英検 モチベーション を維持する為に。

学生さんから社会人の方まで英検対策のために当英語教室に通って下さってる方がいるのですが、生徒さんが継続して通ってくれる理由というのは、モチベーションが維持できるからであると思います。

では、なぜモチベーションが維持できるのか? と言うと・・・

「段階的に上達していることを実感できるから」ということに尽きると思います。

前回のブログでもお伝えしましたが、特に英単語力が大幅に増えてくるのが体感できると、だんだん自信が持てるようになり、英検学習のモチベーションが上がるようです。

英検学習をしていると、ついつい先に先に進みたくなるものですが、重要であることは「全体的に観て前進しているかどうか?」ということです。

穴の開いたバケツに大量に水を進み続けても、なかなか水は溜まりません。少しずつ水を注いでも、バケツに穴があいていなければ、水が段々溜まってきて、それを見ているのが嬉しくなります。

英検学習のモチベーションを維持できない方は、〝頭の中に残す学習ができていない〟という場合が結構多いように思います。

自分が英検学習行っている時に、モチベーションを維持するには、前進するだけではなくて〝どれだけ自分の頭に残っているか?〟〝頭の中にどれだけ残す学習が出来ているか?〟という視点が非常に重要になります。

英検 語彙 増強で自信を付けた生徒さん。

英検1次試験本番まで日程が迫ってきましたが皆さん対策は順調に進んでいますか?

さて今日は、英検準1級対策で主に語彙増強に力を入れている生徒さんについて話をしたいと思います。この生徒さんは、なかなか語彙力増強を自分で行えないという事で、当英語教室に通い始めた方なのですが、順調に語彙力が伸びてきており、それを実感されているようです。ご本人の口から「最近英単語が増えてきて・・・」ということをおっしゃっていました。

英語学習をする上で、語彙力増強に自信が持てると、確かにその後の勉強が順調に進むように思います。

いずれ別な形で詳しく述べたいと思いますが、英単語力増強のコツは、反復と印象であると思います。なかなかその感覚をお伝えするのは難しいのですが、印象が出来るだけ強まる状況で、反復を繰り返すということが重要です。反復するのは勿論重要なことなのですが、印象が薄いと、反復をしてもなかなか記憶には留まりません。

だんだんと頭の中で、確実に記憶にとどまっている英単語の数が増えてくると、英検学習をしていく上でのモチベーションも上がるように思います。単に英語学習をダラダラ続けるだけではなくて、モチベーションが上がるような形で学習していけるように、日頃から心がけることが重要だと思います。

英検 単語帳 自分に合わない時は潔く見切りをつける。

大学受験も視野に入れつつ、英検対策も考えて教室に通っている学生さんに、とある日英単語学習と英単語帳について尋ねてみました。

『ここの教室でやっている英単語の覚え方の方が覚えられないかい?』:私

『はい そう思います。』:生徒さん

『僕がそんな尋ね方したら、否定なんて出来るわけ無いか(笑)だけど、合わなかったら合わないとハッキリ言ってくれて良いよ。時間を無駄にするのは勿体無いから。』:私

『大丈夫です。』:生徒さん

『普段何か英単語張は使っているの?』:私

『学校で与えられたものは今一私には合わなくて、別のものを使っています。』:生徒さん

『フィーリングが合わなかったら、覚えにくいし何よりも、頭の中に残らないからそれで良いと思うよ。』:私

こんなやりとりになりました。

英検受験の為に英単語帳を使っている方も多いと思いますが、自分に合わないのであれば、別なものに買い換えた方が宜しいかと思います。せいぜい1000円か2000円位のものです。そのお金よりも、時間的損失の方が大きいと思います。

英単語帳を使う時のポイントは、7~8割位英単語を知っているものを選ぶことです。その方がより印象に残りやすくて覚えやすいと思います。

英検学習 が順調に進んでいる生徒さん。

英検試験までもう少しになりましたが、一次試験対策は進んでいますか?

本日はある学生の生徒さんのお話です。英検対策を行っているのですが、非常に順調に進んでいます。4月の段階で5割位の正答率だったものが、前回のレッスンでは98%にまでなりました。半年間でこれだけ出来るようになったのは、素晴らしいことです。

この学生さんの良いところは、一つ一つの事を確実に身に付けてくれることです。ですから、時間が経過すればするほど、確実に全ての能力が上がります。

8月になるまでは、リスニングに関しては、教室ではほぼ何も手をつけずに、英文法、英単語力を含めた英語基礎力の充実に徹底的にこだわったのですが、やはりその作戦は間違っていなかったようです。

8月になり、リスニングに手をつけ始めた時は、6割位の正答率でしたら、今はリスニング問題全体で1問間違うかどうか?です。

英検試験直前になり、この生徒さんに最後に伝えたことは『かなり出来るようになったから、うまく行くと満点もありうるかもしれないけど、満点を狙いで試験を受けては駄目だよ。確実に正解を選ぶことを心がけて、結果として満点であれば何も問題はないけど、満天が先に頭にあると思わぬトラブルが起きかねないから』ということでした。

英検試験では慌てずに、確実に設問に答えて下さい!

英検二次試験 対策 で目覚ましい進歩を遂げる生徒さん。

前回のブログでは英検二次試験対策で挑んで生徒さんの話をしましたが、今日もこの生徒さんの話をお伝えしようと思います。

この生徒さんは、前回もお伝えした通りなのですが、何か1つ自分が言いたい表現を思いつけないと、そこで答えが行き詰まり困るというパターンが結構多かったのです。それは劇的に少なくなったので、理由を尋ねてみたのですが・・・

「自分が言いたい表現が見つからないと、私はすぐに辞書を引いて調べてしまうのです・・・」とおっしゃいました。

英語学習をしていく上で自分がわからない事を辞書で引いて確認するということは、悪いことではありません。ですが英検二次試験対策のために、自分の口で目の前の状況を表現しなければならない時に、答えをサポートしてくれる辞書のようなものがないと、その答えを口から出せないというのであれば、それは大きな問題です。

その話を私が生徒さんから聞いた時に『ああ・・・それをやっていましたか・・・・』と思わず言ってしまいました。

私はこの生徒さんから授業中に、この状況を聞く前に、思考訓練の重要性の話をしたのですが、思考訓練はこのような状況も打開するのに役立ちます。

例えば「札幌駅はどこですか?」という文章を頭の中に思いつけなければ、この状況に近い日本語を考えてみるのです。重要である事は「自分が札幌駅にたどり着ける状況を手に入れる」ということです。

・どのように札幌駅に行きますか?

・札幌駅への行き方を知っていますか?

・札幌駅は近いですか?

などなど色々考えられます。

このような形で、思考訓練を通じてアイデアを最低3つ、可能であれば5つ出してもらうことにしました。だんだんその成果が出てきているようです。

英検二次試験 対策 で目覚ましい成果を上げる生徒さん。

英検一次試験も間近に締まってきましたが、英検二次試験もおおよそ1ヶ月後です。そのためにレッスンに通われている生徒さんもいらっしゃいます。

ある生徒さんは、二次試験のイラストの描写を含めた全般が苦手で、その対策のために通われているのですが、基礎力が非常に高いため、わずか数回のレッスンでかなり上達してきました。言うまでもないことですが、原因究明と弱点対策がとにかく重要であると痛感させられます。

この生徒さんの問題点は、自分が言いたいことを言えなかった時に、そこで答えに詰まってしまった時や、答える為のアイデアが見つからない時に、パニックで頭が真っ白になるというものでした。自分が言いたい事を、自分の思った方向性で伝えることができなかった時に、混乱してしまうのです。英検二次試験後のための基礎能力は発音も含めてなかなかの状況なので非常にもったいない状況です。

そこで、私はこの生徒さんに「思考訓練」を して頂くことにしました。

テレビのニュースなどを見ていた時に、それに対してどう思うか? などと、幾つか具体例を示して考えることを徹底してやっていただいたのです。そうすると短時間で劇的に状況が変わってきました。答えに詰まることがかなり少なくなったのです。

英検試験面接練習をやっていると、時々この生徒さんと同じような問題を抱えた生徒さんが出てきます。日本人は小さい頃からやはり受動的な学習を続けてきているからなのか、自分が思ったことを瞬時にまとめる事を苦手とする方が多いと思います。

思考訓練がいかに重要かを改めて痛感しました。