく。

 英検二次試験イラスト6

 

〝逃げる〟といっても、面接の場から逃げる という意味ではありません。これをやるとアウトです。やめましょう。(笑) 

 

冗談はさておき、イラスト描写の練習をしていると〝この動作、英語で表現できないな・・〟と言う場合があると思います。

 

そういった場合を想定して〝この表現を他にどのように表すことが出来るだろうか?〟と練習しておくことをオススメします。

 

例えば『〝花に水をあげる〟は言えないけれど〝園芸をする〟は言えるから、これで逃げよう』などという形です。

 

この練習をしておくと、面接本番で沈黙するというリスクを減らせます。

 

 

まとめ

 英検二次試験イラスト8 

 

イラスト描写は練習すればするほど、確実に上達していきます。上記方法を参考にしながら、本番まで諦めないで、何度も何度も練習してみましょう。

 

本番では緊張もあるので、思ったとおりにいかないものです。ですから、練習の時は可能な限り上を目指して頑張ってみて下さい!

英検 イラスト説明 は英単語を覚えるチャンス。

英検の二次試験対策を進めている方でイラスト描写の問題を練習している方がいらっしゃるかと思います。

イラスト描写の問題は、動作を表す英単語や表現ををたくさん知っていると、説明するのが楽になります。

このイラスト描写を英検過去問題を使いながら、練習していると、普段なかなか見逃しがちな動作を表す英単語を習得することができるので、曖昧な表現は是非、辞書で調べるなどして、貪欲に覚えて欲しいものです。

例えば・・・

・花に水をあげる。

・ゴミを捨てる。

・種をまく。

・犬を散歩させる。

・リンゴを収穫する。

など・・・ 難しい英単語を結構している人でも、動作を表す英単語が穴になっている人がおりますので、この機会に是非覚えてみてください。

英検二次試験の過去問題を10セット位やると『こういったタイプの表現はよく出題されるな』とか『こういう動作を表す英単語は良く出るな・・』ということがだんだんと分かってきます。そうなればシメタものです。

英検二次試験直前は頭が集中モードになっているので、普段なかなか覚えられないような事でも、結構あっさりと覚えてしまうことができます。英単語覚えれば覚えるほど、財産になるわけですから、イラスト描写の問題の練習をうまく活用してください。