英語検定 長文読解 の理解力を上げる方法。

英語検定 長文読解のために英文をたくさん読んでリーディング能力を上げようと思っている方がたくさんいらっしゃるかと思います。

いわゆる多読は、英語の様々な能力を上げると思うのですが、 1つ気を付けなければいけない事は、理解しながら英文を読むということだと思います。なんとなく話の流れだけを掴んで、たくさん英語検定の過去問などを読み込んだとしても、読んだ量ほど、リーディング能力は上がらないように思います。理解しながら多読をすることで、語彙力などをはじめとして様々な能力が獲得できます。

自分が英検の過去問などを読んだ時に“本当に理解できるかどうか?”を簡単に見極める方法があります。それは“文章を読んだ後で、どういう話だったのか?を自分で説明できるかどうかを確認する”ということです。これだけです。

ここでうまく説明できるのであれば、内容理解は十分出来ていると思います。ところが、理解が十分ではないと、自分が読んだものを説明することができません。英語検定などに出題される長文は、しっかりした文章が多いので、論理展開が明確です。論理の流れを追えていると、かなり細かいところまで自分で説明する時に再現することができます。

そして、これができると、真の意味での速読力獲得になります。文章を早く読んで理解できるだけではなくて、話の内容きちんと覚えていられるので、問題に回答するための時間がかなり短くて済むようになります。そうすると、試験全体にかかる時間を短縮することができます。

また、このような理解力があると、英検リスニング対策にもなります。割合長い英文を聞いたときにも、記憶に長い間止めることができるようになります。

初心者の方が理解をする訓練を始めて行くときには、長文のパラグラフ毎に行うと良いでしょう。よく言われていることですが、英文の第1パラグラフは非常に重要です。ここが理解できると、文章の方向性が決まるので以降の文章もすらすら読めてしまいます。

ぜひ、力のつく多読をやって、英語検定合格を目指してください。