英検二次試験対策4

英検二次試験の面接対策やっている時に「試験官の英語の質問は理解できるけれど、それに対しての答えが思い浮かばない。」という方が少なからずいらっしゃいます。

このような問題にはどう対処すればよいでしょうか?

答えの英語が浮かばないのであれば、2つに分けて考えなければいけません。

1.日本語で言いたい事は浮かぶのに、それをうまく英語で表現できない。

2.日本語レベルでも、言いたいことが浮かばない。

1のケースの場合は、過去問を使いながら、可能な限りやさしい英語に、置き換える練習をするべきでしょう。自分の思ったことを英語で表現しようとすると文章が長くなる・・・ということであれば.言いたい文章を細かく切断し、その短い状態になった文章を作れるように練習すべきです。

それに対して、2のケースでは、根本的な問題が英語力ではなく、アイディアが浮かばないというところにあるので、色々なことに対して考えてみる事をしなければいけません。多分このような方は、普段自分で物事をあまり考えていないような方が、多いのではないかと思います。学校で教えられることを丸暗記して生きてきたような方に、このような方が多いように思います。つまり、考える力がないということなので、この力を養わなければならないということです。

日本英語検定協会のバーチャル二次試験の中の英検準2級の第4問では

「プラスチックボトルに入った飲み物が将来より一般的なりますか?」と言う質問が出題されていますが 、これに対して答えが日本語レベルでも浮かばない方は、あまり考える力がないということになります。

このような方は、 英検の過去問をやりながら、1つの質問に対し別々な答え5つ位考えてみることをお奨め致します。英語にする必要はありません。あくまでも日本語レベルで考えてみればよいのです。

例えば・・・

「資源の再利用という観点から、プラスチックボトルが1番良いと思う。」

「衛生上の問題と、加工のしやすさから、プラスチックボトルが一番効率が良いと思う」

などと言う具合にです。