英検が国家公務員採用にも導入される。

英検が、人事院に寄ると、国家公務員採用試験総合職にも適用される事が、7日に報道されていました。採用試験で一定レベル以上を取っていると、点数として加算されるのだそうです。 7日時点では英検何級以上が適用されるのか詳細は書かれていませんが、おそらく準1級以上になるのではないかと私は思っています。

報道によると、現在でも英語読解問題は、あるそうなのですが、幹部候補生の英語力を見ようと言う試みなのだそうです。

今回の基準は、TOEICの点数から見る限り、さして難しいものでもありません。誰でも勉強すれば到達できる英語力です。ものすごいシンプルな言い方をすると.英語辞書なしで英字新聞が、ある程度すらすらと読めるのであれば、このレベルに到達していると言っていいのかもしれません。

私はよく、当英語教室の生徒さんに、英語力で格差を生み出すのは、英会話力ではなくて英語を読んで理解する力であると言っているのですが、このような社会の流れを見ていると、私の読みは、たぶん当たっていると言えるでしょう。

できるだけ早い段階で、正しい英語学習の仕方を知って、それに合わせて少しずつ楽しみながら学習していけば、あまり心配しなくても良いと思ってます。

 

英検合格絵巻

お正月期間に、マツコ&有吉の怒り新党という番組を見ていた時に「素人にはおススメできない神社」というコーナーがありました。その場所に、ロケスタッフが絵馬を納めに行ったのですが、非常に凄まじいところにある神社で、ロープを使って登ったり、なんやかんやで着くのに1時間半くらいかかっていたように思います。

様々な困難を乗り越えて、ようやく目的の神社にたどり着いた時に、そこに〝英検合格〟と書かれた絵馬がありました。

この絵馬を見た時に私は思わず笑ってしまったのですが、と同時にこの絵馬を書いた人はきっと英検に合格できるだろうと確信しました。というのも、私がその場所に同じ内容を書いた絵馬を持っていくだけの根性はないからです。それだけの根性ある方なら、英検学習をやっていて辛い時でもきっと乗り切ることができるでしょう。

実際、英検学習をやっているとモチベーションを維持できなくなる方がいます。こういう方の共通点は、合格までの青写真がしっかりと見えていないことにあると思います。目標を掲げても、その目標が自分の現在地と照らし合わせてあまりにも高すぎるケースでは維持するのが難しくなったりします。ですので、目標設定を細かくやることが必要になります。

英検学習の目標設定の仕方について次回は書きたいと思います。