英検 目標 設定から始めよう!3

前回のブログでは、英検の過去問題を使いながら長期目標を設定することの必要性について話をしました。今日は短期目標の設定についての話です。

例えば、英検準1級の過去問題にトライし、語彙問題25問のところで半分をわずかに下回る12問しか正解出来なかったとします。この時に、闇雲に英単語を覚えるようなことをやってはいけないのです。(何もしないよりはもちろん良いのですが)

語彙問題25問の性質をしっかり考えることから始めましょう。まずこの問題は4つの選択肢から成り立っているということを抑えておきましょう。そうすると、4つの選択肢のうちの3つを排除できれば、正解する可能性が高くなるのです。そして今現在4つの選択肢のうちの2つはある程度落とすことができるということであれば、残り1つの選択肢を自信をもって選べるようにすることが長期的目標ということになります。

次に短期的な目標を考えるわけですが、選択肢1つを自信をもって選べるようにするには、どの位の英単語を覚える必要があるのでしょうか?英検準1級合格に必要とされる英単語の数がおおよそ7500、2級合格に必要とされる数が5100あまりですから、このギャップは2400あまりになります。

現実的に2つの選択肢を選べるのであれば、おおよそ半分ぐらいの1200あまりは認識できているのでしょう。そうすると残りは1200ですが、選択肢1つを確実に落とせるレベルまで持っていくとすると500語から600語あまりを習得する必要があるということになります。この数の語彙を習得する為に毎日何をすべきか?ということが短期目標になります。さらに詳細な短期的目標設定について話を次回のブログでしたいと思います。

 

英検 目標 設定から始めよう!2

前回のブログで、英検学習をする為には、長期的な目標設定、短期的な目標設定が必要であるという話をしました。今日はまず長期目標設定についてです。

まず、自分が合格したい英検級を定めます。通常皆さんこの段階までが長期目標設定だと思っているので、時間が経つとなかなかモチベーションが維持できなくなります。

英検合格のための長期目標設定は、これだけでは不十分なのです。現実的に、自分にとって何が足りないのか?ということをしっかり見極める必要があります。

さて自分の現実を見極めるためにはどうしたら良いでしょうか?それはズバリ、英検の過去問題を時間制限どおりにやってみることなのです。(日本英語検定協会さんのサイトに行くと過去3回分の問題を見ることができます。)そして、何が必要なのか?をじっくり把握します。

現実の力⇔英検目標級に必要な力 この2つの差を埋めることが、長期的な目標設定です。

注意しなければいけないのは、合格する為には満点は必要はないということです。合格最低点を越えるまでに必要な事を考えていきます。そうすると、短期的な目標設定が自動的にできるようになるのです。次回のブログでは、短期的な目標設定について話をしたいと思います。

英検 目標 設定から始めよう!1

昨日で英検の二次試験が終わりました皆さん出来映えはいかがだったでしょうか?結果が良かった人は新たな目標に向け、悪かった方は次の二次試験で合格できるように新たな目標設定をしてみてください。

さて、本日は英検合格のための目標設定について話をしたいと思います。

英検学習をする際の目標設定の効用についてあまり言われていないように思うのですが、私は非常に重要なことであると思っています。目標設定をするだけで様々な効用があります。

・英検学習のモチベーション維持がしやすい。

・目標設定をすることで、自分が次にやらなければならないことが自動的に見つかる。

・集中して学習するので時間上の無駄が無い。

・集中して学習するので、頭に入りやすい。

これだけの効用があります。

英検学習のモチベーションが維持できない方というのは、大概漠然と勉強しているのです。

つまり、英検学習をする上で、目標設定を具体的に行っていないのです。難しい言い方かもしれませんが、目標設定をするというのは、長期的な目標と、短期的な目標の二つがあります。どちらかが欠けると、モチベーションが維持できなくなると思います。ですから2つをしっかりやるのです。次回のブログで具体的な話をしたいと思います。

英検2次試験 対策 試験前日総括。

英検2次試験の面接がいよいよ明日に迫りました。 皆さん試験の準備はできていますか?

前日なのでもう一度主要なポイントについて振り返りたいと思います。

重要なポイントは以下です。

・自信を持ってハキハキと答える。(自信が無いとぼそぼそ答えたり、はっきりと答えられないので結果として何も良い事は無い。)

・英検2次試験の面接では面接官とコミュニケーションを出来る限り取ろうという姿勢が問われる。(ちょっとした間違いを気にしたりして、答えはなかなか出さなかったり、沈黙する状態が続くと点数が悪くなる。)

・答えに行き詰まった場合に想定し、沈黙状態を避けるために、間をつなぐ言葉(well   Let me see)などを使って時間を稼ぐよう準備しておく。

・万が一態度が悪い面接官がいた場合には、腹を立てずに面接室から退室するまで、試験にのみ集中する。(英検二次試験は入室してから退出するまでが勝負です。)

以上のような注意点に気を配ってみて下さい。

明日の面接まで時間がある方は、今まで過去問を使ったり、日本英語検定協会のバーチャル2次試験のサイトで学んだことをもう一度復習してみてください。

それでは明日の英検2次試験面接での皆さんの健闘をお祈りしています!

英検 面接官 態度の悪い面接官がいたら気を付けよう!

誤解を与えたくないので、あらかじめ断っておきたいのですが、多くの英検面接官の方達は良い方達だと思っております。そして、実際に私自身が、その実態をがあるのを見てみたことがあるわけではないので、仮にいたらという前提で以下の話をしたいと思います。

時々聞こえてくるのが、女性の面接官で札幌市内で態度が悪い人がいるという噂です。先に述べているように、多くの人たちは良い方だと思うのですが、噂が度々聞こえてくるので、ちょっと問題のある人たちもいるのかもしれません。

そこで、私の教室では英検2次試験の対策として「面接官の態度が悪いこともあり得るかもしれない。だけどそれに腹を立てないで、試験が終わって教室から出るまでは冷静に対応しよう」という話をしています。

万が一、運悪くそのような面接官に当たってしまった場合は、常にその点を心に留めておいてほしいのです。

「英検面接は入室してから退出するまで全てが試験である」ということと「積極的に面接官とのコミュニケーションを取ろうとする姿勢を見せることが重要だ」という気持ちを持っていると、運悪くおかしな面接官に当たったとしてもうまく乗り切る事が出来るでしょう。

とにかく冷静さを失わないで下さい。

英検 面接 間違った答えと沈黙どちらが良いか?

英検2次試験面接練習をしていると、沈黙してしまうことがあるかもしれません。

沈黙の理由は以下のようなパターンでしょう。

1.自分の答えが合っているかどうか不安になり沈黙してしまうパターン。

2.答えのアイディアが浮かばなくて沈黙してしまうパターン。

このような形でしょう。

さて、このような時に間違った答えを言う場合と沈黙することのどちらが良いのか?ということです。

結論から言うと、間違っていても何も言わないよりも点数が高くなります。

英検2次試験本番になると、普段練習している人でも、答えに詰まるということがあるかもしれません。そのような時にはあわてずに、間違っても良いので答えを出すようにしましょう。

英検の面接では『積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢』をチェックしています。

積極的に意思疎通を図ろうとする態度という事を考えると『間違った表現でも、積極的に話す』ということが重要になるのは言うまでもありません。

積極的なコミュニケーションと言うポイントから考えると、注意しておいた方が良いのは、普段挨拶ができないような学生さん達です。

面接試験に挑む時に挨拶ができないという状態では、その時点で点数を失っていると考えた方が良いでしょう。