英検 過去問題 をうまく活かす。2

英検の過去問題をまず制限時間通りに取り組んでみることから、英検学習をスタートしますという話を前回をしました。今日はこれの続きです。

『英検の過去問題をやって下さい』と生徒さんにお願いすると『対策問題集ではダメなのか?』という質問を受けることがあります。

結論から言うと『やはりまず過去問から始めてください。』理由は様々なのですが、1番のポイントは対策問題集は実際の難易度と誤差があるということです。

英検過去問題をまずやることの目的は、自分の弱点をしっかりあぶりだす事です。ですからこの時には、実際の試験と同じ内容の問題をやる必要があります。英検の問題というのは本当に面白いもので、自分の力が大幅にアップしない限り、出てくる結果というのはあまり大きく変化しないのです。

英検の過去問に取り組み弱点分析をしている時に、自分の力以上に出来過すぎていると思う時には(多くの場合考えすぎなのですが)、日本英語検定協会のサイトで公開されている3回分の過去問をすべてやってみてください。そうすると、結果は大体同じようになります。つまりそれだけ難易度が正確にコントロールされているということなのです。次回のブログでは、出てきたデータを基に、詳細な対策を立てる方法をお知らせしたいと思います。