英検 合格 最新情報

当英語教室の前回の英検の結果を本日はお伝えしたいと思います。

今回は、2級合格者が2名、準2級合格2級合格者が1名でした。

2級合格者の方は社会人1名と、高校生1名。準2級合格者は中学生でした。

合格者の方、全員に言えることは、英文を読む力が少しずつ上昇しているということです。地道に英語リーディング能力を鍛えてきた結果、英語が少しずつスラスラと読めるようになり、そしてリスニング力も形成されてきています。

2級に合格された社会人の方の場合ですが、以前準2級を受けた時は、リスニング力が本当にギリギリの状態であったのです。これは、聞き取る力と読み取る力両方が不足していたためでした。

まず、英文をスラスラ読む力を形成して頂くために、毎週レッスンにお越しになるたびに様々なものを読んで頂きました。ある程度リーディング力が形成されてきたところで、今度は聞き取る訓練も同時に開始して頂きました。そうすると面白いようにリスニング力も形成されてきたのです。準2級受験の時に、リスニングに苦しんでいたのがウソの様です。(笑)

どんなに、リーディングやリスニング力に難がある方でも、原因究明をシッカリ行い、適切な対策を施し、生徒さんが少しずつ頑張れば、必ず力は付くという大きな証明になったでしょう。

次回は、上記の高校生のケースについてお伝えしたいと思います。

英検 英単語 覚え方4

英検試験突破の為に英単語を覚える方法について、これまでブログで述べてきましたが、今日もその続きです。

英単語学習をする時に、重要であることは、入力をシッカリとするという事です。英単語を覚えてもすぐに忘れると言う方は、意外と入力がうまくいっていない可能性があります。

実は、私自身がそうだったので、痛いほどこの状況は解かるのです。

1時間に100語覚えたつもりになっても、80個忘れてしまっているのでは、20個覚えたことと変わりはないのです。

よく英単語学習の方法として、大量に英単語を眺めていきましょう と仰っているかたがいます。

もし皆さんがこの方法で継続的に覚える方が、効率が良いのであれば、この方法を取るべきです。

私の経験論からなのですが、私の場合は、大量のインプットをやっても殆ど抜けてしまうし、後でどんなに復習をしても殆ど役に立たないということに気付きました。

それは、結局英単語を覚える為の下地作りを含めて、インプットをしっかりやっていなかったので、覚えたつもりになっていたからなのです。それに気付いてからは、大量に眺める方法をやめて、インプットの時点で本当に入力がうまく行っているかを確認するようになりました。

覚えてから1時間経っても覚えている場合は、入力はうまく行っていると思いますが、抜けている場合は、うまく行っていないように思います。

英検 英単語 覚え方 3

英検で英単語を覚える為の方法について、色々と記してきましたが、今日もその続きです。具体的な方法論について述べていきたいと思います。

英検の語彙対策などをする生徒さんから、よく聞かれる質問は『先生はどのようにして英単語を覚えたのですか?』というものです。

結論を先にお伝えすると『様々な方法で覚えた』ということになるのです。

私は、記憶力がもともと弱いので、様々な方法を取る事になったというだけなのですが、本当にその通りなのです。トライした方法を以下に記したいと思います。まるで様々なダイエットに挑戦した人のような状況です。(笑)

・語源で覚える。

・カタカナを利用して覚える。

・文脈を利用して覚える。

・語呂合わせを利用して。

・映画をみて。

・実際に英会話で使ってみて。

・英英辞典を利用して。

・分野別に分類して。

・類義語辞典を利用して。

・リスニングしながら。

私が試した方法論は結構な数になります。私が特別に思えるかもしれませんが、私達が日本語の語彙を吸収しているプロセスは、実はほとんど、これらの覚え方と一緒といっても良いかもしれません。

様々な方法論を通じて、英単語を覚えることをお奨めするのは、その方法論自体が、前回のブログの中で記した英単語を覚える時に重要である下地作りに繋がります。

ああ『この英単語は語呂合わせで覚えたな』などという具合に下地になるので、記憶を高める効果があります。

英検 英単語 覚え方 2

英検合格の為に、英単語を覚える方法について話をしているのですが、前回のブログで、英単語を覚える為には、下地をきちんと整備する必要があるという話をしました。今日はその続きです。

英検英単語を覚える際に、可能な限り、その英単語の周辺情報を汲み取るようにすることが重要です。そうすると、単純に覚えた場合よりも、はるかに楽に覚えることが出来ます。

ここで言う周辺情報というのは・・・

・どのような文章で出てきた英単語か?

・同じ意味を持つ英単語は?

・反対の意味を持つ英単語は?

といった形で可能な限り周辺情報を汲み取るようにすると、下地が形成されるので、より意味のある情報になります。

例を一つ上げてみましょう。

その昔、私が海外に住んでいた時に、私の趣味であるF1レース関連の雑誌や洋書を膨大に読破したのですが、あるドライバーの自叙伝を読んでいて『manuever』という単語が出てきました。当時の私はそれを知らなかったので、辞書で調べることとなったのですが、背景が明確だったので、辞書で調べる前にある程度予想もついたのです。

1990年に赤い車に乗った二人の名ドライバー同士のチーム内における確執  という背景を理解していた=下地が明確だった ので、今日までその英単語を明確に覚えています。

次回のブログでは、具体的な英単語の覚え方について記したいと思います。

英検 英単語 覚え方

英検学習の為に英単語を沢山覚えたいと言う方が沢山いらっしゃるかと思います。そこでまず考えなければいけないのは・・・

・一番最初の英検語彙問題対策の為に覚える必要があるのか?

・英検長文問題対策の為に覚える必要があるのか?

ということです。

極論を言うと、英検語彙問題の為に覚える必要があるのであれば、ある程度の短期決戦=短期記憶も可能です。(短期記憶はどうしても忘れやすい側面があるので、あくまでも短期で!)ところが、長文問題の中に出てくる英単語であるとすれば、長期記憶を意識して覚える必要があるということです。

そこで、今回のブログでは、長期記憶を意識して覚える方法について、記していこうと思います。

長期記憶にする為には、まず英単語を記憶する下地を作らなければなりません。

よく私は、当英語教室に通う生徒さん達に、英単語記憶についてお話をする時に、ラーメン屋さんと電話番号の記憶と言う形でお話をさせて頂いています。

電話帳からラーメン店を100件ランダムに選び、その電話番号を覚えなさい! と言われると、なかなか出来ないものです。

ところが・・・

・自分の近所にあるお店

・自分が言ったことのあるお店

・自分の友人達が美味しいというお店

と分類し、その上で覚えていけるとすると、背景が整備されているので覚えやすい筈です。

英単語を覚える時もそれと同じです。 続きは次回。