英検 リスニング 勉強法4

前回のブログでは、英検リスニング対策に役立つディクテーションの具体的な方法について、お伝えしました。今日は大量リスニングについてです。

英検の問題をある程度一文単位で聞き取れるようになったら、その時こそが大量リスニングをする時です。それまでの正確に文を聞き取る練習で、音に対する精度は上がっているので、聞けば聞くほど、より聞けるような状態になります。

大量にリスニングをする時の注意点ですが、最初に何問か原稿を読んでみて、おおよそ7割位理解できる教材で大量リスニングをするのが良いと思います。ほぼ完ぺきに聞き取れるもので練習をしても、逆に、ほとんど聞き取れないような難易度のもので練習をしても、得られるものは少ないでしょう。そういった意味で、7割位理解出来るものが適当であると思います。

毎日まとまった時間を取って、聞いてみると良いと思うのですが、大量リスニングを長続きさせるコツは通勤、通学の時間を利用する事だと思います。本を読むと目が疲れたりとか、様々な問題が出てきますが、リスニングであれば目を閉じていても出来るので、理想的なのです。

私の経験では、7割位理解出来ている物を、3週間~1か月余り聞いていると、理解しながら聞いているだけで、解からなかった3割の部分は理解できるようになりますし、また、勝手に英語表現やフレーズなどを覚えることが出来るようになります。

是非英検リスニング対策の為に、ある程度準備が出来た段階で大量リスニングに取り組んでみて下さい。