英検の過去問をやる意味。

過去問、過去問とうるさいかもしれませんが、英検の過去問題を本当に活かしきれている方というのが、私の経験上あまり多くありません。

過去問題というのは、一度やって解きっぱなしにする物ではなくて、現状の把握→学習方向の決定→学習が方向通りに進んでいるかの確認→実際の英検試験でのペース配分の決定すべてに関わってくると思います。

英検になかなかパス出来ないという方ほど、この中の一部をやる為か、ひどい場合は予想問題集をやり過去問題に手を付けないという 状態であるように思います。

〝英検の過去問題をやるだけで実力が付きますか?〟という方がいるのですが、これはチョットポイントがずれた質問のように思います。

これは病気を抱えた人が〝病院に行けば治りますか?〟と質問をしているのと同じです。

病院に行くは目的は、問題点は何か?→問題があればどのような治療があり、それをどのように進めるか?を知る。→治療はうまく進んでいるか確認 こういう流れがあるからです。病院に行っても医師の指示を守らずに、薬も飲まず、手術も受けず、生活習慣も改善しようという気もなければどうにもならない訳です。

英検の過去問の力を本当の意味で活かす為にも、やりっぱなしにせずに、うまく活用すべきであるというのが、私の意見です。