英検 過去問題 をうまく活かす。4

前回のブログでは、英検の過去問題をしっかりやり、そこから上がってくるデータを利用して、より具体的な対策を立てるための準備をしましょう。という事でした。今日は英検過去問題の別な利用方法についての話をしたいと思います。

英検過去問題には、別の活用方法があります。それはズバリ『自分の学習方法が正しい方向で進んでいるか?の確認と修正です。』

例えば英検準1級の過去問題をやり『自分は一文一文を正確に読めていない』と言う問題点を把握したとします。そしてこの原因が基礎的な英文法の理解力不足という事が判明し、基礎的な英文法の学習をある一定期間行ったとします。

その対策をしばらくした後に、もう一度以前の過去問題をやってみるのです。そこで以前よりも正確に一文一文を正確に読めるようになっているのであれば、弱点対策がうまく進んでいると考えることができます。しかし、思ったよりも読めるようになっていないという場合には、別の問題点があるということなので、その時点でもう一度、自分の問題点は一体何であるのか?を再度正確に把握する必要があるのです。

自分が病気になった時のことを考えてみると分かり易いでしょう。まず診断行います。そして投薬治療などを受けたりします。これで自分の病状が好転しないときには、再度診察し、別の薬を使うなど方向修正をするものです。

英検学習をする上で、過去問題をやるというのは、まさにこういう事なのです。