札幌英検合格必勝ブログ
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英検2級になかなか合格出来ない方へ。
春になり気温が上がり快適ですが、外を歩くと花粉の為なのか、目が痒くて目薬が手放せないこの頃です。
さて『それなりに真面目に学習をしているのに、英検2級になかなか合格できないな~』と思う方が結構いらっしゃると思います。
本日は『英検2級になかなか合格出来ない方へ』というテーマで、これまでの生徒さんの指導から、合格できない方の中は、どのような問題点が多かったのか?を多い順に記して行きたいと思います。
語彙力の不足
〝手持ちの語彙が少なすぎて、文章の理解が思うように進まない〟とか〝第1問の部分で思うように点数が取れない〟いう方が案外多いものです。語彙力が不足していると、どんなに語学センスが高くても、歯が立たなくなります。やはり、語彙の充実は合格するための必要条件の一つです。
2級の第1問攻略の為に、パス単のようなもので、英単語を覚えこむ作業も必要になりますが、意外に多いのが〝3級とか準2級の基礎的な英単語の理解が不足している〟というパターンです。
英検準2級の問題や、大学入試センター試験の英語過去問題を読んだ時に、わからない単語がゴロゴロ出てくる場合は、準2級レベルまでの英単語に穴があると考えた方が良いでしょう。2級の英単語学習だけではなくて、準2級までの英単語を一度シッカリ覚えてみることをお勧めします。
一見、回り道のように見えますが、やさしい英単語ほど、登場頻度は高くなるので、覚え直すことはお得な事なのです。
基礎的な英文法力の理解不足
〝英文が読めない理由の一つに文章の構造が明確に把握出来ていない〟という事があります。そして、文章構造が明確に出来ないのは、基礎的な英文法の力が不足している場合が案外多いのです。〝準2級位までを、文法など意識しないで、なんとなく読んで合格できた〟という方が、このような状況になっていることが多々あります。
なんとなく英文法項目を丸暗記して、その知識を基に英文を読んでいるような場合です。例えば英文を読んでいてingが出てきても・・・
・動名詞
・現在分詞の修飾・
・分詞構文
などがあります。
文章の中のingを見た時に、どのingになるのか?を把握できなければ、文章の意味を正確に捉えることができなくなる原因の一つになります。基礎的な英文法が危うい時は、一度みっちり文法的な理解を進めることに時間を使った方が得策です。
英文の読み込み不足
“語彙がある程度の水準になっていて、英文法理解もそれなりの水準なのに、英文をスラスラ読み進めるのに時間がかかる”という状態の時、多くの方に見られるのが、“英文を読む時間が不足している”ということです。
英語を英語の発想のままで読み進めるためには、やはり読み慣れも必要になります。
“英検2級に合格”するためには、英検2級の過去問題を読んでみるのが一番だと思います。“英検の問題を解くために、英文を読むという感覚ではなくて、英検2級の英文を読み物として読む感覚”でドンドン読むことをお勧めいたします。勿論、読み進めながら自分の知らない英単語が出てきたら、それらを覚えていく作業は継続する方が良いです。
読み慣れが実感できるまでには、個人差がありますが、みっちり読む練習を継続すると、誰でもある時、一気に上達した感覚になります。
英語を聞いている時間の不足
英文が読めない方や、語彙力不足が酷い場合は英語を聞いている時間が長くても、ほとんどリスニング力は向上しないので、まずそれらの解決を先に行うべきですが、それらに問題がない方は、聞いている時間が圧倒的に少ないことが多いものです。
例えば、英検2級の過去問題のCDを2回とか3回聞いても、“音が聞き取れるようにならない” とか “速さに負けてしまう” というように考えている方は、聞く回数に対する感覚が誤っています。20回とか30回まず聞くことを考えた方が良いでしょう。
聞く時間がある程度の水準にならないと、聞けるようにはならない事は、自身の経験からも確かな事だと思います。
生徒さんに効果があった!英検 英単語対策~3方向攻め!
英検英単語対策をしっかり進めたいけれど・・・なかなかうまく進まないな~ という悩みを持つ方は多いかと思います。
本日は『生徒さんに効果があった英検 英単語対策~3方向攻め!』をテーマとし、実際に生徒さんに効果があった方法についてお伝えしたいと思います。
Contents
効率的に英検合格に必要な英単語学習をするには?
※当教室で英検準1級用の英単語ゲームに取り組む生徒さん。
英検英単語学習を進める為に考えなければならないのは、以下の点であると思います。
・試験に出題される英単語に焦点を当てること。
・記憶の定着が良くなるように学習を進めること。
・合格に必要な分だけ学習すること。
以下で具体的な話をして行きたいと思います。
まず何から覚えれば良いのか?
※ 旺文社さんの 英検 文で覚えるプラス単熟語 1級 より。
英検英単語対策を進める時に、まず重要視しなければならないのは『“効率の良い”=“投入する時間に対して得られるものが高い方法 ”を選択するべき』だ ということです。
英単語本来は、英語を実際に読んだり、書いたり、聴いたり、話したり というように私達日本人が実際に日本語を学んだ時のように、獲得するのが理想であるでしょう。
ところが、試験に合格するという観点から考えると、試験に出題されるものから学習していく方が効率が良いのは確かでしょう。
そこで重要になるのは『英検の過去問題に出題され、これからも出題される確率の高い英単語を覚えていくこと』です。当然のことなのですが、案外これを軽視している方も多いのです。
私の教室では、少しずつカードゲーム形式で、必要英単語を出来るようになるまでやって頂いています。覚えられれば、どのような方法でも構わないので、データに基づいて出題される英単語を頭の中に入れておくことは必要になります。
覚えた英単語を少しでも忘れないようにするには?
※ 英検2015年 第1回 1級 P12-13 より
『物を覚える為には、3人に学んだことを話しなさい』というアドバイスを聞いたりすることがあります。同じ情報でも、3つの視点からアプローチがあると、記憶に定着しやすいということなのでしょう。
生徒さんと、英検英単語対策を進めてきて分ったことですが、3つの方向から英単語に触れると定着がよくなるのは確かなようです。
3つの方向というのは“英単語本”、“英検過去問題の語彙問題の部分”、“英検過去問題の長文”になります。
過去の英検出題問題のデータに基づいて、出題可能性の高い英単語をしっかり覚え、語彙問題のセクションの問題を解いたり、長文問題を読むという作業をしていくことです。
生徒さんと学習を進めてきた、これまでの経験からですが、よく出題される英単語を“7割”位覚えてから、語彙問題、長文に取り組むと、非常にうまく進むようです。自分の学習した英単語に出会う数が増えるために、印象に残り易くなるためです。忘れかかっている英単語も楽に覚えられるようになります。
“7割”という数字にこだわるのは、これより少ないと、語彙問題や長文問題を解いていても、自分の覚えた英単語に出会う機会が減ってしまうため、問題を解く作業や、長文を読む時間ばかりかかってしまい、得るものが少なくなるためです。
どこまで英単語を覚える必要があるのか?
英単語学習は、英語を勉強する限り、永遠に続く作業であるのは間違いないのですが、限られた時間を有効に使い、合格を狙うとなると、英単語学習にばかり時間を割く訳には行かないのも確かであると思います。
過去問題を複数セット解いて見て、安定して合格点を超えるようになれば、英単語学習に焦点を当てた学習は止めても良いと思います。また、長文を読んでいて、ある程度正確に英単語の意味を類推できるようになった時も、必要以上に英検英単語学習に力を入れなくても良いと思います。
その段階に達した時は、英検の長文を沢山読んだり、リスニング問題を大量に聞く方が、さらに楽に英単語を獲得していけるようになると思います。
最後に・・
今回は、“一試験合格を限られた時間で狙うための英単語学習という視点”で述べてきたので、上記のような方法が最適であると考えています。
英語力upが将来的に必要になったり、段階的に複数の英語試験を受けていく場合は『スピーキングやライティングで使える英単語の数を増やす』方が、最終的には得であると思います。これに関しては、また別の機会に述べたいと思います。
ラクラク!英検二次試験 イラスト描写問題 対策の進め方
英検一次試験が終わり〝解答速報で確認する限り、合格になりそうだけど・・・二次試験の準備が出来ていない・・イラスト描写が苦手・・どうしよう!〟という方もいるかと思います。
今回は二次試験対策の中の「イラスト描写問題の対策」について述べたいと思います。
Contents
まず英検協会さんのバーチャル二次試験にトライしてみて!
※日本英語検定協会さんのバーチャル二次試験 2級 より
〝二次試験対策のイラスト問題に強くなりたいけれど、何から手をつければ良いかわからない・・・〟という方は、まず英検協会さんのサイトに直行し、バーチャル二次試験を閲覧してみて下さい。
そして、実際にゲームを進めるような感覚で、このシュミレーションにトライしてみて下さい。そうすると、かなりリアルに対策の進め方が理解出来ます。
以前二次試験を受験し、今回再チャレンジする方や、既に二次試験対策の凡の流れを知っている方は「イラストの展開説明」という部分だけを見て頂いても構いません。
短文英作文の練習をする。
※森沢洋介さんの〝どんどん話すための瞬間英作文トレーニング〟より。 名著です!
イラスト問題対策が苦手な方は、2つのタイプに分かれます。
・簡単な短文をスグに英作できない。
・動作表現などのストックが足りない。
〝英文法も知っていて、使うべき表現も分る・・・だけど考えるのに時間がかかり過ぎる〟=〝簡単な英作をスラスラ出来ない方〟は、本番で緊張する状態では、さらに口から英語を発する事が困難になるので、一刻も早く解決していく必要があります。
このような症状を抱えた方に、私がオススメするのは森沢洋介先生の〝どんどん話すための瞬間英作文トレーニング〟です。
地道な練習が要求されますが、やさしい英文を口からスラスラ出せるようにすることで〝スピードの悩み〟を劇的に改善する手助けとなるでしょう。
中学1年生、2年生、3年生と分かれていますが、時間が無い場合は2年生以降の英文だけを練習するのでも構わないと思います。是非練習してみて下さい。
(※短文英作文に関してさらに興味がある方は『短文 英作文が英会話を上達させる』も参照してみて下さい。)
〝動作表現などのストックが足りない〟方についての対策については次で述べたいと思います。
過去問題を沢山こなし、言えない表現を洗い出す。
※2013年度版 Gakken 英検2級過去問題集 より。
動作表現などのストックが足りない方は、試験までの時間も限られているので、英検過去問題を大量にこなしてみる事をオススメ致します。私個人としては、上記写真のGakkenさんのものが好きです。
そして、言えない表現を必ずメモしておき、試験本番までに覚えてしまいましょう!
過去問題を沢山こなす事をオススメするのは、案外似たような表現が繰り返し出題される傾向がある為です。
私の経験では〝ごみを捨てる〟〝お花に水をあげる〟〝カートを押す〟などという表現はよく見ます。
マンガを使い動作を描写してみる。
〝過去問題が手元に沢山無い方〟や〝もう少し色々な表現を覚えてみたい〟という方は、マンガを使い、その中の絵を英語で口を動かしながら、描写してみるのも案外練習になります。
全ての動作を覚える必要はありません。日常生活によく出てきそうなものに注目してみて下さい。
〝逃げる〟練習もしておく。
〝逃げる〟といっても、面接の場から逃げる という意味ではありません。これをやるとアウトです。やめましょう。(笑)
冗談はさておき、イラスト描写の練習をしていると〝この動作、英語で表現できないな・・〟と言う場合があると思います。
そういった場合を想定して〝この表現を他にどのように表すことが出来るだろうか?〟と練習しておくことをオススメします。
例えば『〝花に水をあげる〟は言えないけれど〝園芸をする〟は言えるから、これで逃げよう』などという形です。
この練習をしておくと、面接本番で沈黙するというリスクを減らせます。
まとめ
イラスト描写は練習すればするほど、確実に上達していきます。上記方法を参考にしながら、本番まで諦めないで、何度も何度も練習してみましょう。
本番では緊張もあるので、思ったとおりにいかないものです。ですから、練習の時は可能な限り上を目指して頑張ってみて下さい!
飛び越えろ!英検3級をラクラクパスする為の勉強法
英検3級を小学生や中学生の我が子に取得して欲しいけれど、何から手をつけ、どのように学習を進めると良いのか解らないという方もいるかと思います。
状況により、学習の進め方が少し変わってきます。リスニング対策の進め方において、学習者のこれまでの英語学習歴により、大きく変わります。
当英語教室で英検3級に合格された方に有効であった方法ですので、是非参考にしてみて下さい。
英検3級合格に必要な条件・知識
:試験時間 65分(筆記試験40分 リスニング試験25分)
:合格最低点 65点満点中 40点程度
:必要語彙 2100語程度
:出題される英文法の範囲 中学3年間分
現状確認の為に過去問に挑戦しよう!
3級の過去問題を解きながら、チェックして頂きたいポイントがあります。
Part1の語彙問題を解き、どの程度分かるか?
Part1の英文法問題を解き、解説を読み、理解できるか?
Part4以降の長文読解問題を解き、どの程度内容を理解出来るか?
リスニング問題でどの程度正答を出せるか?
語彙問題攻略法
語彙力強化が、英検3級突破で一番重要な部分になります。語彙対策は二段階で攻略して下さい。
まず、出題される範囲の必須英単語を以下の教材を使いながら覚えてしまうのが、最短距離になるでしょう。
これである程度必須英単語を覚えたら、次に、長文問題やリスニング問題を可能な限り大量にこなし、わからない英単語をその都度記録し、覚えていくと、無駄なく学習していけます。
合格を最短時間で狙う場合は、英単語学習を進めながら、時々過去問題を解きなおし、英単語数が確実に増えているか?を確認し、合格ラインを超えたと思ったら、それ以上英単語学習に時間をかけなくても良いでしょう。
英文法攻略法
中学生3年間の英文法をある程度理解出来ている方は、Part1の問題で間違えたところを中心に学習していけば良いと思います。
中学3年間の英文法をあまり理解できていなかったり、Part1の間違えた問題に関して、解説を読んでも理解できない場合は、英文法全体の理解を早急に進めて下さい。
長文問題攻略法
英文を読み、英単語の意味がわかれば、英文がドンドン読めるという方は、語彙力対策を進めながら、大量に英文を読んでみて下さい。
英単語の意味は分かるのに、英文が読めない方は、英文法に難があると考えて良いでしょう。英文法の理解を徹底してください。
リスニング問題攻略法
過去問題のリスニングをやり、正答率が低い方は、以下が原因になります。
・音に慣れていない。
・英文をスラスラ読めない。
小さい頃から英会話教室などに通い、ネイティブと触れ合う時間が長かった方などは、基本的に音に慣れていない 可能性はかなり少ないと思います。
ところが、そういった経験がない方は、音に慣れていないので、沢山過去問を解きながら音に慣れる事をお勧めいたします。(リスニング時間を多く取る)ただし、英語を聞いてよくわからない時に、スクリプトの英文を読み、スラスラ読めない方は、まず英文を沢山読み、リーディング力をアップさせながら、過去問題を解くようにしてください。
整序問題攻略法
英単語や英文法の理解を進めてから、並べ替え問題の対策を始める方が効率よく進みます。森沢先生の瞬間英作文練習をやり、スラスラ出来れば、この部分で点数はある程度確保できるはずです。
瞬間英作文を使った練習は有効ですが、時間もかかるので、合格点数を早急に超えたい場合は、過去問題を解くだけにしておき、その他のセクションで効率良く点数を稼ぐ方が、時間の無駄も少なく済むと思います。他のセクションで点数を稼ぐ方が、学習時間は少なくてすみます。
語句整序問題対策は一番最後に進めて下さい。英単語、英文法など総合的な力が問われるので、最後に取り掛かる方が合理的です。
まとめ
まず過去問題を解き、現状を分析してください。そして必要な事から対策を進めて下さい。学習を進めながら、時々過去問題 でチェックをし、進行具合が順調か確認してみると良いでしょう。
英検準2級 勉強法 1秒でも早く合格したい方へ。
Contents
英検準2級 勉強法 1秒でも早く合格したい方へ。
食欲の秋にあまり太らずに、むしろ少し体重を落とせてホッとしているこの頃です。
さて、英検準2級にチャレンジしようと思っているけれど、学習していく上で、何から手を付けて良いのかわからない。または、何度も挑戦しているけれど、中々合格出来ない とお困りではありませんか?
そんな悩みをお持ちの方でも、いくつか基本的なポイントを押さえると、確実に合格ラインを突破出来ます。
当英語教室で、実際に英検準2級をパスした方は、それらのポイントをおさえて合格に繋げています。
ぜひ、楽しみながら、効率よく英検準2級合格を狙ってみて下さい!
英検準2級合格に必要な条件・知識
対策を行っていく上で、英検準2級合格に必要な条件・知識を大まかに頭に入れておいて下さい。英検準2級はこんな感じの試験です。
:試験時間 筆記65分 リスニング25分
:合格最低点 75点満点中の45点程度
:必要語彙 3600語程度
:英文法の範囲 高校2年生程度
まず、過去問題にチャレンジしよう!
やみくもに学習を開始しても、時間が無駄になるので、準2級の過去問題をまず解いてみて、どの程度できるか確認してみるところから、始めてみて下さい。
そして、特に以下の点について確認してみて下さい。
・第一問で語彙問題はどの位正解できるか?文法問題はどうか?
・長文問題でどの程度正答が出せるか?文章の構造を正確に取り、意味を理解できるか?
過去問題を解き、リスニングがあまり点数が取れなくても、最初の段階で気にする必要はありません。リーディングの力が付いてから、リスニング対策を始めると、一気に聴く耳を作ることが出来るからです。
英検3級を余裕を持って合格したのに、過去問題に全く歯が立たないという事であれば、その場合は英単語と英文法の知識が付いてくると、出来るようになると思いますが、3級をギリギリでパスし、準2級は全然ダメだという方は、3級の英単語と英文法をまず固めることをお勧めします。急がば回れです。
もし、英文を読む際に、準2級相当の英文法の不明箇所が出てきたら、その時に、その部分を学習する事もお勧めいします。印象に残り覚えやすいと思います。
英文を読む作業と英単語を覚える作業を平行する。
英単語を増やさなければなりませんが、その為には2つの作業を同時並行して進めると良いでしょう。
・英検準2級でよく出題される英単語を少しずつ覚える。
・英文を読みながら、英単語を覚える。
試験によく出る英単語を覚えて行くためには、過去のデータに基づいた英単語本を一つ買い、少しずつ覚えていくと良いと思います。
準2級第1問の対策に関して言えば、選択肢は4つですので、3つを自信をもって選べるようになるところまで学習を進めて下さい。ただし、英単語本を使い、英単語を覚えるのは、忘れる度合いも高いので、これをメインで英検対策を進めるのは、やめて下さい。隙間時間を利用して、少しずつ覚える方が良いでしょう。
英文を読みながら、英単語を覚える作業に関してですが、過去問題集を購入し、どんどん英文を読みながら、自分が知らない英単語を覚えて下さい。新しい問題をドンドン読む作業と、一度読んだ英文を再度読みながら、覚え切れていない英単語を吸収していく作業を平行すると良いでしょう。こうすることで、英単語力増強と英文を読む力の両方をバランスよく形成出来ます。
英文を読みながら、英単語を効率良く吸収できない方は、文章構造を正確に取れておらず、きちんと内容理解出来ていない可能性があるので、これがひどいようであれば、3級の英文をたくさん読むことをお勧めします。わからない英単語が沢山あるものの、ある程度読めるようであれば、ドンドン読みながら英単語や表現を吸収する事をお勧めいたします。
リスニング対策をいつ始めるか?
英文がある程度スラスラ読めるようになってから、リスニング対策を始めると、おそろしく聞き取れるようになっているはずです。英文はスラスラ読めるのに、聞き取りがきちんと出来ない人は、ディクテーションを行い、聴ける耳を作ると良いでしょう。
リスニング対策に対する考え方は色々ありますが、スクリプトの英文がスラスラ読めない状態の方が対策を始めても、得るものが殆どないので、まずリーディング力獲得に全力を注いで下さい。
語句整序問題対策は一番最後にする!
英単語を並べ替えて、意味が通る英文を作る問題ですが、これは一番最後に対策をすれば良いです。
英単語、英文法、英文を読む力など総合的な力が問われるので、最後の最後に対策した方が時間的にお得です。知識が少ない時に、様々な問題を解いても、ほとんど正答率は変わりません。また、合格するためには、全体でおおよそ45点取れれば合格ですので、この問題で高得点を上げられなくても、合格は狙えます。
とにかく、対策を始める前に知識を充実させた方が、お得です。
まとめ
英検準2級で合格を狙うためには、語彙数を増やす作業を効率よく行いながら、英文をスラスラ読める力を早く獲得する事が非常に重要です。
この力を獲得してから、整序などの問題別の対策を開始すると、かなり効率よく学習を進められます。
楽しみながら、合格をめざして下さい!
英検2級 ライティング 導入について
Contents
英検2級 ライティング 導入について
少し前になりますが、日本英語検定協会から、2016年度第1回分の試験から、2級でライティング試験が導入される事が発表されました。
今回は、これを受けて「英検2級 ライティング 導入 について」をテーマにお伝えしたいと思います。
2016年度第1回目から開始のライティング
2016年度第1回目から英検2級にライティングが導入されることになりました。詳細はコチラを。新傾向の問題では、テーマを与えられ、それについて80語~100語で意見を記述できなければなりません。
英検対策において、英単語を大量に覚えて、英文が読めるという受動的な知識だけでは対応出来なくなったことを意味します。新傾向に合わせてどのような対策が出来なければならないか?を以下に記したいと思います。
英検2級ライティング対策はどうすれば良いか?
簡単な英作をする力
ライティング問題で点数が取れるようになるためには、簡単な英作が出来る必要があります。
簡単な英文をスラスラ作れるようにしておくと、解答する為の時間も少なくて済みます。中学3年間で習う英文法項目を使った英作文だけは、確実に素早く出来なければならないでしょう。
使える英単語の数を増やす
これまでの2級対策では、英単語の数とその意味をを大量に知っているだけで、あまり英単語の運用能力がなくても、高得点が獲得出来ました。
これからの試験でも、単語をそれらを知っておく事は武器になりますが、ライティングである程度点数が取れるためには、意味に加えて英単語の語法について(例えば、動詞 人 to do のような )、ストックを増やすことが重要になります。
意味だけを知っていても、使い方を知らなければそれはライティングでは使い物になりません。
自分の意見を持つ訓練
簡単な英作文と英単語の語法の理解が出来るようになった上で、次に重要になるのは〝自分の意見を持つ訓練〟です。
知識が幾らあっても、試験会場で、アイデアが見つからなければ、書くのに予想外に時間が取られてしまうでしょう。これを防ぐためにも、日頃から、新聞やニュースで様々な考えに触れながら〝この問題に対して、自分はこう考える〟と言うように、自分なりの意見を持つ訓練が必要になるでしょう。
アイデアがスグに見つかり、スラスラ筆を運ばせる事が出来れば、ライティングにあまり時間を取られずに、他の問題に時間を割くことが出来ます。結果として高い得点を獲得できる可能性が上がります。
英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。
英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題
〝英検3級を我が子に取得させたい〟とか〝英検3級を取得したけれど、その後の英語学習で悩んでいる〟という方がいらっしゃるかと思う。
今回は『 英検3級 子供 が取得する方法とその後の課題。』をテーマにお伝えしたい。
英検3級は聞ける耳作りと大量のインプットで小さい子供でも攻略できる。
英検3級を小さな子供が取得する為には、聞ける耳作りを早い段階から行う事と、英単語などを含めて大量のインプットを行うことである。
リーディングで点数を稼ぐという方向ではなくて、リスニングで大量に点数を稼ぎ、可能な限りリーディングで点数を稼げるようにすると、小さなお子さんでも突破出来る。
そのような観点から考えていくと、ゲームなどを通じて英語を大量に聴いたりインプットする事を継続していくと、3級までは到達することが出来ると思う。楽しみながら大量に英語を浴びることが重要である。
遊び英語と英検準2級の壁
ゲームなどを外国人講師としながら、英語を大量にインプットし、無事英検3級に合格した後で、多くの子供たちが抱える問題が出てくる。
それは・・・〝得点源としていたリスニングで点数が全く伸びなくなり、英文も全然読めない〟ということである。〝楽しみながら、英語をインプットしていたのに、同じ事を継続していても点数が全然伸びない・・・〟という状態に陥る。
お遊び英語から脱却するには理屈の理解が不可欠
英検準2級に合格するためには、ある程度英文を理解しながら読めなければならない。また、英文を理解しながら読めなければ聴く力も育たない。
これらの力を形成していく為には、残念ながらお遊びだけを継続していても、状況は打開できない。状況をみながら、少しずつ英文法などの理屈を理解していく必要がある。
実は多くの親御さん達がこの点に気付いていない。これは、親御さん達自身が英語があまり出来ないことと、自ら上達した体験が無いので、どのように我が子を正しい方向性で英語学習を継続させるか?という方向性が見えないからである。
ゲーム形式で楽しく学習を進めるのは、私が思うに、大量の生徒を飽きさせずに捌く為には、子供も楽しめ、嫌がらく、実に都合が良い。ところが、上記でお伝えしたように、ある程度の水準になると、理屈の理解を進めて行かなければならない。多くの時間と忍耐が要求されるが、これを避け続けても、何も良い事はない。覚悟を決めて少しずつ進めて行くしかない。
英検準2級 2級 違い とは?
英検準2級 2級 違い とは?
英検準2級に合格した方が、2級にチャレンジしようとする時に、〝どのように対策を進めていけば良いのかわからない〟 とか 〝どの位の難易度であるのかを知りたい〟 と生徒さんから聞くことが度々ある。
今回は『 英検準2級 2級 違い とは? 』をテーマにお伝えしたい。
それぞれに求められる語彙力水準
一般的に英検学習に取り組む時に一番問題となるのは、語彙力である。英検準2級で必要とされるのが3600語、一方、2級で求められるのは5100語あまりである。
つまり、2つの受験級において1500語程の差がある。
新たな英単語1500語を習得することにも力を注いで欲しいが、もう一つ忘れていけないことは、英検準2級の中で完全に習得できていない英単語をシッカリと覚えていく ということである。やさしい水準の英単語程、使われる頻度が高いことになるので、この穴は可能な限り早く埋めていかなければならない。
準2級から2級にスムーズに移行するには?
英検準2級から2級にスムーズに移行するために必要なことは以下の2点である。
・1500語余りの語彙の差を可能な限り早く埋める。
・リーディング力を早い段階から高める訓練をする。
1500語には、設問のpart1の語彙問題対策とリーディング問題2つが含まれている。
語彙問題対策の為には、過去の英検問題の出題データをベースにしている英単語集や問題集をうまく使うと良い。
リーディング問題用の英単語習得の為には、英単語集なども有効ではあるが、記憶の定着とリーディング問題で得点を上げる という観点から考えた時に英検過去問題を読みながら進めていくのが望ましい。
リーディング力養成が決定的な差を生む
リーディング力を養成することは、英検突破の為の重要な要素である。英文が読めないと、リスニングも出来るようにならない為、リーディング養成を早急に進めることが重要である。
基本的な英文法の理解が出来ており、英文の構造をシッカリと把握できる方は、どんどん英文を読み込むと良い。
英文法もそれなりに理解しており、英単語もそれなりに知っているのに、リーディングが出来ないという方の多くは、英文を読むことになれていない場合が多い。英語の発想に慣れていない場合が多い。同じ物事を表現するのに、英語の世界の表現方法と日本語では大きく違う場合がある。文法や英単語などの知識があるのに、英文が読めないという方は、多くの場合ここに問題を抱えている。
英文を実際に読みながら、この感覚に慣れていかない限り、いつまで経っても英語は読めるようにならないので、一日も早くリーディング力養成を始めるべきである。
また、英文がスラスラ読めるようになると、英文を処理できる単位が大きくなるため、リスニング力もそれに応じて伸びるし、英文に触れる量が増えれば、それだけ英単語を覚える機会も増えることは言うまでも無い。
英検2級 英会話 を始める理想の段階。
Contents
英検2級 英会話 を始める理想の段階。
英会話学習を開始してみたけれど、どのように学習を進めてみれば分からない・・・ とか 英検取得を目指して学習しているが、最終的には英会話も出来るようになりたい・・・ などという悩みを持っておられる方も多いと思う。
今回は英検学習と英会話学習をうまく融合させる方法『 英検2級 英会話 を始める理想の段階。』をテーマにお伝えしたい。
英会話学習に挫折してしまう理由は?
英会話学習を始めて挫折してしまうケースは様々であるが、一番多いケースは〝上達した感じがしないから〟が多い。そして、このような状態になってしまうのは〝簡単な英文をスラスラ作れない〟〝語彙力が少ない〟〝聴き取が上手にできない〟場合が多い。英語4技能の力が不足しているからである。
英会話は英語の4技能の総合力である。
・リーディング力(読めなければ、聞き取れない。)
・リスニング力 (聞けなければ会話は成立しない)
・ライティング力 (英作文が出来なければ、口から英文を出すことはできない)
・スピーキング力(自分の持っている力を総合して口から出す力)
英検学習は4技能をある程度バランスよく伸ばすのに最適だ。
確かに英検を持っているだけで、英会話が出来る保証はないが、基礎知識がある程度頭の中にあれば、英会話練習を少しずつ行いながら、段々上達することが出来る。
英検2級取得に集中し基礎力を上げてしまう。
英会話を早急にする必要が無い方や、今現在英検学習を行っている方は、まず英検に集中してしまうことをお勧めする。それは、これまで述べたとおり、基礎力の充実こそが、英会話学習をスムーズに進める礎となるからだ。
いきなり英検2級を取得するのが難しい段階の方は、英検3級、準2級と段階を踏み、英検2級合格を目指すとよい。この学習を通じて、英文法の体系的な整備、語彙力の獲得、聞ける耳作り などを行ってしまうと良い。
英検2級取得者がスムーズに英会話力を付ける為には・・
英検2級を取得した方が英会話学習をスムーズに行う為にお奨めするのは『短文 英作文練習』と『会話力』を磨くことをお勧めする。
特に後者は意外に盲点になっている部分である。英語力はあっても会話力が無い為に、英会話が出来ない方がたまにいらっしゃる。
また、英会話力をさらに発展させようと思っている方は、ある程度英会話が出来るようになり、意思疎通に困らなくなった段階で、英検準1級や英検1級にチャレンジし、英語4技能のレベルをさらに上げることをお勧めする。
英検求人 について ~転職・キャリアアップに繋げる為に
Contents
英検求人 について ~転職・キャリアアップに繋げる為に
英検学習をしている人の中には、英検取得を転職やキャリアアップに繋げたいと考えている方も多いと思う。本日は「 英検求人 」についてお伝えしたい。
英検取得と求人内容について
英検取得をし、自分のキャリアアップに繋げたいのであれば『自分がターゲットとする英検級を取得した時にどのような事が出来るのか?』という事と『その英検級でどの位の待遇を得られるのか?』を考えておくと良いと思う。
以下にネットで私が調べたものを書いてみたいと思う。
英検準2級と求人内容・待遇
英検準2級を取得している方が、それを活かすことによって出来る仕事で多かったのは、主に以下であった。
託児所系のお仕事と塾などでの採点補助員、一部の指導内容がマニュアル化されていると思われる子供英語教室であった。
待遇に関しては時給換算にして800~1000円位というところであった。
英検2級と求人内容・待遇
英検2級を取得している方が、出来るお仕事は以下であった。
子供英語教室・塾講師・英語教室の受付業務などである。
待遇に関しては、時給換算で1000~1500円位であった。
英検準1級と求人内容・待遇
英検準1級を取得している方が、出来るお仕事は以下であった。
英語を使ったオフィス系の仕事・英会話講師・TOEIC・英検クラス指導講師などである。
待遇は時給換算で2000~2500円位であった。
英検1級と求人内容・待遇
英検1級を取得している方が出来るお仕事は以下であった。
英語を使ったオフィス系の仕事・英会話講師・TOEIC・英検クラス指導講師・大学の英語担当非常勤講師などである。
待遇は時給換算で2500~3500円位であった。
英検取得をキャリアアップに反映させる為に
英検準2級を取得している方は少し頑張るだけで時給が500円程度アップ出来るので、上手な 英検リーディング や英検リスニング学習方法を選択し、英検2級を早めに取得してしまう方が良い。
英検2級を取得している方は、ちょっと工夫するだけで、結構おいしい思いが出来るように思う。例えば英語が苦手な中学生や高校生に上手に指導することが出来き、自宅などで開業すれば、現在と同じ英語力で時給が下手をすると2倍位に出来るように思われる。この時に必要となるのは、指導力と集客力である。
英検準1級と1級を取得している人は、英語指導の仕事は勿論、英語を使ってその他の仕事が出来るようになるので、仕事の幅が格段に拡がる。
待遇面に関しては、英語を指導する場合、英検2級の場合と同じように指導力に磨きをかける事と集客力が重要になる。
英検準1級・1級取得者がオフィスワークをする場合、英語を道具として使用することが求められる為、学習段階から、道具として英語を使えるように考えながら学習していくことも重要である。
例えば、英検準1級や英検1級でリスニング学習をする際に、補助的にラジオ英会話などを使ってリスニング力を上げようとする。この時に、ラジオの中の講師が、ある英語表現について説明をした時に、『今の自分の仕事にこれは必要だから覚えよう』とか『自分の仕事では、この表現をこういう場面で使うと良いな~』などと考えながら学習していくということである。
また、2次試験の英語面接の為に、短文英作文などの練習をする時にも『この英文を自分の仕事で活用する時にはどのようにアレンジするのが良いだろう?』と思いながら練習をすると、試験に合格するだけではなくて、それを活用する時に、自分が勉強したことが役に立っている感覚になると思う。
転職を考えている方は〝現在の英検取得級と自分の力をどのように結び付けると次のステージに行けるのか?〟と考えることが重要であると思います。
例えば、英検2級を取っている営業マンが転職する際に英会話が必要な場合、短文英作文の練習を駆使してコミュニケーションに必要な英会話力を獲得出来れば、それだけでも結構な武器になるはずです。この時に重要なのは簡単な英作が瞬時に出来るようになる事と、自分の仕事内容をそれらの知識をうまく加工し説明出来るようになることです。