前回までのブログでは、英検対策をやる上で、試験の難易度に誤差がある対策問題集を使うのではなくて、過去問題をしっかりやろう という話をお伝えしました。今日はここから一歩発展させて、英検過去問題からのデータをどのように活用するか?という話をしたいと思います。
英検準1級の38番~41番までの過去問題をやり、4問中1個しか正解できなかった とします。
この時に単に正解数だけではなくて、何ができなかったのか?ということを明らかにする必要なります。いかに重要なチェックポイントを記します。
・本文の英文を一文一文を正確に和訳出来ているか?
・英文を正確に早くできるけれども、時間がかかりすぎているという事は無いか?
・書かれている英文の話や論理を追えているか?
・設問をきちんと理解しているか?
・選択肢の内容をきちんと正確に和訳できているか?
チェックする時はここまで確認します。そうすると、これに対して具体的な対策を立てる事ができるようになります。
1人友を正確に和訳できていないという人は、基本的な英文法に問題があったり、英語構文に弱点があるためそのための対策が必要になる など具体的な対策ができるようになるのです。
4問中1個しか出来なかった というのは、単なる結果で、この結果を基にして何も考えていないのと同じなのです。次回のブログでは、英検過去問題の違う利用法について話したいと思います。