前回に引き続き英検準1級以上で必要になる英作文対策の話をしたいと思います。
前回のブログで「英検の過去問をやり問題点を把握する」という話をしたのですが、文法的なエラーの他に、たまに見られるのが、設問に対してきちんと答えていないというものです。
「嘘だろう?」と思う人もいるのかもしれませんが実際に、以前こんなケースがありました。(問題は実際の英検とは全然違います。)
例えば・・・・
英作文問題は以下のようなものでした。
「あなたはケーキとチョコレートどちらが好きですか?理由も教えてください。」
このような設問であるのに、それに対する答えが・・・
「私はお菓子が好きではありません。おでんが好きなんです。出汁の旨みがたまりません。」
実際にこういう答えが結構あったのです。大概このような答え方をする質問対応していても、日本語でもコミュニケーションが取れないような方である場合が多いのです。
いくら英語力が付いてきても、このような考え方をしている雰囲気は絶対に英作文で点数は稼げるようになりません。
自分が英検英作文の問題に取り組んだときに、細かい文法的なエラーを修正することも必要なのですが、まず、問題にきちんと答えているのかを本当に考えてみてください。